試運転 ~TRIAL RUN~

初心者の拘りと見切りが激しい自己責任による鉄道模型軽加工記録

クモハ101-195,クモハ100-805[ツヌ110F] 床板振替 (1stLOTライト基板振替:表示器点灯色変更施工)

2015-10-19 21:29:29 | 国鉄/JR101系
消化不良。

KATO製JR101系クモハ101-201,クモハ100-192(ラシ101F:Mc201)で1stLOTライト基板振替による表示器点灯色変更に成功した。
これを他編成へ波及すべく2編成目の小細工に着手する。
但し前回ライト基板交換に手間取ったためクモハ101形,クモハ100形中間組込車用床板と入れ替え簡便に済ませることにした。


国鉄101系ツヌ110F 朱色1号編成(1984/10)。
[ツヌ110F]:Mc195-M'810-T'c71+Mc194-M'809-T'68-T'227-T'94-M57-M'c805

今回の入場は国鉄101系ツヌ110F(Mc195)とした。
お気に入りの編成かつ朱色1号編成が入場の決め手になった。
黄色5号では上出来だったが車体色が異なっても同様の結果が得られるか試す狙いもある。
クモハ100-805(ツヌ110F)との床板相互交換対象車はクモハ100-183(ツヌ103F:Tc48)で7号車に組み込まれている。
よって現行LOTライト基板を装着しても全く影響は無い。


入工中のクモハ100-183,クモハ100-805 (ツヌ103F,ツヌ110F)。

新金型車両と旧金型車両の部品を組み合わせるため単純に床板交換だけでは終わらせてくれない。
クモハ100-183から転用したのはクモハ100形用床板のみとした。
プリズムケース,DT21非動力台車,ダミーカプラーはクモハ100-805用部品を流用する。
特にプリズムケースケースは尾灯位置及び径が異なるため新金型車体に合わせた。


所要となるクモハ100-805用部品一式。

DT21非動力台車は編成内の走行距離と黒染車輪劣化度を揃えるのが目的である。
車輪が摩耗,劣化している訳ではなく気分的な問題で行わなくても良かった。
各々部品を組み替えるだけで済みライト基板交換に比べて大幅な時間短縮が図れた。
クモハ100-183(ツヌ103F)は非点灯を確認した時点で出場させた。
なおライトスイッチ部品の成形色が異なるため床板振替の目印にもなっている。


台枠を振替えたクモハ100-183,クモハ100-805

ライト基板を振り替えた床板と車体を嵌合させた。
朱色1号の車体と1stLOTライト基板との組み合わせはどの様な答が出るのか判らない。
クモハ101-201,クモハ100-192並の結果を期待し点灯試験を行った。




クモハ100-805 点灯試験[03C 中野]:1stLOTライト基板・床板振替施工。


JR101系クモハ100-192 点灯比較[07C 中野]:ラシ101F(1stLOTライト基板振替施工車)。
※弁天橋区仕様。

その結果は意外なものだった。
確かに発光は布幕に近くなったがクモハ100-192ほどの効果が感じられない。
車体内側に回り込んだ車体塗装が光源に反射して色温度が変わったのかもしれない。
単体では1stLOTライト基板振替の恩恵が感じにくい。
だがクモハ100-805を1stLOTライト基板へ振り替えてしまったため原形復帰は癪に障る。
ただ改めて1stLOTライト基板の点灯色温度を見ると一定の効果があったと思える。
表示器の光り方に暖かみがない現行LOTライト基板の弱点が伺えた。
そのため効果が低いながらもクモハ101-195(ツヌ110F)も同様に細工する。
クモハ101-195はクモハ101-152(ツヌ103F)と台枠を振替える。


入工中のクモハ101-152,クモハ101-195 (ツヌ103F,ツヌ110F)。

工程はクモハ100-805と変わらない。
クモハ101-152はツヌ103Fの8号車であり今後も先頭には立たせない予定である。
現行LOTライト基板更新車となるが点灯機会が無く差し支えない。


クイックヘッドマーク対応のクモハ101-195

プリズムケース交換に関してはクイックヘッドマーク用マグネットで識別できる。
ツヌ118F(Mc155)はクイックヘッドマーク未対応で大きな穴が設けられているだけである。
そのため組み合わせに迷うことはない。




クモハ101-195 点灯試験[03C 中野]:1stLOTライト基板・床板振替施工。

点灯試験結果はクモハ100-805と変わらなかった。
やはり車体色に左右されるのだろう。
この結果武蔵小金井区,豊田区仕様の1stLOTライト基板振替は先送りが決定した。
当面は津田沼区仕様を優先して表示器点灯色変更を行う予定である。
現行LOTライト基板更新車となったクモハ101-152,クモハ100-183にて表示器用プリズムへの色挿しを試行するかもしれない。
何色を挿すかが課題になるがあの2枚を組み合わせる導電板との格闘を考えると試す価値はあると思う。
表示器点灯色変更は処理方式が決まるまで進行速度を落とすことにする。
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