試運転 ~TRIAL RUN~

初心者の拘りと見切りが激しい自己責任による鉄道模型軽加工記録

京成3150形3158F+3190F 新赤電色 回着 (モハ3190,モハ3187,モハ3158,モハ3155 誘導無線アンテナ取付)

2016-10-25 21:24:53 | 京成線:3150形
待機。

グリーンマックス製京成3150形3158F+3190F新赤電色の第一次整備を開始した。
回着は2015年度中で比較的早い時期だった。
しかし3150形新赤電色で特徴を出すのが難しくプロトタイプがなかなか絞り込めなかった。


京成3150形3158F+3190F 新赤電色。
3158F+3190F:[3158]-[3157]-[3156]-[3155]+[3190]-[3189]-[3188]-[3187]。

この間増備編成の回着が相継ぎ入場順位が繰り下がった。
3158F+3190F入場までの新規京成形式リリースはスポット要素が高かった。
●マイクロエース製京成3600形3658F,3668F。
●マイクロエース製新3000形3026F。
●マイクロエース製芝山3600形3618F。
●TOMYTEC製3500形3592F未更新車。
●マイクロエース製京成1000形1037F+1029F。
●グリーンマックス製3700形3798F:リニューアル再生産品。
●グリーンマックス製3400形3408F:リニューアル再生産品。
既に3182F新赤電色が在籍しておりプロトタイプが被ったことも不運だったと思う。


プロトタイプが重複した3182F:[3182]-[3181]-[3180]-[3179]。

製品は4+4編成でモハ3156(3158F)に動力ユニットが搭載されている。
そのため3190Fの単独走行は出来ない。
ただマイクロエース製1000形1037F+1029Fとは異なりカプラー交換で3190F+3158Fの逆組成も可能になる。
その代わり前尾灯非点灯になるのが惜しまれる。


3158F-1:[3158]-[3157]-[3156]-[3155]。


3190F-1:[3190]-[3189]-[3188]-[3187]。

グリーンマックス製3150形は4+4連結部にドローバー式が採用されている。
やや不便な上にモハ3155(3158F),モハ3190(3190F)はこのまま先頭に立たせられない。
3150形は組成自由度を高めるため全車TNカプラーSP化が確定しておりドローバー式は即廃止する。

グリーンマックス製3150形系列は独自に標準化項目を設けていた。
小細工ばかりだが意外に時間を要する。
そのため第一次整備は大幅に簡略化し第二次整備時に標準化を図る。
入場第1号はモハ3155(3158F)とした。


入工中のモハ3155。

モハ3155は第1号入場には中途半端に見える中間組込が原則のM2車である。
点灯機構を持たず通過標識灯擬似点灯化が施工項目に入る。
よってモハ3158(3158F),モハ3187(3190F)より手間が掛かるため優先的に入場させた。
ところで3158F+3190Fは一度再生産が行われた。
格安の中古製品を導入したが記載が無くどちらか判らなかった。
前面窓セルが固定されていたため再生産品だと思われる。


誘導無線アンテナを取り付けたモハ3155。

運転台付車両は誘導無線アンテナを取り付ける。
屋根板は開孔済でアンテナを差し込むだけでいい。
大分バリが目立たないようランナーから切り出せる様になってきたらしい。
湯口痕は均す程度で修正を終えている。


擬似点灯化を施した通過標識灯プリズム。

部品さえ揃えば点灯化を図りたいが目途が立たない。
そのため通過標識灯プリズム先端をシルバーの油性ペイントマーカーで塗り潰した。
仮に点灯させる機会が巡ってきても溶剤で除去できるため拡張性は失っていない。
インクの乾燥後に紙用マッキーで先端をオレンジ色化した。


整備工程を終えたモハ3155。

同時に運行番号表示器を貼付した。
自作ステッカーの[55K]を採用したが本来は3300形特急成田山号(モハ3304)用に製作したものだった。
殆ど千葉線系統を占める自作運行番号表示器ステッカーは本線系統の選択肢が限られる。
改訂のタイミングを逸しており何時手を着けようか迷う。


最低限の整備内容に留まったモハ3190。

モハ3190もモハ3158と同じ内容で第一次整備を行った。
運転台側はTNカプラーSP化したが連結面側はアーノルトカプラーのまま存置されている。
誘導無線アンテナ取付を最優先しアーノルトカプラー廃止は第二次整備に廻した。
現行LOTの誘導無線アンテナは耐性が向上している。
しかし3700形3798F(→3758F),3818Fの悪夢が拭い去れず時間的余裕を確保した。
※3700形3758F,3818F誘導無線アンテナ現行LOT化済。


誘導無線アンテナを取り付けたモハ3158,モハ3187。

3158F+3187Fで先頭に立つモハ3158,モハ3187は誘導無線アンテナ取付,運行番号表示器ステッカー貼付で作業を終えている。
中間車は一度の整備で竣工させるため今回は未入場となった。




3158F-2 (第一次整備終了)。

モハ3158,モハ3187の運行番号は[A51]とした。
[A51]は原版の[B51]に[A]のレイヤーを乗せて出来栄えを確認するための試作品だった。
レイヤーは一体化せずデータ上では下に[B]が残っている。
印刷では特に違和感が無かったためその後の[A01]や[55K]も同様の方式を採用した。
何も考えずに製作した[A51]だがまさかの出番がやって来た。




3158F-1 (第一次整備終了)。

4両編成単位ではドローバー受を撤去しTNカプラーSP化したため見附が向上している。
運行番号表示器の有無も雰囲気を変える要素になった。
これは3190Fも同様である。




3190F-1 (第一次整備終了)。

行先方向幕ステッカー貼付も見送ったため相対的に貫通扉引込みが浅く見える。
全車[UENO 上野]から変更が確定しており出場時には解消される。
種別も[特急]から変えていないが第二次整備で[急行]へ改める。
種別板,行先方向幕ステッカーは基本的にグリーンマックス製3150形用を使用する。
その都合で運行番号表示器とは別工程とした。

一応走行できないことはないが第二次整備に廻した箇所が多く引き続き整備待とする。
特にカプラー関連は全車手を加えるため今後大幅に見附が変わる。
TNカプラーSP化した運転台側は前進取付を追加で施す。
現状は不自然なほど間隔が詰まっておりバランスが悪い。


連結面間隔が極端に狭いモハ3155+モハ3190 (TNカプラーSP化)。

中間車は台車のカプラーポケットを撤去しTNカプラーSP化する。
TNカプラーSPの加工は不要で取付は苦労しない。
非動力車は車輪の輪心黒色化を行うためそれなりに時間を要する。


モハ3190+モハ3189 (3190F)。

そして動力車のモハ3156はTNカプラーSP擬3の製作が待っている。
3700形3818Fから更に形状を変更する予定だった。
計画では3700形で進行していたはずだったが予備品不足と出場編成絡みで中断されていた。
さらに3708F,3728Fでは動力ユニット更新を行ったためTNカプラーSP擬3自体が不要だった。
TNカプラーSP擬3製作から期間が開いてしまいもう一度構成を見直す必要がある。


TNカプラーSP擬3採用予定のモハ3156(3158F:動力車)。

動力台車との支障部を再確認し完成形を目指したい。
なお3158F+3190Fでの同時出場は考えておらず先に3190Fから入場させる。
ここはマイクロエース製1000形1037F+1029Fと異なる点で組成自由度に拠る。
既存の3150形を更に活かせるのが強味と言えるだろう。

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