試運転 ~TRIAL RUN~

初心者の拘りと見切りが激しい自己責任による鉄道模型軽加工記録

京成1000形モハ1032[1037F-4] 中期仕様 (プリズムケース灰緑色塗装試行,表示器間接式減光対策施工)

2016-08-03 21:15:35 | 京成線
奥行。

マイクロエース製京成1000形1037Fの第二次整備を開始します。
入場第一号車はモハ1032です。
懸案は表示類減光対策本施工,ジャンパ栓納め部品の措置です。


京成1000形モハ1032(1037F)。

まずライトケースを取り出します。
側面窓セルの流し込み接着剤固定はモハ1037と変わりません。
少しずつ押し込んでいくと山側運転台寄だけが浮いてくれました。
そこで尾灯用プリズム→表示器用プリズムの順で取り外します。
残ったプリズムケースは捻るように取り出しました。
次にジャンパ栓納め部品を引き抜きます。


入工中のモハ1032

続いてこれらを塗装しました。
◆プリズムケース:GMカラー#41(伊豆急ペールブルー)。
◆ジャンパ栓納め部品:GMカラー#29(バーミリオン),マッキー。


塗装を終えたジャンパ栓納め部品とプリズムケース。

ジャンパ栓納め部品は軟質プラスチックではなく成型品です。
剛性が余り高くない模様で塗装作業中にホース2本が折れてしまいました。
やむを得ずモハ1040から転用しています。
なお破損したジャンパ栓納め部品はホースを全て撤去してモハ1040に廻しました。


両側とも青マッキーで減光対策をした表示器用プリズム。

表示器用プリズムはモハ1037と同じ間接式減光対策を施します。
当初青マッキーで塗り潰しましたが種別・運行番号表示器側はマッキーに戻しました。


製品付属のステッカー。

行先表示類は[急行 西馬込]に決めていました。
付属ステッカーの種別幕は文字が小さい上に青地赤文字で判読が難しく思えます。
印刷順は上から[特急],[通勤特急],[急行]でした。
組立前に[急行]種別板ステッカーを貼附しました。
これはステッカーを裏表に貼り合わせる反転内貼式です。




モハ1032 [急行 81K 急行 西馬込]:プリズムケース,ジャンパ栓納め部品塗装試行。

プリズムケースの灰緑色塗装は立体感を高める狙いでした。
しかしその位置関係からか余り効果は感じられませんでした。
ただマイクロエース製京成3000系列との共通項が生まれた気がします。
なお中間組込車のモハ1029,モハ1040には施しません。
ホース付ジャンパ栓納め部品は車体に馴染んだように映ります。


モハ1032 点灯試験[急行 81K 急行 西馬込]:前照灯(間接式減光対策施工)。


モハ1032 点灯試験[急行 81K 急行 西馬込]:尾灯(間接式減光対策施工)。

間接式減光対策は概ね成功でした。
前照灯との釣り合いも悪くないと思います。
作業中に気付きましたがジャンパホース1本が失われていました。
これは想定で何れ全て失われるかもしれません。
ひとまずこの問題は先送りとしモハ1032中期仕様(1037F-4)を竣工させました。

※改訂:2024年4月7日
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