試運転 ~TRIAL RUN~

初心者の拘りと見切りが激しい自己責任による鉄道模型軽加工記録

クハ101-74[ツヌ113F] (クハ101-75[ツヌ118F] 改番,先頭車両対応化施工) ※'再生産品

2016-10-07 21:33:33 | 国鉄/JR101系
幻惑。

車両番号標記印刷位置偏位車だったKATO製国鉄101系クハ100-78(ツヌ118F:再生産品)だが印刷消去方式の変更が的中した。
十代目ツヌ118F(Mc155:再生産品→ラシ107F:Mc202)にも車両番号標記印刷位置偏位車が含まれた。
印刷消去はペイントリムーバー式を採用したが塗装被膜の変質に引っ掛かりが残る結果となっている。


クハ101-75(ツヌ118F)。
※再生産品。

そのため十一代目ツヌ118F(Mc155:再生産品)ではクハ100-78(ツヌ118F)から車両番号標記印刷消去をラプロス式に切り替えた。
結果[クハ101-78]標記跡が目立たない良好な答を得られクハ100-85(ツヌ113F:Tc74)の竣工へと結び付けられた。
この流れに乗りクハ101-75(ツヌ118F:再生産品)を入場させクハ101-74(ツヌ113F:Tc74)へと改番する。
入工中には気付かなかったが先に入場したクハ100-78に惑わされたらしい。
本来はクハ101-74へ改番すべきところを誤ってクハ101-78に仕立ててしまった。
誤りは転写後に気付いたため再転写を余儀なくされている。


[クハ101-75]:2-4位側。

肝心なラプロス式印刷消去だが失敗に終わった。
クハ100-78(ツヌ118F)に続けて作業をしたため感覚を切り替えられなかった。
そのためラプロス#4000だけでは印刷を消去しきれず黒ずみが残ってしまった。
一度切り替えてから入場させるべきだったと思う。
但し転写位置が変わらないお陰で十分に隠蔽できる。
インレタは[クハ101-]+[7]+[8]で不得手な[クハ101-78]が[クハ101-78]の直後に来る嫌な組み合わせとなった。
高経年台紙消化と[7]標記インレタ転写の習熟だと割り切り改番作業に入った。
[クハ101-78]を被せる感覚で標記を合わせたところ一発で決まった。


[[クハ101-][7][8]]:2-4位側。

1-3位側,2-4位側ともまずまずの出来映えで何となく要領が掴めた様な気がした。
仮に[7]標記インレタへの苦手意識がこれで払拭できるならば残るは[4]標記インレタとなる。
そして[クハ101-78]も一直線に並んでくれた。
[クハ101-75]標記跡は[クハ101-78]で覆われており全く気にならない。
出足で躓いたがクハ100-85に続きクハ101-78(ツヌ113F)も改番が成功したと思えた。




クハ101-78(ツヌ---F:クハ101-75 改番:車両番号標記誤転写)。
※再生産品。

だが前途の通り[クハ101-78]ではなく[クハ101-74]が正だった。
転写に成功したクハ101-78(ツヌ113F)は正式竣工することなく再改番される。
当然節約式改番とし[クハ101-78]標記を除去した。


[クハ101-78]:2-4位側。

ここで苦手な[クハ101-74]が再転写対象になるとは何とも皮肉である。
同一インレタからの転写とし[クハ101-74]にフォント太さを合わせた。
意識しないようにしても[クハ101-74]が目に入ると嫌でも力が入る。
何とか転写し終えたがやはり斜めになってしまった。


[クハ101-7[4]]:2-4位側。

[クハ101-74]と妙な間が生じなかったのは良かったかやや左に傾いてしまった。
しかし同一台紙から[4]標記インレタが尽きてしまい再転写は行えなかった。
残念ながら[7]標記とは異なり[4]標記インレタ転写は引き続きの課題となっている
クハ101-78時代からは退化したもののサハ100-99,サハ101-88(ツヌ113F)に比べればましだと思う。




クハ101-74(ツヌ113F:クハ101-78 改番,車両番号標記インレタ修正施工)。
※再生産品。

ところでクハ101-74は最近改番種車に起用した記憶がある。
辿ると元ツヌ124F(Tc74:弁天橋区仕様+旧製品)に旧クハ101-74(弁天橋区仕様→クハ101-48:ツヌ103F)が組成されていた。
既に車体更新を済ませており入場順が違っていれば元クハ101-74は改番されずに生き残っていたと思われる。
この点はプロトタイプ選定が後手に回るため致し方ない。


元クハ101-74(旧ツヌ124F)。
※旧製品。


元クハ101-74(元ツヌ124F)。
※弁天橋区仕様。

意外な巡り合わせでクハ101-74(ツヌ113F)が竣工となったが余程縁のある車両かもしれない。
転写技量に関してはツヌ124F(旧製品)出場時から殆ど進歩していないらしい。
クハ101-74(ツヌ124F:旧製品→クモハ101-109:ツヌ101F)からして[クハ101-74]の転写は微妙だった。
当時よりも車両番号標記配置への意識が高まったのは確実だが肝心な技量が伴わない。
ツヌ113F組成準備車ではモハ101-242(←モハ101-91:ツヌ118F)への改番が残る。
再びバラ標記インレタで転写に挑み何かを掴みたい。

分割:2020年01月31日
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