浮彫。
TOMIX製国鉄103系High-Grade製品クハ103-143に続きクハ103-142(ツヌ313F)を入場させた。
2017年5月に乾式清掃による運転台側TNカプラーSPの白濁対策を行っていた。
クハ103-143(ツヌ313F)とは別方式を採ったため白濁化は黙認出来る程度で踏み留まっている。
国鉄103系クハ103-142(ツヌ313F)。
クハ103-142の乾式清掃には極細綿棒とクロスを併用した。
更にTNカプラーSPの表面を擦るようにクロスで拭き上げを施し白粉を除去している。
清掃直後の外観はクハ103-143と同程度だった。
クロスで擦った効果は多少あったらしく白濁化は何となく幕が張られた状態と言えた。
入工中のクハ103-142。
激しく白濁化したクハ103-142とは異なり継続使用してもまだ許せそうな雰囲気ではある。
しかし全体的に白濁が再発した事実に変わりはない。
何れは清掃施工前の状態に戻るだろう。
やはり湿式清掃を採用したクハ103-123,クハ103-124(ツヌ306F-2→ツヌ305F)には敵わなかった。
早くも全体的に白み始めた運転台側TNカプラーSP。
入念に拭き上げた運転台側に対し連結面側は大幅に白濁化が進行している。
黒色成形TNカプラーSP装着車で同じ様に生じているが今のところ連結性能に支障は来していない。
従って白濁対策施工は運転台側だけとする。
TNカプラーSPを分解すると乾式清掃工程の弱点が見事に現れた。
極細綿棒が届かなかった箇所に残る白濁部。
入念に清掃を施したとは言え分解を伴わない極細綿棒での清掃は出来る範囲に限界があった。
ロアフレームとカバー裏面は未施工に近く白濁部が残っていた。
連結器直下付近も拭き上げたつもりでいたが帯状に白粉が付着しており手が行き届いていない。
前面から伺える箇所の残存は予想外だった。
同時にTNカプラーSPの白濁対策には分解が必須だと思わされた。
複雑なロアフレームの成形に対応するため今回からクリーナーを撒くよう改めた。
クリーナープールは受け皿の役目も担う。
ジャンパ連結器モールドと胴受はクリーナー溜まりへ垂直に浸け確実に浸透させている。
内部まで黒色成形に戻ったTNカプラーSP。
仕上げは従来通り極細綿棒,クロス,歯ブラシの3種である。
直角成形部には極細綿棒を,連結器部品や胴受には歯ブラシを用い各々の形状に合わせた。
最後にクロスでクリーナーを完全に拭き取り組み立てに入る。
清掃を終えたTNカプラーSPは外観から伺えない箇所まで黒色成形へと戻った。
湿式清掃試行車のクハ103-124から大幅に深化した白濁対策はクハ103-142での方式が標準になるだろう。
再嵌合させたプリズムケース。
クハ103-142も運行番号幕,行先方向幕部品の嵌まり具合が緩い車両だった。
エアーダスターを吹き付けるだけで各部品が斜めになる。
この現象はクハ103形低運転台初期形冷房車で起き易い様に思える。
まだ根本原因は掴めていない。
しかし行先変更を行ったクハ103-123,クハ103-124の経過が良好でプリズムケースの嵌合に注意を払った。
運行番号幕及び行先方向幕部品の交換はプリズムケースを傾斜させなければならない。
横着をしそのまま元に戻した車両が大半を占めていた。
クハ103-123,クハ103-124ではプリズムケースの装着時に車体前面側へ押し付けた。
これが奏功した模様で現在も安定性を保ち続けている。
試験的に装着した運行番号幕部品。
失敗に終わった前照灯リフレクター再現試行車のクハ103-576(ラシ337F-1)も部品の嵌合精度が高まった。
確証は無いもののクハ103-143,クハ103-142でも踏襲している。
プリズムケース再装着直後に嵌まりの悪かった運行番号幕部品を試着した。
運行番号は変更対象外で[17C]を流用する。
部品交換を伴わない試験装着だったが良好な結果を得られた。
なお運行番号幕と行先方向幕部品は床板装着時に排出されてしまうため試験終了後に撤去している。
↓
行先を変更したクハ103-142。
TNカプラーSPの見附が揃うクハ103-143。
床板嵌合後も運行番号幕,行先方向幕部品の嵌合性は維持された。
エアーダスターの噴射にも耐えられプリズムケース装着の小変更は再び答が出ている。
湿式清掃によるTNカプラーSPの白濁対策は個体差が出難い。
よってクハ103-143と同等の前面見附に至った。
クハ103-142の竣工でツヌ313Fも運転台側TNカプラーSP白濁対策試験編成となった。
試験終了予定は2018年5月で期間は短くなる。
しかし施工方法の確定に繋がる入場で手応えはあったと思う。
TOMIX製国鉄103系High-Grade製品クハ103-143に続きクハ103-142(ツヌ313F)を入場させた。
2017年5月に乾式清掃による運転台側TNカプラーSPの白濁対策を行っていた。
クハ103-143(ツヌ313F)とは別方式を採ったため白濁化は黙認出来る程度で踏み留まっている。
国鉄103系クハ103-142(ツヌ313F)。
クハ103-142の乾式清掃には極細綿棒とクロスを併用した。
更にTNカプラーSPの表面を擦るようにクロスで拭き上げを施し白粉を除去している。
清掃直後の外観はクハ103-143と同程度だった。
クロスで擦った効果は多少あったらしく白濁化は何となく幕が張られた状態と言えた。
入工中のクハ103-142。
激しく白濁化したクハ103-142とは異なり継続使用してもまだ許せそうな雰囲気ではある。
しかし全体的に白濁が再発した事実に変わりはない。
何れは清掃施工前の状態に戻るだろう。
やはり湿式清掃を採用したクハ103-123,クハ103-124(ツヌ306F-2→ツヌ305F)には敵わなかった。
早くも全体的に白み始めた運転台側TNカプラーSP。
入念に拭き上げた運転台側に対し連結面側は大幅に白濁化が進行している。
黒色成形TNカプラーSP装着車で同じ様に生じているが今のところ連結性能に支障は来していない。
従って白濁対策施工は運転台側だけとする。
TNカプラーSPを分解すると乾式清掃工程の弱点が見事に現れた。
極細綿棒が届かなかった箇所に残る白濁部。
入念に清掃を施したとは言え分解を伴わない極細綿棒での清掃は出来る範囲に限界があった。
ロアフレームとカバー裏面は未施工に近く白濁部が残っていた。
連結器直下付近も拭き上げたつもりでいたが帯状に白粉が付着しており手が行き届いていない。
前面から伺える箇所の残存は予想外だった。
同時にTNカプラーSPの白濁対策には分解が必須だと思わされた。
複雑なロアフレームの成形に対応するため今回からクリーナーを撒くよう改めた。
クリーナープールは受け皿の役目も担う。
ジャンパ連結器モールドと胴受はクリーナー溜まりへ垂直に浸け確実に浸透させている。
内部まで黒色成形に戻ったTNカプラーSP。
仕上げは従来通り極細綿棒,クロス,歯ブラシの3種である。
直角成形部には極細綿棒を,連結器部品や胴受には歯ブラシを用い各々の形状に合わせた。
最後にクロスでクリーナーを完全に拭き取り組み立てに入る。
清掃を終えたTNカプラーSPは外観から伺えない箇所まで黒色成形へと戻った。
湿式清掃試行車のクハ103-124から大幅に深化した白濁対策はクハ103-142での方式が標準になるだろう。
再嵌合させたプリズムケース。
クハ103-142も運行番号幕,行先方向幕部品の嵌まり具合が緩い車両だった。
エアーダスターを吹き付けるだけで各部品が斜めになる。
この現象はクハ103形低運転台初期形冷房車で起き易い様に思える。
まだ根本原因は掴めていない。
しかし行先変更を行ったクハ103-123,クハ103-124の経過が良好でプリズムケースの嵌合に注意を払った。
運行番号幕及び行先方向幕部品の交換はプリズムケースを傾斜させなければならない。
横着をしそのまま元に戻した車両が大半を占めていた。
クハ103-123,クハ103-124ではプリズムケースの装着時に車体前面側へ押し付けた。
これが奏功した模様で現在も安定性を保ち続けている。
試験的に装着した運行番号幕部品。
失敗に終わった前照灯リフレクター再現試行車のクハ103-576(ラシ337F-1)も部品の嵌合精度が高まった。
確証は無いもののクハ103-143,クハ103-142でも踏襲している。
プリズムケース再装着直後に嵌まりの悪かった運行番号幕部品を試着した。
運行番号は変更対象外で[17C]を流用する。
部品交換を伴わない試験装着だったが良好な結果を得られた。
なお運行番号幕と行先方向幕部品は床板装着時に排出されてしまうため試験終了後に撤去している。
↓
行先を変更したクハ103-142。
TNカプラーSPの見附が揃うクハ103-143。
床板嵌合後も運行番号幕,行先方向幕部品の嵌合性は維持された。
エアーダスターの噴射にも耐えられプリズムケース装着の小変更は再び答が出ている。
湿式清掃によるTNカプラーSPの白濁対策は個体差が出難い。
よってクハ103-143と同等の前面見附に至った。
クハ103-142の竣工でツヌ313Fも運転台側TNカプラーSP白濁対策試験編成となった。
試験終了予定は2018年5月で期間は短くなる。
しかし施工方法の確定に繋がる入場で手応えはあったと思う。