沢庵を仕込むのに、毎年、宮崎県産の寒干し大根を購入していたが、せっかく菜園をやっているので、自分で沢庵用の大根を栽培し、干して漬け込んでみたいと思って試みた。種を播けば大根が出来ると、簡単に考えていたが、やってみたら巧く行かなかった。畑の土の中には、石ころが無数に紛れている。荒地だったから、菜園に適した土壌になっていないので、土が痩せていて堆肥も入っていない。そんな土壌で大根を栽培すれば、根が石に当たれば股割れするし、根が肥料に当たれば伸びるのを止めてしまう。
地上部の葉っぱは立派に育ったが、引き抜いてみたら、寸詰りで股割れの大根ばかりだった。「大根十耕」を知ったのは大根の栽培を終えて、栽培が失敗した原因究明をしてからだった。次回は、事前に土を良く耕して、早いうちに堆肥をなじませて、良い大根を作りたい。
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