そもそも雑草に覆われて、低木まで茂ってしまっていた庭の一角を、開墾して畑にしたのが２年前だ。
一面がスギナに覆われていて、これが伸びる夏は手が付けられない。
蚊やカメムシが乱舞して、網戸に集るから盛夏には参った。
なにしろカメムシは臭いから苦手だ。あの匂いが嫌いで、中華料理に使われるパクチーが食べられない。
スギナを抜いて、地下茎を掘り出すが、竹同様に根が深くて縦横に広がっているから根絶やしは苦労した。土を４０ｃｍほど掘って地下茎を引っ張り出す。
そんなことを１年間続けたら、やっと今年はスギナの繁茂がなくなった。
荒地が畑らしく見えるようになった。
土は固く養分が足りないので、これから数年を掛けて腐葉土や堆肥を入れて、
良い土を作らなくてはいけない。
