ごじゃっぺ日記(旧、看悶日記)

京都生まれのにわか茨城県民による雑多な日記です。内容に一貫性はありませんが、どうかひとつ長~い目で見てください。

腐敗進む?アリタリア航空

2010-10-31 07:16:25 | 欧州渡航記
ローマのフィウミチーノ(レオナルド・ダビンチ)空港で、イタリアを案内して下さった先生とお別れです。

フランクフルト乗り換えなので、EUの出国手続きはフランクフルトで行われるとのこと。
国内線(EU圏内)ターミナルからの搭乗でした。

アリタリア(Alitaria)航空のカウンターでは…、
我らの手続きを中断し、身内の搭乗手続きを割り込みさせ、しかもキスと抱擁のフルコースのご挨拶。
待たされる方はたまったもんじゃない。
アリタリアもJAL同様一度経営破たんし再建中の航空会社ですが、はっきり言ってアリタリアは現場の腐敗が進行しています。
これならあのとき一度つぶした方が良かったのでは? JALの反面教師としてせいぜい頑張ってください(怒)

いかんなぁと思いながら搭乗口へ。結構大きい空港です。

アルファロメオ・ジュリエッタが展示されていたり。

空港内の自動車が新型のフィアット・ドブロだったり。新型はまだほとんど町では走っていない。
潰れた会社の自動車が全部新型か?
トイレの数が極端に少なかったり…、しかも案内の通り行った先のトイレが無くなっていた!
売店の店員が口笛吹きながらダラダラ仕事していたり…

まごうことなくここはイタリアです。ある意味イタリアの駄目な部分の縮図がここには存在しています。

さてフランクフルト行きのアリタリア、定刻に機内に案内されました。

やはり132人乗りの小型のエアバスです。
しかし、定刻過ぎても全く出発する気配がありません。
メンバー誰も、イタリア語はわからない…でも関係ありませんでした。はじめっから一切案内がないのだから!

定刻を1時間ほど過ぎ、乗客が騒ぎ出したころようやく出発。1時間遅れです。

アルプスを越え、フランクフルト空港に着陸態勢。対地速度240km/hほどで滑走路に進入。
途中、アウトバーンと並行しますが、追越車線の流れは飛行機と並走するような感覚。
さすが速度無制限のアウトバーン。恐るべしドイツ人。

さて、1時間アリタリアは遅れたものの、JALの成田行き出発まで約2時間。到着口がJALカウンターのすぐ近くなので
意外と余裕がありました。
JALのカウンターは、若くてかわいいドイツ人のお姉さん。日本語で一生懸命説明してくれました。
ローマのアリタリアのばばぁとは大違い。無事帰れるという安堵の気持ちでホッとしました。

フランクフルト空港でうまいビールを飲んで、JALに乗り込みました。

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先の大戦、イタリアを仲間に入れたのが間違いだったというのが結論(冗談です)

ローマは1日にして成らず。でも1日で成そうとする旅。

2010-10-30 17:22:39 | 欧州渡航記
ナポリからのインテルシティで10月22日12時20分に到着。フィウミチーノ空港行の電車は翌日の12時22分に出発。
ローマの滞在時間はちょうど、まる1日でした。
折角なのでローマは帰国までの間、観光をメインに周ることにしたのでした。

テルミニ駅近くのホテルに荷物を置いて、

地下鉄Aでポポロ広場へ。ポポロ広場から南は放射状に道路が伸びます。

放射状道路の間に、サンタ・マリア・ディ・モンテサント教会(左)とサンタ・マリア・ディ・ミラコリ教会(右)
再び地下鉄A線に乗り、バチカン市国に向かいます。

行列でおなじみ、サン・ピエトロ広場と大聖堂。
地下鉄でA線でスパーニャ駅まで戻り、

スペイン広場に、

トレビの泉。このあたりはものすごい人出です。

そしてパンテオン。このあたりは徒歩圏内で観光スポットが目白押しなので、多くの観光客が歩いています。
食事の後は、地下鉄B線でコロッセオに。

古代ローマ人すっげぇ~て感じでシャッターを切ります。(手前は通過する車、暗いのでシャッター開放です)

翌日はバス64系統(テルミニ駅からバチカン方面に向かうバス。本数も多いがいつも混んでました)で、

ベネツィア広場から、ユリウス・カエサル(ジュリアス・シーザー)の像を見て、


アントニヌスとファウスティーナの神殿の後を見て、再びコロッセオから地下鉄B線でテルミニ駅に戻って、
1日で成すローマ観光完了。フィウミチーノ(レオナルド・ダビンチ)空港へ。

フランクフルト空港乗り換えで成田に向かいました。
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撮り鉄気分でナポリ中央駅からローマ・テルミニ駅へ

2010-10-30 08:06:36 | 欧州渡航記
この日は10月22日、ナポリからローマに移動、1泊して翌日帰国の飛行機に乗るばかりになりました。

ナポリ中央駅付近は治安の問題が多いので、やはり駅の写真はなく。カメラをしっかり握りしめてホームで撮影です。

ボローニャでも見た2両のローカルディーゼルカー。

都市近郊はダブルデッカーも多いです。

こちらは多分1世代前の車両。ヨーロッパの鉄道は車両限界が広いのでダブルデッカーでもゆったり。

中長距離のレッジョナーレは、このような客車列車が主体。ホームが低いのでバリアフリーなんて概念はないかのよう!

でも新型は扉を車端からホールベース間に移し、扉間が低床化されてますが…少数派。

ナポリからローマへの移動は、在来線経由のインテルシティにしました。
主要都市をこまめに結び、はるかミラノまで走破する長距離特急です。

予約したのは1等車。6人部屋のコンパートメントでした。
残念ながらほぼ満席で、個室内の写真を撮影するのは困難な状態。廊下だけで我慢。

あれだけガラガラだった新幹線アルタベロチタとは正反対。満席です。
理由はカンタン、ナポリ~ローマは…
  アルタベロチタ:1時間10分、2等で45ユーロほど。
  インテルシティ:2時間かかるけど、1等でも27ユーロと格安。
でも困ったことに、2両の1等車トイレはいずれも使用禁止。2等車のトイレまで行きますがこいつが汚い!
アルタベロチタのトイレは清潔でしたが、一般にはトイレは日本の方がきれいです。

ローマ・テルミニ駅は終端式なので機関車の付け替えが行われてました。


日本では鉄道ファンが群がる作業ですが、
終端駅の折り返し運転が多く、機関車牽引列車が主体のイタリアでは珍しくもないのかギャラリーは私ただ一人でした。
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ぶらりナポリ、街歩き(後編)

2010-10-29 18:58:24 | 欧州渡航記
さて、路地を進んでいくとさりげなくピッツェリアがあるのもナポリです。

ガイドブックに載っている有名店より、ピッツァ一本で勝負するこんな店が実はおいしい。

翌日は、朝の市場に向かいました。

訳あって人出も出店も少ないそうです。それでも…

マグロに、

アンチョビ。魚介関係の品ぞろえが豊富です。

人出が少ない理由は、徴税の査察官が市場にガサ入れしていたから。

査察官が去った後はこの通り。チェックのカバーがかかった机の上には、密輸タバコが。
密輸の闇タバコは1箱2.50ユーロほど。イタリアではタバコ正規品は8ユーロ強と1000円近くするのです。

この日は仕事はほどほどで、街歩きが中心でした。

キティーちゃんはイタリアでも人気のようです。どの町でもグッズが売ってます。これはキティちゃん付きSmart。

折角のナポリなので本場のピッツァを食べねば…

この店は、マリナーラとマルゲリータの2品のみ。これぞナポリの神髄。余分な味が全くしない。
薪の竈で焼いた香ばしい生地と、にんにく、トマト、オリーブの旨味。シンプルが一番おいしいとはこのこと。

食後は仕事を済ませ、夕方もう一度町に出ます。

フニコラーレ・チェントラーレ、中心街の登山電車というのでしょうか。地下式のケーブルカーで丘に登り、夜景を見てきました。

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【最後に再確認】
ナポリは観光名所にも関わらず、マフィアの存在やスリ/ひったくり等の犯罪多発など、危険が多い町とされます。
一般にナポリに着いた観光客は、ただちに貸切バスに乗り込み車窓から観光名所を回るのが一般的です。
今回はかなりディープなエリアまで徒歩で出入りしていますが、ナポリの中心街に精通した方の案内によるものです。
ナポリ中心街の街歩きには、ややもすれば危険を伴い自己責任も生じることを念頭に置いてください。

ぶらりナポリ、街歩き(前編)

2010-10-29 06:53:47 | 欧州渡航記
【はじめに】
ナポリは観光名所にも関わらず、マフィアの存在やスリ/ひったくり等の犯罪多発など、危険が多い町とされます。
一般にナポリに着いた観光客は、ただちに貸切バスに乗り込み車窓から観光名所を回るのが一般的です。
今回はかなりディープなエリアまで徒歩で出入りしていますが、ナポリの中心街に精通した方の案内によるものです。
ナポリ中心街の街歩きには、ややもすれば危険を伴い自己責任も生じることを念頭に置いてください。

イタリアの新幹線「アルタベロチタ」はナポリ中央駅に到着。
駅周辺は治安が悪いので写真を撮ることもなくただちにタクシーでホテルへ直行。
このタクシーの運転手が典型的なナポリの親父。「ナポリはいい女が多いから、帰るまでにやって行けよ!」

ナポリの名所「ウンベルト1世のガレリア」

ホテルはガレリア内にあり、食堂からの眺めはご覧の通り。

ナポリのショッピングスポット「トレド通り」もすぐの場所です。

付近はナポリの歴史地区で、

王宮。

そして、プレビシート広場をはさんでサン・フランチェスコ・ディ・パオラ教会。
ただし教会のすぐわき道に入ると…

ご覧の裏路地。この日は小雨交じりで洗濯物は少ないがナポリらしい光景。
でも実態はスラム街に近いです。既に危険とされるエリアです。

しかし路地を抜けるとすぐに、景勝地に出るのもナポリ。

至近の海岸沿いには高級ホテルが立ち並びます。

再びトレド通りに戻り、ナポリの中心街に向かいます。

ここもディープなエリア。

路地で子供がサッカーをしていたり、のどかなようですが、
中学生くらいの子供がノーヘルでスクーター2人乗りしていたり、無法地帯の趣き。

しかしここは、素顔のナポリがあります。

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