逢坂の関名物、鰻きんし丼

これやこの　行くも帰るも分かれつつ　知るも知らぬも逢坂の関

盆休みも終わり、今日からまた仕事ですが、少し盆休みのネタで引っ張ります。
柄にもなく百人一首の和歌で切り出したのですが、結局「鉄道」と「喰い気」のはなし。

お盆京都に帰省したさい、うなぎでも食べようと逢坂山にある「かねよ」に行きました。

おけいはん～京阪電車の京津線で出発。

車庫のある四宮を過ぎると、京都市から滋賀県大津市に入り逢坂山に分け入ります。
峠にある大谷駅で下車。ここは古く都の出入口「逢坂の関」があった地。

駅前には蝉丸神社、百人一首、坊主めくりで知られた蝉丸の庵があった場所ですね。
この蝉丸神社の並びに、うなぎの名店「かねよ」があります。

名物は鰻きんし丼（写真はきんし重ですが）。錦糸卵ではなく、出汁巻き卵がうなぎの横に鎮座。
卵が貴重だった時代は、これ以上の滋養と贅沢は無かったということでしょうか？
鯉の刺身もいただいて、満腹です。
さて、庭に面した個室でいただいたのですが、何か気配を感じます。

大津絵に出てくる鬼だそうで…無言で庭に立つ姿は、千と千尋のかおなしの様でもあります。

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