新古今和歌集仮名序 うちにうごきことばほかにあ らはれずといふことなし。 いはんや住吉の神はかたそ ぎの言葉を残し傳教大 師はわがたつそまにおもひを のべたまへり。かくの...

新古今和歌集仮名序 いまはやすみしる名をのが れてはこやの山にすみかを しめたりといへどもすべら ぎはおこたるみちをまもり ほしのくらゐはまつりごとを たすけし契りをわすれず し...

  新古今和歌集仮名序   の跡をたづね敷嶋のみちを もてあそびつゝ此集をえら びてながき世につたへむと なり。かの万葉集は歌のみな もとな...

  千とせまでかぎれるまつもけふよりは　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　君にひかれてよろづ世をへむ　　　能宣 ねの日しにしめつる野べのひめこまつ　　　　　　　　　　...

新古今和歌集仮名序     はみな一人是をうけたまは れるゆへにきゝもらし見をよ ばざるところもあるべし。 よりて古今後撰のあとをあ ...

新古今和歌集仮名序   ためしなんなかりける。此うち みづからの哥をのせたること ふるきたぐひあれど十首には 過ざるべし。しかるをいまかれ ...

新古今和歌集仮名序   のあざけりをかへりみざる なるべし。時に元久二年三 月廿六日になむしるしおは りぬる。めをいやしみ耳を ...

      女ノ哥ヨミカケタル故實 勝命語云しかるべき所などにて無心なる女房など の哥よみかけたる無術ことおほかり。それは 故實のあるなり。まづきかぬよしにそら...

玉英堂稀覯本書目 二０００年六月／第二百五十四号         〈新収〉 古典籍百品 新古今集切 鎌倉初期写　...

　暮春 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　元稹 拂水柳花千万點隔楼鴬舌両三聲 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　菅丞相 低翅沙鷗潮落曉乱絲野馬草...