新古今和歌集の部屋

新古今和歌集仮名序9 近衛豫楽院筆

 

新古今和歌集仮名序

 



の跡をたづね敷嶋のみちを

もてあそびつゝ此集をえら

びてながき世につたへむと

なり。かの万葉集は歌のみな



もとなり。ときうつりことへだゝ

りていまの人しることかたし。

延㐂の聖の御代には四人に

勅して古今集をえらばしめ



天暦の賢き御門は五人に

おほせて後撰集をあつめ

しめたまへり。そのゝち拾遺後

拾遺金葉詞花千載等の集

 

仮名序訳

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