散歩道で自然観察

自宅周辺の散歩道で出会った動物、野鳥、昆虫、植物の写真を撮っています。

天気が悪いと機材が破壊される?-1

2019年12月11日 | 機材

今日もはっきりしない天気

先日、ちょっと書き込みをしたレンズのリバースと、

絞り連動できるマクロレンズ改造を終了しました。

機材ネタなので興味のない方はスルーしてください

今年の春先に、高校の(いつの話(^^;)同級生のK子さんに使わなくなったカメラとレンズ二本をいただきました。

ちょうど年齢のせいか、40年使っていたFD100mmマクロF4が重くて難儀していました。

そこでいただいたうちの一本「CANON EF28-80mm」をリバース(逆向けに装着)することにしました。

だいたい、どんなレンズでも逆向けに付けるとマクロレンズとして使えます。

焦点距離が短いレンズほど拡大率は上がりますが、レンズと被写体の距離が極端に近くなりレンズ鏡筒が邪魔して

ストロボ光が被写体に当たらなくなります。

また、昆虫などは近づきすぎて逃げられてしまいます。

というわけで、自作のリバースアダプターに「28-80」をリバースしてみることにしました。

自作リバースアダプターはVIXENのEFマウント用Tリングアダプターとステップアップリングなどの

組み合わせでつくりました、

逆向きにレンズを付けると絞りが連動せずに、被写界深度の小さいマクロ撮影では難儀します。

そこで、レンズ接点を有効にして開放でピント合わせをして、撮影時に絞られるようにしてみました。

(ちなみに、市販のリバースアダプターが多く出ていますがフルマニュアル撮影で絞り開放のみとなります)

自作リバースアダプターに他のジャンクレンズから外した接点をUV硬化型樹脂で固定しました。

そこにリード線をはんだ付けして取り出します

これは仮付けなので汚いはんだ付けですが、リバースしたレンズ接点に先のリード線をはんだ付け。

これだけで、リバースマクロ絞り連動となります。

80mm側では内臓ストロボがそのまま使えます。

バウンス、レフボード(白紙)を使えば28mm側でもストロボ利かせることができます。

体裁を整えた「28-80mmリバースマクロレンズ」

とにかく、軽くて絞り開放でピントが合わせられ、自動絞り連動なので

手持ちでの昆虫撮影などに使えそうです。

尚、CANONの純正ストロボを使うと適正な露出で撮れますが、バウンス調整角度が浅くて

ディフューズ装置を工夫する必要がありそうです。

天候が不順だと機材の形状が変わってしまいます・・・

 



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