嗚呼~!しらき

眠らない街、東京日記

ニコニコ笑い汁②

2005年01月23日 19時52分34秒 | Weblog
「ニコニコ笑い汁」という番組のビデオを先輩にダビングしてもらった。
この話は前回したが、今回はその続編である。

私はその問題となったビデオをちゃんと確認した上で、大丈夫なものを親に送った。
その三日後・・・。

「トゥルルルルー、トゥルルルルー。」

夜の八時ごろけたたましく電話のベルが鳴った。急いで電話に出ると、それは母親からだった。

「もしもし、お母さんやけど・・・。」

私はすぐにビデオを見てくれたか確認した。親とはいえ一応は、視聴者の反応を知りたかったのだ。
すると母親はすごくいいにくそうに答えた。

「ビデオ見たけどなんか変なのがうつっとったよ。」

えっ?変なのって私のことじゃないよなー。ビデオはちゃんと確認して送ったし。
私の中でざわざわと不安が巻き起こったが、思い切って母親に聞いた。

「何がうつっとったと?」

母親は恥ずかしそうに言った。

「男の人の裸たい・・・」

なんてこった!母親の話によると、家族みんなで集まって
私のビデオをみようと再生したとたんに男同士のベットシーンの映像がながれたらしい。
それで私が東京でいったい何をやっているんだって話になったそうだ。

またしても先輩にしてやられたのである。先輩は私がビデオを確認することを見越して
前もって大丈夫な部分までしか巻き戻してなかったのだ!
そして私が先輩の予想どうりにビデオの確認をした後、完全に巻き戻したビデオを親がみたというわけである。
自分の娘が送ってきたビデオにホモビデオがうつってるなんて理解に苦しむことであろう。
娘をなんとか理解しようとしている母親に、私は必死で先輩の仕業だと訴えるのであった。
そして、その弁解している私の額からはニコニコ笑えない汁、いや、汗が流れおちたのである。