嗚呼~!しらき

眠らない街、東京日記

2005年01月07日 02時08分24秒 | Weblog
人にはそれぞれ癖がある。癖のない人間なんていない。無意識でやってしまう癖。
どんな癖があるか言い出したらきりがない。
足の指の間を触って臭う人、なんでも触ったら臭う人、とにかく臭う人、とにかく臭い人。
星の数ほど癖がある。いや、癖の数ほど星があるのだ!

今日はその癖についてのお話です。

この間、友人から恋愛の相談をされた。
相談と言うよりも愚痴に近いのだが、最近彼氏に対していろいろな不満が積み重なり、
彼女は別れようと思い詰めていた。
その不満とは、何かにつけ前の彼女と比較されること、プロレス技をかけられること、前の彼女と連絡をとってこっそり会っていること、その他にもいろいろある。

その中で私が一番驚いた、いや、引いたのは彼氏が噛みつくということだ!!
この歳になって噛み癖がある人間がいるとは・・・。
彼女の話によると思いっきり噛むらしいのだ。甘噛みではない。
それを聞いて、私は、彼という名の犬を彼女はまだ飼い馴らせれていないと知った。

その話をした1週間後。
私はバイトの飲み会で仲間と楽しく話をしていた。
何の盛り上がりもない会話の中、
急に、バイトの1人の男が、腕におもいっきり噛みついてきたのである。

『ぎやあああ~!!』

私は奇声を発すると同時に容赦なくそいつをこぶしで殴った。
そいつには私が松島ともこ、もしくは畑正憲に見えたのか?
人に噛まれるなんて・・・。小学生の頃、弟に噛まれて以来の出来事だ。
もちろん私の腕にはDVを受けたような大きなあざが1、2週間ほど消えずにあとを残した。

付き合ってる相手に噛み癖があるとき、噛まれるという危険はつきものである。
しかし、そうでなくても人は噛まれる危険と常に隣合わせである
ということを、私は身を持って体験したのであった。