鼻がさぶい・・・ス~~
モモは11才
年に3回か4回ころぶだろうか・・・
私の左足には
症状の違ういくつかの障害があり
足の指が動かないのがそのひとつ
ということは
太ももから、かかとにかけて
棒で立っているようなもので
歩行の時に踏ん張れないから
歩幅が広くて棒の角度が傾きすぎると
ころぶ。
そうでない場合も
例えば足元が少しでも濡れていると
かかとが前に滑って簡単にころぶ。
傾いた棒に体重が乗るので
ものすごい勢いで前後開脚になる。
すると・・・
右の膝小僧と腕にあざが出来るというワケ
転んだ時に何が悲しいって
地面にたたきつけられてぺしゃんこになった瞬間
ショックとみじめさが覆いかぶさる
立ち上がった時
心はしぼんだ風船のようだ。
トムが天国に行っても、わたしらには自分の暮らしがあります!
今日も転んだ。
ドーナツ屋に入った途端そこは滑りやすい床だった。
今日は
私がぺしゃんこになる直前に
男性が後ろにまわって支えてくれて
「今滑りましたね~」と言ってくれた。
「ありがとう。助かりました。嬉しかったです。」と答えられたので
親切にしてもらって
今日はしぼんだ風船にはならなかった。
しかし転んだのはこの1か月で5回目だ。
自分が何か異常の中にいる。
その前は(1/8)風呂屋だった。
この時は手をつく暇がなくて・・・
身体を洗っていたものすごく太ったおばさんの腰からお尻に向かって
わたしのおでことほっぺたが突進して跳ね返った。
おばさんが
「びっくりしたあ。あぁびっくりした。何事かと思ったあ。あ~びっくりしたあ~~~~」
といつまでも繰り返し言うので
「すみません。滑ったんですよ。」
と何度も謝らなければならない。
風呂屋の椅子は
固定式の石のベンチだったから
あのおばさんの大きなお尻がなかったら
私の顔は石の角に激突していて
今頃人生が変わっていただろう・・・
ゾッ!
あ~リラックス
マリーンは13才
大晦日と元旦にも続けて転んだ。
右の膝小僧にできたアザは
新旧混じってどんどんつながり
ものすごくカラフルで・・・もう笑うしかない。
「ころんだよ~」
と言っても家族はたいして反応をしなくなったが
やはり怖いことだなあ~と思う。
足が不自由になって
車椅子から立ち上がって7年経った。
4年間のリハビリ通いのうちにも
エスカレーター転落や低温ヤケド
それから、あらゆる転び方を経験して
手首をやられたかなと思う時でも
大丈夫で居れたことに
・・・今日も無事でこうしていることに
なんだか
自分が守られているような気がして
今夜は
誰かにすごく感謝したい気持ちでいます。