TR-9500G #1 レストア その２

１．清掃・洗浄

いつも通り清掃洗浄をしました。この機械はとてもきれいで洗浄してもほとんど見かけは変わりません。

とても30年も昔の機械とは思えません。内部も大変きれいです。

 

 

２．PLL調整

PLLの調整にかかりました。やはりココに問題がありました。

水晶発振の周波数ずれを起こしています。12.9444MHzが大きく数10KHzずれています。

友人が所有のTR-9500Gを借用して、水晶発振子を拝借し実装してみたところやはりOKです。

水晶発振子を1個だけでも作ってくれるところ探しました。昔ならCQ誌には広告がいっぱい載っていたのですが、今はありません。ネットで探して電話をしたところ「OK」を頂きました。

「アズマ無線工業」さんです。1,500円で作っていただけるとのことで、即お願いしました。出来上がりが楽しみです。

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2011/7/24

新しく作った水晶発振子を取り付けてみましたが、ダメです。

発振回路によって周波数が違ってしまうのか？？

TR-9500G #1 レストア その１

パワーモジュール（M57716）の部品取りのつもりで安く入手したTR-9500Gなのですが、届いてみるとこれが大変きれいな品物でした。

部品取りにしてしまうにはあまりにも、もったいないのでレストアに着手してしまいました。

オークションの説明では「表示周波数より実際の周波数が40KHz上にずれている」「送信出力10W」「受信OK」「ジャンク品」ということでした。

状態確認です。

【外観】

１．大変きれいです。

２．ケースにはほとんど傷なし。

３．フロントパネル・リアパネル・ツマミの汚れも少ない

４．内部も大変きれいで埃もなし。

【機能】

１．送信：FM/SSB共に10W以上あり。

２．受信：-10dBμVの信号も十分確認できる。

３．LSBキャリア用水晶発振子の実装なし。（オプション）

４．送受信とも表示周波数より約45KHz上にズレがある。表示433.000MHzの状態で送信すると433.045MHzに送信される。