OTA(Now On The Air)

JF3TBMの無線道楽雑記帳。その他、社会随筆も不定期に掲載。

●パドルより安価な、中古PCでDX。

2023年06月15日 | アマチュア無線<FT8>

しつこいですが、FT8/FT4等の『デジタル通信』の話題です。先日、和文CWerと、Phoneの交信で『ヤフオクで中古の電鍵を集めていまして・・・』という話題が出ました。まぁ、コレクションもホビーのひとつですから『楽しい』のは理解しています。でも、和文中心ですから『ほとんど国内QSO』で、こちらがFT8でDXをやっているという話題には、多少関心を示すふり?はして頂けるのですが・・・。

【写真:FT8で使っている中古PCは、18,000円でした】
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◆ビンボーくさいかも知れませんが、費用対効果を優先しています。
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デジタルでの通信に関しては、デスクトップの先端モデルがいいな。

 

ホンネは『そう』なのですが、

とはいえ、本腰を入れてDXやってます!というほどではなく、

なんちゃってDXerごっこの範囲でやっていますから、

しばらくの間は『これで、とにかくいけるところまで』と考えています。

でも、ノートPCのスペックなんて『しれている』わけで(笑)。

 

どこまでやって、どこで止めるか・・・趣味を続ける上では大事な要素ですね。

 

電鍵収集家を否定するわけではありませんが、

キーを変えたからといって、

DXが伸びる・・・ということもないわけです。

いくつも、似たような品を並べても『博物館』を開くのでもないのですから、

 

・使いやすい(手になじむ)パドルとタテブレを各1個

・安くても程度のいい、なるべく新しいノートPC1台を足してFT8でDXも

 

うまく『使い分け』をして『バランスをとる』のも大事な要素だと考えます。

 

デジタルモードが『いいな』と感じるのは、

例え、私の信号が相手に『弱く』しか届かなくても、

信号が弱いからといって、

相手局の画面でデコードされる文字が『薄くてかすれている』のはないのです。

 

デジタルモードに関しては、

私よりベテラン各局が詳しくWeb上で書いていらっしゃいます。

ぜひ、ご自身の『現状』と『あるべき姿』で判断されて、必要な情報や、

用意したら便利なソフトウエアを装備されればFBでしょうね。

 

要は『極力、ムダ金を抑えて、長く遊べるように』です。

 

アマチュア無線は『ホビー』なので、

各人が『楽しい』と思えば『それでいい』と思っています。

とはいえ、タコやイカじゃないのですから、

似たような電鍵を『いくつも集めて』は『打ち味を試す』というのは、

私は、なかなか馴染めませんでした。

 

持っている電鍵は・・・

 

・ハイモンドのタテブレ1個

・GHDのパドルが1個

・移動用のミニパドル1個(頂きもので、ほとんど使っていない)

・ホムセンで仕入れた『ピンポンスイッチ』を組み合わせて作ったパドル1個

 

私の場合は、こんなもんです。

 

ベンチャーのキーの『しなり感がいい』とか聞きます。

まぁ、なんとなくわかるのですが、

いくつも、パドルはいらないなぁ・・・と感じます。

 

最近、CWに出るのは『コンテストの呼び回り』くらいのもので・・・。

 

となれば『メモリーキーヤー』で、十分にコト足りていまして。

呼び回りの場合『送信内容は、ほぼ一定』です。

余計なことを打ちことはありませんので、

ホンマ、メモリーキーヤーでコト足りてしまいます。

 

ch1:JF3TBM

ch2:5NN 001(とか、コンテストナンバー)

ch3:TU(ほとんど、送信することがない)

 

要は、コールバックが確認できれば『ch2』を送出するだけです。

 

最近の運用は『FT8/FT4等のデジタルモードがほとんど』なので、

 

1,コールサイン

2,レポート

3,73(もしくはRR73)

 

この『3つ』で交信が成立します。

 

とはいえ、私も『和文交信』に少しハマったことがあるので、

和文CWerの気持ちは、一定程度は理解できます。

でもね、『なんちゃら電信愛好会』とかに入っても、

そもそも、和文の運用局が『マイノリティ過ぎ』といえるくらい少なく、

 

・いつも同じ局としか交信しない

・必然的に、ロールコールを追いかける毎日

 

あかんとは言いませんが、

結局は『仲間内の「なぁなぁ」』に陥ってしまいます。

電信の愛好会を謳うならば、

和文交信の中でも、ニューカマー向けに『コンテスト運用の仕方』とか、

『欧文ラバスタ交信の仕方』など『もう少しバリエーションがないんか?』とか、

 

いろいろ感じてしまいます。

 

アマチュア無線は『孤高に楽しむのも長続きの秘訣』です。

仲間内でも『あほな話し』もすれば『DXの話し』、

あるいは『アンテナがどうしたこうした』とか、

世界のDXerが熱中する『デジタルモード』の話題とか、

 

もうちょっと、話題が広がれば楽しいのにな、と感じています。

 

私が『一般的なクラブや社団局に入らない理由』は、

アマチュア無線以外の『例会』とか『飲み会』とか、

あんまり、ムセンとは関係のない『人づきあい』が絡むのが『かなわん』のです。

 

無線道楽を長続きさせるには・・・。

 

1,年間スケジュールを立てる

2,スケジュールに合わせた『予算』を決める(年間100千円以内)

3,同じような運用を楽しむ人を厳選して付き合う

4,バランスの取れた『運用』を心がける

5,社団局に入るくらいなら、自分で社団局を作る

 

こんな感じです。

 

人によって『価値観』が異なるので、

決して『押し付け』るつもりはありませんが。

どうあれ、なるべく『孤高に楽しむ』のを肝に置いています。

 

入っている団体は・・・

 

1,JARL

2,A1-CLUB

3,JARL-QRP CLUB

4,自分で立ち上げた社団局(構成員の募集はしていません)

 

こんなもんですわ、ははは。

 

毎度おおきに。ほんじゃーね!!


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※記事は、表現と言論の自由に則ったエッセイで、
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●DXを身近にするチャンス、到来。

2023年06月14日 | アマチュア無線<FT8>

FT8/FT4を『どうせ、インターネット通信でしょ』と誤解している方が、意外に多いのには仰天しています。D-StarやWiresのような『一部、公衆回線を使っている』のとは異なり、目の前のPCとRIGをUSBケーブルでつなぎ、RIGからは、他のモード同様にアンテナから電波が出て、相手に届ける・・・この交信は『USB(SSB)のデータ通信』で、双方の電波を受けて交信する点では『他のモードと何ら変わりがない』のです。ま、見えない局と交信する『他のテクニック(笑)』もあるとは聞いていますが・・・。

【写真:カナリア諸島って、どこかわかりますか?】
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◆Phone、CWも『砂嵐』。でもデジタルモードは活性化。
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それだけ『世界中のDXerが熱中している』ということです。

 

各バンドのFT8/FT4の周波数に、

世界のDXerが『群がっている』状態です。

やったことがない方に『わかりやすく』いうと、

433.000をワッチしていたら『わんさか各局が押し寄せて交信が見える』、

そんな感じです。

 

たった3kHz(3,000Hz)の帯域に『わんさかDXerがいる』のです。

 

今は第三級資格を持った方が多く、

IC-7300M(50W)+多バンドバーチカルでも、

結構な数のDXを身近に感じられるくらいに交信ができます。

 

やらない方が『なんで、やらないのか』私にはわかりません。

 

・Phoneこそ、無線交信だ!

・CWが、イチバン飛ぶ!

 

まぁ、お気持ちはわかりますが、

コンスタントに、10,000kmを確実に飛ばし、

DXと交信するために、PhoneやCWだと、

FT8でも『やっとこさ』のWkdなのに、

どうやって、PhoneやCWの電波を飛ばしてWkdに持ち込めますかね?。

 

そもそも、何W必要なのか、わかって言うてんのかな・・・と思います。

 

まぁ『これが自分の遊び方なのだ!』は尊重しますよ。

でもね、コンディションがイマイチなときですと、

PhoneやCWで聞こえてくるのは『砂の嵐』しかありません。

 

いくらワッチが大事とはいえ『ヒマ過ぎ』やないですか?。

 

PhoneやCWが開いてくるまでの間でも、

FT8やFT4では『それなりにDXと交信のチャンスがある』のです。

今は特にFT8が込み合っていますが、

FT4に移れば、意外とすいていて、

EUあたりとは『あっさり、こっさり、サクッと』交信が成立することも多々。

 

WSJT-XやJTDXをPCに入れているが『眺めているだけ』の局も多いです。

 

いきなりDXの多いバンドに出ても、

デジタル通信の『練習』もせずに、いきなり出ても、

PC時計の時間が『ズっている(ズレ)』と、

よく見えているのに、交信できないこともあります。

 

7.041MHz等『国内中心の周波数での練習』も必要でしょう。

 

国内もバカにできません。

JCC、JCG、KU、AJAのスコアも伸ばせますし、

FT8のソフトを新バージョンにアップした際も、

動作チェックを兼ねて運用すれば、

相手局も多いことで『正常に動作するか』の点検もできます。

 

PhoneやCWこそ、ムセンだ!

 

お気持ちはよくわかります。

ダイレクトに伝わるのは感慨深いものですし、

CWでDXと交信する際『ショートパスとロングパスの両方が聞こえる』、

つまり『エコーが伴った電信』は『地球規模を肌で感じられる醍醐味』も。

 

とはいえ『それ、毎日、体験できますか・・・?』。

 

結局、PCが苦手な局がEs発生時にPhoneでCQを出しているのを応答・・・。

せいぜい、飛距離は1,000~2,000km程度です。

21MHzあたりですと、VKとかは楽に交信できることもありますが、

それは『過去のお話』で『そのVKの局の多くもFT8に移行』しています。

 

Es中心の半径1,000kmに『いくつのエンティティがあるのでしょうか?』。

 

FT8で50W、これをCWに換算したら500W以上、SSBだと5,000W以上。

 

はっきり言えば『第一級で落成検査を通した、ほんのわずかな局』のレベルです。

そもそも、JAで5kWの落成検査は通りません。

となれば『よほど、コンディションがいいチャンスにタイミングよく出られるか』。

 

ほとんど『博打』に近いと思いますよ、私は。

 

それが、第三級でも扱える『50W』で『世界各国と交信できる』のですから、

ちょっとの工夫でできるものを『やらない』のは『もったいない』と感じます。

 

眺めてばかりいないで、思いきって『CQの応答』から始めてみましょう。

 

やってみたらわかりますが『ハムログへの自動書き込みの仕方』とか、

交信した局へのeQSLやLoTWへデータを送るために必要な『ADIF生成』、

相手から届いたeQSLやLoTWでのログマッチングの確認と把握。

 

けっこう、事務的な作業も伴います。

 

従来、ムセンは『電気の趣味』の要素が強かったですが、

今は、事務作業を伴うと『文化的趣味の要』を実感します。

 

半径1,000kmに、いくつのエンティティがありますか?。

 

やっぱり、コンスタントに10,000kmを確実に飛ばす方が面白いです。

しつこく書いていますが『半径10,000km以内に100を超えるエンティティがある』。

 

せっかく手にした資格、有効に使いましょう。

わからないことは、わかっている人に『素直に教えてもらう』のも大事です。

 

誰かさんの言葉を借りれば『今のDXCCは、アホでもできる』のですよ。

 

ま、出る周波数帯によっての『難易度』は異なりますが、ね。


毎度おおきに。ほんじゃーね!!


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●『運用は、計画的に』です。

2023年06月13日 | アマチュア無線<全般>

アマチュア無線は『細く長く続けるのがコツ』だと思います。ニューカマー局の中には『矢継ぎ早に、OMさん並みのシャックに』と、ボンボンとカネをつぎ込んでいる方が、少なからずいらっしゃいます。私は『この人、大丈夫かな』と、冷や冷やしてみています。利口なやり方は『まずRIGとANTで30万円以内』に抑えて『これで10年頑張る』とやってみてください。特に『給与所得者(サラリーマン)の場合』、年収の10%でスタートし、年間にかける『無線道楽の費用を10万円以内に抑える』のです。これで飽きなければ『年間10万円×30年間=無線道楽にかける総額が300万円』です。コツコツと長く続けていけば『知恵』もつきますし、支援者やいい指導者にも巡り合えます。一か月に使える『無線道楽の限度額は8,000円』を目安小遣いが月額3万円として25%以内)にすれば、そこで『工夫』や『知恵』を使います。そのために『勉強』もしますし『目標』や『戦略』、『グランドデザインを描く』とか『作戦』『戦術』に落とし込みができますね。無線機というものは『戦術』であり『ただの武器』なのです。大事なのは『目的』『目標』『戦略』です。本来あるべき姿現状のジブン対比して『客観的』に見られていますか?。アイボールと称した『飲み会』も『ほどほど』にしましょう。

【写真:無線家の30%は、けっこうカネに詰まっているのです】
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◆今回の無線バブルが弾けたら、やはり30%の人は『飛び』ます。
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いつの『サイクルピーク時』も『無線バブル』がやってきます。

 

そして『サイクルボトム期』に『背伸びし過ぎた局』が、

消息不明になり『風のうわさ』で『夜逃げ』や『自己破産』の情報が入ります。

 

アイボール会の後のコーヒー代の300円がキツい、らしい。

 

 

▲50歳代なら、必見ですよ。

 

アマチュア無線は『年収分、使った時点で終わり』です。

一例ですが、年収300万円の人が『無線道楽』を始めたとして、

矢継ぎ早に、OMさんと同様のシャックを構築すると、

これだけで、無線機代、アンテナ代、周辺機器代等々で、

軽く100万円を超えてしまいます。

 

いいですか、300万円が『極度額』と設定したら、残りは200万円ですよ。

 

ここで『移動手段の車』に『200万円』をつぎ込んだとしたら、

もう、ほとんど『極度額』に到達します。(極度額と限度額は異なりますよ)

いきなり、極度額に到達しないのは、

車などは『オートローンやリース』で『分割支払い』しているからで、

払いきった時点で『飽きたから、また乗り換え』を繰り返します。

いくら『残価設定ローン』でも『理屈はカーリースと同じ』ですから、

ここでは、分けて考えないことにします。

 

車の買い替え周期は『概ね7年』です。

 

さて、その『7年間』には、

車以外に『無線関係』も『グレードアップ』が図られます。

その資金が『余剰のおカネ』なら問題はありませんが、

クレジットカードや信販のローンなどを利用していると、

何かの拍子に、タガが外れて、気が付けば『多重多額債務者』に。

 

無線機器の販売店も・・・

 

『1人の顧客に、最大でいくら使ってもらうか』を計算しています。

 

概ね『その人の年収分くらい』を目標にします。

それくらい考えないような販売店は、

商才のない『あほ』かも知れません。

 

あたりまえですが、気づかないうちに『与信』かけられています。

 

・車に無線機を取り付ける際に、車検証を『チラ見』して所有権を確認する

・車検証が見られない場合、陸運局で登録番号から『閲覧』で内容確認(除軽自)

・手数料なしボーナス一括払いで信販を使わせる際、勤務先と免許証で与信

・雑談で、さりげなく年収を探り、小出しに『こういうのがオススメ』とかいう

※勤務先の与信情報は『TSR』や『TDB』で容易にチェックできます。

 

クレジットカードの利用は、下手すりゃ『多重債務の入り口』にもなります。

 

1,ショッピング枠:30万円

2,キャッシング枠:50万円(極度額)

★合計すると、1枚のクレカで80万円の枠がある

 

多くの場合、VISA、Master、JCBの『3枚』を持っているとします。

 

1枚で『80万円の枠』があるとして『3枚』を持っている。

80万円×3枚=240万円のショッピング&キャッシング枠があるという計算です。

これを超えると『超えてはならない一線』を超えて『消費者金融』に走ります。

 

クレカが240万円でパンクすると、

銀行系カードローンで『おまとめ一本化』したりで、

クレカには『一括返済』して、またショッピングやキャッシングを繰り返す。

そのうち、またパンク寸前になると、

いよいよ、消費者金融に走ります。

 

どうあれ、ほぼ年収分くらいまで『いってしまう』。

 

いくら『今は総量規制があるでしょ』とか言っても、

そんなものは『タテマエ』のことで、

周囲に合わせるために『背伸びする人』は、

どうにかして総量規制を『うまく超えた借財を増やすもの』です。

 

2025年~2030年ごろにかけて、ムセン破産者が増加するでしょう。

 

1,無線機(HF~V・UHF)の合計:60万円

2,アンテナ(自宅・車両)の合計:30万円

3,周辺機器(計測器、他)の合計:10万円

4,さらに上級資格を取る費用:6万円

5,上級資格で使える無線機を買い足す:30~50万円

6,知恵がついて、リニアを買い足す:20万円

7,やっぱりタワーだ!と自立タワーとアンテナ:100万円以上・・・

8,フリラ4バンドをフルで揃えている場合:50万円を追加加算・・・

 

いかがでしょう。一般的といわれる年収300万円を超えているでしょ。

 

以後、際限なく・・・浪費のスパイラルに陥ります。

 

毎度おおきに。ほんじゃーね!!

 

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●半径10,000kmを確実に飛ばして、その後、どうする?。

2023年06月12日 | アマチュア無線<FT8>

ポチッとするだけと言うと言い過ぎですが、それに近い簡単な操作で、それも小さな設備で10,000Kmを超える海外局とも交信できるHF帯のFT8/FT4モードのお話です。なぜ『半径10,000kmを確実に飛ばすことに固執するか』。10,000kmの円の中には『100を超えるエンティティがある』のです。1ホップ1,000kmで喜んでいる局には『何のことやら、さっぱりわからない』という声も聞こえてきそうですが、100エンティティをLoTWでCfmできれば『サクッとDXCC入り』できるのです。できれば100W、200W出せれば『到達は早い』ですが、第三級の50W、第四級の10Wでも『バンド選択』や『季節要因』などの諸条件を間違わなければ、コツさえわかると『誰でもできるプログラム』なのです。食わず嫌いをやめて、デジタルモードから『DXを身近に感じるハムが1人でも増えれば楽しいな』と思っています。

【写真:南米・ウルグアイからのeQSL。21MHz・50Wでも十分です】
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◆デジタルモードの定着で、DXが『身近』になりました。
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上の写真の『南米・ウルグアイ』は昨年に交信しました。

 

21MHz・50W・FT8で交信したもので、

アンテナは、自作の1/4波長GPです。

サイクルピークが近づいてくると、

10・14MHz帯を使わなくても『ハイバンド』で10,000km超えの交信ができます。

 

冬場に7MHz・10W・FT8・モビホで『ポーランド』と交信できたとき・・・。

 

ホンマ、仰天しました。

しばらく7MHz・10WでFT8をやってみたのですが、

6大陸州(AWARDでいえば『WAC』)とも交信できました。

 

残念ながら、Cfmは4大陸州で残りの2大陸州はWkd止まりでしたが(笑)。

 

さて、デジタルモードで交信ができるまでは、

もろもろの設定で苦労する場面もあり、

それはそれで面白いと思うのですが、

ある程度の交信ができてしまえば、

子供の頃のプラモデルと一緒ですぐに飽きてしまう???

 

『最初のうちは面白がってやってたけどもう飽きた』と言う方も、

けっこういらっしゃるのではないでしょうか。

 

『こんなんどこが面白いの?と思ってたけどやってみたら、

 どっぷりハマった!』という方も、たくさんいらっしゃいますね。

 

FT8に限らず飽きずに楽しむ遊び方をしていますか?

 

ポチッだけで世界中と交信できれば、

高度なスキルは要らないし、

アンテナなど設備のグレードアップも必要ない・・・。


いとも簡単に世界中と交信できれば、そりゃすぐに飽きてしまいます。


特にFT8モードでは会話がもなくコールとレポート交換だけのQSOです。

これだけだと飽きてしまうのも当たり前かもしれません。

DXCCやWASなど世界的にハードルの高いアワードを狙うのはどうでしょう。


目標があるとその対象局を狙って運用します。


国内のアワードにもハードルが高いものがあります。

7MHzのAJDは簡単でしょうけれど、

WAJAやWACAなどは、すぐ完成するものではありません。

JARLのAWARDでもDXCC(MIX等)より難易度の高いのがあります。

 

・アワードを狙い、獲得した獲物

・これから狙う獲物

 

これらを整理しなければいけませんね。


・電子ログや電子QSLを駆使して整理していきます。

・ハムログ

・QRZ.com

・LoTWも使いこなせればいいですね!

 

ただ聞こえたところと交信するのではなく、

目標を定めて運用するのが大事です。

 

・交信したいところ(国・地域)となかなか交信できない!

・あの局は交信できてるけど自分は出来ない!

 

こんなことがあるから、

・運用テクニックを向上させ

・設備をグレードアップして

出来なかったところを狙うんですね。

 

CWやSSBも、それなりのテクニックが必要です。

 

FT8にテクニックは必要ない!?

それは『早計』というものです。

 

FT8モードの運用でも、

知らないと損するテクニックは、たくさんあります。

 

『DXペディションモード』の使い方を習得するのもテクニックのうちです。

 

ずっと呼んでるけどぜんぜん返ってこない。

と思ったら1発で返ってくる時もあります。

大きな設備の局でも延々呼んでる時があるようだ!?

明らかに設備の小さい局に先を越された事が何度もある。

 

アンテナ大きくし、出力を上げて解決できることだけではありませんね。

特にFT8モードでは、

強かろうが弱かろうが『届いてさえいれば相手の画面で見えるのは同じ』。

 

信号が弱いとコールサインがかすれて読みにくいなんてことはありません。

自分なり、FT8でいろいろやってみた経験からですが、

早くリターンを得るコツがあるように感じます。

 

みなさんそれなりに工夫されているでしょうしテクニックをお持ちでしょう。

 

そのうちFT8モードの運用スキル向上のための勉強会や、

情報交換会ってのがあればどうでしょうかねぇ。

ハムログ・QRZ.comやLoTWに関する使い方や、

工夫などの情報交換も含めて、やってみたい方がいらしたら企画したいかな。

 

DXペディションモードも早くマスターしたいし、

他局に迷惑を掛けないスマートな運用スキルも学ばないと・・・。

みなさん自分だけの『裏ワザだ』と内緒にせず、

情報交換に来てくれるかな。

 

私は見えない局と交信できる裏ワザが知りたいけど・・・(爆)

 

毎度おおきに。ほんじゃーね!!

 

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●ATU、魔法の箱では、ありません。

2023年06月11日 | アマチュア無線<全般>

2m・SSBの『ラグチュー』を聞いていたら『中華製のアンテナチューナー』の話題で盛り上がっていました。

【写真:ATU-100という品。$79.99だとか】
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◆第一電波のセンターローディング・ホイップと組み合わせているとか。
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HF15CL(21MHz用)+ATU-100=10~28MHzまで、マッチングが取れるとか

HF20CL(14MHz用)+ATU-100=7~21MHzまで、マッチングが取れるとか

 

そんな会話で盛り上がっていました。

 

インピーダンス合わせのために『1:9UNUN』のバランがいるとか。

まぁ、アンテナ設置の制約上、

ATUを使わざるを得ない場合には『強い味方』だと思います。

 

また、出たいバンドごとにモービルホイップを用意していたら、

1本が1万円としても5~8万円ほどかかるので、

中華製の『$79.99』は価格的にも魅力でしょう。

 

でも、見かけ上の精神安定剤です。

 

確かに『ちゃんとQSOできているぞ』という声もあります。

QSOも『1ホップの1,000km』だったら、

同調が取れていないANTにATUで『強制マッチング』でも、

それなりに電波が届くのは、経験上知っています。

 

じゃあ、そのATU100とやらで『10,000km飛ぶのかな?』です。

 

アンテナの同調は『基本中の基本』です。

VSWRが『1:3.0』くらいまでなら、

ATUでもMTUでも『ごまかし』が効きます。

 

反射波のロスが25%としても、

進行波が75%ですから、

100Wの出力として『75Wは飛んでいく』のですね。

 

さらに、進行波が反射波の幾分かは合成して外へ放出してくれるので、

VSWRが『1:3.0』くらいなら『まぁ、10,000kmは飛ぶ』のを経験しています。

 

確かに、1本のモービルホイップとATU-100の組み合わせであれば、

ざっくりですが『2万円』で『HF遊び』ができるのですから、

安価と言えば安価だとは思います。

 

でもね。

 

くだんのラグチューは『10MHzがどうの』というあたりから推察すると、

第二級以上の資格を持った方々の会話です。

 

・HF20CLやHF15CL

・ATU-100

・1:9のUNUN ←こんなのが必要ってのが『どうなの?』と感じました。

 

14MHzや21MHzは同調アンテナになっていて『それなりに飛ぶ』でしょう。

それ以外は、RIG側から見た『見かけ上の同調』です。

まぁ、$79.99なので『安い』でしょうから、

実験用には『おもしろい』とは思いますし、

場末のスナックで飲んで、

タクシーで帰るよりは『安い遊び』だと感じます。

 

とはいえ、やっぱり10,000km飛ばすなら『同調アンテナ』を使うべきです。

 

1ホップ1,000km程度なら『テキトーなアンテナ』でも遊べます。

せっかく『第二級以上の資格』をお持ちなら、

きちんと同調が取れる『スクリュードライバー』を使うとか、

1/4波長に切った電線をファイバー製釣り竿とかに沿わして、

念のためにMTUで『微調整を取る』など、

アンテナらしいアンテナを使ってほしいな・・・と感じました。

 

信じられないかも知れませんが、

きちんと同調が取れている『VSWRべた落ちのスクリュードライバー』で、

8J1RLと交信した友人がいて、

彼は『FT8やけど、正真正銘、IC-705の10Wや』と、誇らしげに語っていました。

 

余談ですが。

 

家の中で『鴨居』に21MHz用のダイポールを張った(貼った)ことがあります。

6畳の間の鴨居に電線を這わせて『ベント』させたダイポールなのですが、

木造家屋ゆえに、10Wで運用したところ『楽勝で1,000km』の交信ができました。

59+20dBくらいで入感している北海道の局がCQを出していたので、

ダメ元で呼んでみたところ『59から59+10dBでQSBはあるも強力です』と、

嬉しいレポートを頂いた経験があります。

 

鴨居アンテナでも同調が取れていたら、きちんと飛ぶのです。

 

相手局は『100W運用』とのことで、

10dBの差だったことから『100Wと10Wの差も10dBの差には合点がいく』と、

室内に張った(這った?)ベントダイポールでも、計算的にも合致し、

こんないい加減なアンテナでも『使い物になる』のを実感したことがあります。

※dB:10dBの電力比は10倍。20dBは100倍、30dBは1,000倍。

 

ATUは便利ですが『ATU、魔法の箱では、ありません(川柳)』。

 

もっとも、木造家屋ゆえに室内ベントダイポールも使えましたが、

10W程度にしておかないと『火を噴くと火事になる(笑)』ので、

あんまりオススメしませんが『1ホップ1,000km程度なら使える』のです。

※マンション等、鉄筋や鉄骨の入った建物の中では使えません。

 

基本は『きちんと同調が取れたアンテナ』を使うのがいいと思いますよ。

 

・買い物自慢

・変わったもの自慢

・交信できた自慢

 

昨今、こんなラグチューが多く、JAのアマチュア界の将来が不安です(笑)。

 

毎度おおきに。ほんじゃーね!!

 

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