OTA(Now On The Air)

JF3TBMの無線道楽雑記帳。その他、社会随筆も不定期に掲載。

●『レポートは次回、お送りします』の謎。

2023年03月04日 | アマチュア無線<マニュアル>

CQを出している多くの局が『レポートは次回お送り致します』とか言っています。なんで、ひと手間を増やすのか『不思議』です。

【写真:相手局へのレポートは、自分基準で判断すべし】
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◆ワンストローク増やすのは、ムダです。
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みんな『Sメーター』を『見て』から『RS』を決めていますねぇ。

 

・同じRIGでも、個体差がある

・そもそも、Sメーターのキャリブレーションなど取っていない

・ということは『どこにも基準になるモノ』が『ない』

 

電信のコンテストの場合だと・・・。

 

・相手局:CQ TEST JA3QRZ TEST

・自局:JF3TBM

・相手局:JF3TBM 5NN

・自局:5NN TU

・相手局:TU CQ TEST JA3QRZ TEST・・・

 

これで交信成立です。

CWで、いちいちSメーターの数値でRSTを送ってくる局など、

よほど『神経質な局』くらいのもんです。

 

これが、Phoneだと『急に、慇懃無礼』になったりします。

 

どうやら『相手局と同じレポートを送らないと失礼』とか、

わけのわからない気遣いが、

かえって『不正確なレポート』になることも多々あります。

 

・私が5W

・CQ出してる局が50W・・・としたら、

・電力比は、10倍で『10dB差』があって、当然です。

 

59/51のレポートなんて、ザラにあって当たり前なのです。

 

どうしても、『次回レポート』を送りたければ、

余計なことを言わずに、

いったん、相手に返せばいいのです。

 

・CQCQCQ  こちらはJA3QRZ JA3QRZ JA3QRZ どうぞ

・JF3TBM JF3TBM どうぞ

・了解、JF3TBM こちらは JA3QRZです。こんばんは、どうぞ

・了解、JA3QRZ こちらは JF3TBMです。レポートは59です。名前は・・・どうぞ

・了解、JF3TBM こちらは JA3QRZです。こちらからレポートは51です。

 名前は・・・

 

いかに『余計なこと』を省略して簡潔に進めるか。

 

話題が豊富で、交信の中身が膨らめば、

ゆっくり話せばいいですし、

絶対に『レポートは次回お送りいたします』が、

NGということではありません。

私が言いたいのは『レポートは次回お送りします』の言い回しが、

交信時にレポートを送る際『そのように言うもの』の思い込みがNGということ。

 

レポートは次回・・・が『毎度毎度のルーティン化』していないか?、です。

 

Youtubeの交信動画を『教科書』にしている局は、

特に『レポートは次回・・・』の傾向が強いと感じます。

Youtube界では、いくら有名人だか知りませんが、

運用の中身を『資格が担保できていない局』の動画を、

教科書にしてしまい、それが身に付いてしまうと、

なかなか矯正できにくいのです。

 

Youtubeの交信動画は『かなり間違いが多い』のです。

 

ニューカマーが、それを見て『真似』をする。

さらに、ニューカマー局同士の交信で、

間違った運用方法が『拡散』していく・・・。

 

あまり芳しくない傾向だと、憂慮しています。

 

・RIGを取り換えたり

・ANTを新調したり

 

こんなときは、ローカル局にレポートをもらうこともあります。

しかし『キャリブレーション』を取りようがないRIGのSメーターなど、

ただの目安であるということを前提に、レポートをもらうべきでしょう。

 

・そちらのメーター読みで結構ですから、Sはどれくらいでしょうか?

 

こういう言い回しの方が、

私は『スマートな運用(交信)』だと思いますよ。

ホンマに、運用マニュアルが必要だなぁ・・・と思う昨今です。

 

毎度おおきに。ほんじゃーね!


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※記事は、表現と言論の自由に則ったエッセイで、
 公人を除き、登場する個人・団体名は全て架空のものです。
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●FT8運用は、勉強より『まず、設定』。

2023年02月12日 | アマチュア無線<マニュアル>

世界中の多くの局が熱中している『FT8』。国内のQSOで『FT8もやりたいのですが、もう少し勉強してから・・・』とかおっしゃるのを耳にします。私は運用の勉強など『走りながらやればいい』と思います。CWのように符号を覚えるとか、Phoneのように英語を覚えるとか、そういうのはありません。むしろ『一見、簡単そうに見えるFT8でも、やっていると「いろいろ想定外のコトが起きるもの」なのです』。不具合に向き合い、自分で調べて考えて解決できて少しずつ運用スキルも上がっていくものです。運用そのものはPCが自動で進めていきますが、かといって『オール自動運転』とはいかないものです。

【写真:メーカーはUSBでRIGとPCをつなぐだけ、とはいいますが】
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◆その『つなぐだけ』なら、カンタンですけど。
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ハイバンドのシーズンオフの間に、FT8の設定を済ませて試運転しましょう。

 

なぜなら『必ず、FT8初心者は、何らかの不具合に遭遇するもの』です。

少しずつハイバンドのコンディションも上がっています。

お空は『春の様相』DXも、けっこう入ってきています。

そんなときに『想定外の不具合』が起きて交信を逃すと、

かなり『ショックが大きい』でしょう。

 

なので『まだ、シーズンオフの間』に『一通り不具合経験』もしておきましょう。

 

RIGごとに『RIG側の設定の仕方』が異なるので、

RIG側の設定方法は、このエントリーでは省略します。

今回は、WSJT-Xを例に、ソフトウエア側の設定の仕方を書き残します。

ちょっと画像が真っ白けなので、下の方まで下げてくださいね。

 

 ↑↑まず、この『ウインドウズマーク』を右クリックして、

  デバイスマネージャーを見てみましょう。

  設定時に必ず必要なので、必ずチェックしてくださいね。

下から『6つめ』に『ポート(COMとLPT)』の表示が出ます。

左端の小さな『>』マークをクリックすると、

図のように『(COM8)』と『(COM9)』が表示されていますね。

必ず、この番号を『紙にメモ』しておきましょう。

よく使う無線関係のノート(HAM-NOTE BOOK等)のメモ欄に書いておくと、

後で『見返す際』にも役立ちます。

どこに書いたか、ご自身でわかるようにしてくださいね。

WSJT-Xを立ち上げ、ファイル→設定→無線機→シリアルポート(COM8)→

→(先ほどメモしたCOM8に設定しました)→OKをクリックします。

続いて、オーディオの出入力設定に移ります。

サウンドカードの欄にある、

・マイク(USB Audio CODEC)を選びます

・スピーカー(USB Audio CODEC)を選びます

 

これで『基本設定』は、終わりです。

ね、勉強などしなくてもOKでしょ。

 

RIGに関しては、メーカーや販売店で機種ごとに把握していると思います。

外部機器の設定等、同じ機種のRIGでも、

ファームアップしているかしていないか、で微妙に異なります。

RIGごとのフォローは、私もできませんので、

ここは販売店さんに聞くなり、

同機種のRIGを使っているOMに聞いてみましょう。

 

※ICOMの現行機種(IC-705、IC-7300、IC-7100)は、多少わかります。

 YAESU機は、所有していないので私にはわかりません。

 ICOM機の『基本設定』は、別の機会に書こうと思いますが。

 

<RIGの設定が済んだとして・・・>

再度、ファイル→設定→無線機の画面を開きます。

オーディオの出入力も『USB Audio CODEC』になっていますか。

大丈夫なら、右側画面の下にある『CATをテスト』をクリックします。

PCとRIGが『正常に認識し合っている状態』ならば、

『CATをテスト』の枠が『緑色』を表示します。

 

<運用にあたって>

・PC時計を正確に『0.0秒』に合わせてください。

RIGの時計とPCは連動していません

・PC時計は正確に合わせておかないと、

 相手がこちらのデータを解析されないこともあり、

 交信の機会損失があります。

・WSJT-Xを立ち上げ、空いた周波数を、

 バンドスコープのような『ワイドグラフ』で見つけてください。

運用中は『ワイドグラフ』を、しっかりみましょう!

・WSJT-Xの『デコード』から、CQを出している局を見つけクリックすると

・右側の画面に表示されます。

・あとは、自動でCQを出している局を呼ぶ動作が始まります。

・このとき『TX1』を飛ばして『TX2』から交信を始めると、

 交信が1ストローク(15秒)省略できます。

 TX1をダブルクリックしたら、TX2から始まります。

 JTDXの場合は、TX1を外す設定があります。

 また、F/Hモードで運用する際は『TX1(GL)』から始めてください。

自動シーケンスにチェックを入れておきましょう。

送信周波数固定にしておくと、

 交信が終わってから『周波数乗っ取り』も、避けられます。

・送信周波数固定のチェックが外れていると、

 相手局がCQを出している周波数と同じ周波数(オンフレ)で、

 交信が始まりますので、交信が終わったら別の空き周波数を、

 ワイドグラフで探しましょう。忘れていると『オンフレ乗っ取り』になり、

 せっかく交信した相手局の心象(証)を害するのでご注意のほどを。

・FT8は、基本は『スプリット交信』です。

 

やっていると回り込みに悩まされたりしますが、それも『勉強』です。

それをクリアしたら『ひとつ賢くなる』のです。

冒頭に書いた『走りながら勉強すればいい』は、こんな意味も含んでいます。

 

書き出すと、CQ誌の別冊付録並みになりますので、

今日はこの辺で。

 

毎度おおきに。ほんじゃーね!


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●メンターを持とう。

2023年02月09日 | アマチュア無線<マニュアル>

メンターとは メンター( Mentor )は、日本語で『指導者、助言者』と訳されます。 ビジネスにおけるメンターは、 自身が仕事やキャリアの手本となって、新入社員や若手社員に助言・指導をし、個人の成長や精神的なサポートする人 を指します。さて、趣味の『アマチュア無線』にも『メンター』が身近にいるのといないのとでは、自身のハムライフにも『大きな差が出る』のです。

【写真:ビジネスで使えるノーハウを、趣味にも導入しよう】
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◆失敗せず、長続きさせるためには、何が必要?。
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結論からいうと『良き指導者を見つけるコト』です。

 

また、仕事と同様に『ゴール』を決める、

すなわち『目標』を持つことです。

行き当たりばったりの出たとこ勝負で、

長続きした試しはありませんね。

 

1,興味をもつ

2,情報を探す

3,調べる、考える、恥ずかしがらず『質問』をする

 

あなたの『質問』に的確に答えてくれるメンターはいますか?。

 

世界中のハムが熱狂している『FT8』を例に挙げてみましょう。

これだけFT8/FT4等のDeigitalモードが『普及』しているにもかかわらず、

ああだ、こうだと『反論』して『やらない』のは『もったいない』と感じます。

 

まぁ、新しいものは怖いですし、怖いからこそ反論が出るのも世の常ですね。

 

1,普及しているFT8/FT4

2,あなたへの動機づけは?

3,行動してみましたか?

 

なぜ、FT8がこれだけ熱狂的になっているのでしょう。

 

1,アンテナ設置のスペースの問題

2,送信電力の制限の問題

3,その他、無線をやる自分の周囲の環境の問題

 

アンテナや電力の制限がある局には、素晴らしいモードだと感じます。

 

1,バンドごとの、電波伝搬の『特徴』をつかむ

2,よく運用する周波数帯を決め、より深く知ること

3,DXCC(あるいは、JCC、JCG、KU、GL・・・)等を増やせる最適な時間帯を知る

4,交信のテクニックを磨く

5,許可を受けた全周波数帯に、手あたり次第の運用を避ける

 

しつこいですが・・・

 

1,興味を持つ

2,情報を探す

3,質問をする

 

この『質問』に答えてくれるのが、

前述のメンターなのです。

 

動画を教科書にしても、的確な答えは返ってきません。

 

・ネタがないから、新機種のレビューばかり

・運用の様子も、オリジナルフォネティックを使っていたり

・RIGの操作が間違っている

 

まぁ、テキトーで動画配信で小遣い稼ぎしている方の多いこと多いこと。

 

そもそも、あなたの資格や資質もわからない配信者が、

どのくらいの予算を掛けられるかもわからない状態で、

はたまた、どの程度のスキルがあるのかもわからずに、

 

的確なアドバイスができるわけ、ありませんよね(笑)。

 

1,主観的

2,思い込み

3,間違った認識

 

ここに、傾倒しているのは『時間の無駄』ではないでしょうか。

 

メンターは『あなたの本気度』が伝わらないと、

なかなか、メンターになってくれません。

 

1,FT8をやりたい

2,CWでコンテストに出たい

 

こんな相談を受けたことがあります。

 

1,FT8をするなら、PCとRIGのセッティングまではやってください

2,CWは、最終的に『欧文1分間100文字』の受信練習をしてください

 

このように『宿題』を出しましたが、

ご本人は、質問どころか『やらない理由(言い訳)』を並べたので、

この方へのアドバイスは辞任しました。

 

いくら『アマチュアは親切である』とか言っても、限度があります。

 

1,良き指導者を見つけるコト

2,ゴール(目標)を決めるコト

3,自身のベストを尽くす

 

これだけ揃えば、必ず『他局との「差」』がつくはずです。


毎度おおきに。ほんじゃーね!


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●マンネリ卒業のために、初心に戻りましょう。

2023年01月31日 | アマチュア無線<マニュアル>

【写真:こんな運用していたら、あなたの『恥』です】
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◆OMさんの運用も『怪しい』ですな。
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CQ誌・1月号付録の『HAM-NOTE BOOK』に、

アマチュア無線用語として『チャンネルチェック』が載って久しいです。

まぁ『絶対あかん』とは言いませんが、

 

ろくにワッチもせずに『チャンネルチェックぅ!』と、

いきなり妨害してはいけません。

 

・スケルチ開放にして(FMの場合等)

・少なくとも1~2分はワッチ(受信)して

・発するなら『手短』に

 

スマートなやり方は、きちんとワッチして『お使いですか?』で十分。

 

私の交信で、

『ジャパン、フランス、ナンバースリー、

 トウキョウ、ボストン、メキシコ、JF3TBM門真管内モービル・・・』なんて、

聴いたことがある人は、いないはずです。

 

かつては『F』を『フロリダ』とか言いましたが、今は滅多に言いません。

 

CQを発する際、

・ジュリエット

・フォクストロット

・スリー

・タンゴ

・ブラボー

・マイク

 

これを『2回』繰り返し、最後に『JF3TBM』『受信します』です。

 

法令集に記載されている『フォネティックコード』を使用するのは、

フォネティック警察(要はポリティカル・コレクトネス:ポリコレ)対策でもなく、

特に呼出周波数の周辺では『きちんとやらないと、ニューカマーが真似をする』からです。

私たちも『古株』『OM』と呼ばれる域に達してきて、

自分流アレンジの勝手なフォネティックコードを使用していません。

 

CW(電信)の資格を取った頃は『送信試験』がありました。

 

誤字は『3点減点』です。

 

間違ったときに『トットットットッ』と、

実際の運用時に『便宜的な訂正符号?』を打つ人も多いですが、

現在も送信試験があるとして『・・・・』を打つと、

『・』が1個で『3点減点』になり『・・・・』だと、

『・』が4個で『3点×4か所=12点減点』です。

 

送信原稿に『E E E E』もしくは『ヘ ヘ ヘ ヘ』が書いてない以上、

送信試験で、余計なコトを打つだけで『不合格』になる場合もあったのです。

 

同じ内容が、CQ誌・2月号・CWステップアップのコラムでも書かれていました。

 

どうも、最近の交信は『緊張感が、なさすぎる』と感じます。

 

国の制度や法改正で『2級まで講習会で取得可』になったのはいいですが、

かつての2級資格者とは『程遠い、かつての4級以下の運用』も目立ちます。

これでは、古参の局が『最近の430MHz帯・FMは、あかん』と、

だんだん、CQ出すのも敬遠しがちなのも仕方がないのかも知れませんね。

 

・CQ、CQ、CQ

・こちらは

・ジュリエット(以下略)2回

・JF3TBM

・受信します(本来は、どうぞ)

 

これでいいのです。

 

・JA3QRZ、こちらは、JF3TBM、お声がけありがとうございます

・レポートは、59です

・私の名前は(QRAではない!)おおたです

・おおさかのお、おおさかのお、たばこのた、太田です

・JA3QRZ、こちらは、JF3TBM・太田です。こんばんは、どうぞ

 

いかがでしょう、スマートじゃないですか?

 

・了解。

・JA3QRZ、お名前は、たなかさんですね

・59ありがとうございました(本来、復唱はいらない)

・こちらの運用地は、大阪府大東市です。(常置場所だのとか言わない)

・JCCナンバーは、ふたごーふたふた、2522、大東市です

・さて、交信証は、いかがしましょうか

・JARL(BURO)、ノーカードでも結構です

・また、eQSLやLoTWにも対応しています

・ご指定ください

・JA3QRZ、こちらは、JF3TBMです。たなかさん、どうぞ(名前省略可)

 

テキパキやるのがコツです。

 

CQを出して『複数局』から呼ばれているときもありますね。

そういうときは・・・

 

・了解

・JA3QRZ、こちらは、JF3TBMです

・たなかさん、交信証はBUROですね。

・もう少しお話したいのはやまやまですが、

・多くの局に呼ばれていますので、本日これでファイナルを送ります

・JA3QRZ、こちらは、JF3TBM、ありがとうございました、どうぞ

 

CWやFT8の交信に慣れている私は『これでも長いなぁ』と感じます。

 

・複数局に呼ばれていない

・何か、話題が合いそう

・少し、ネタを振ってみる

 

ここらは『ケースバイケース』で判断します。

 

・休日は、HFで(7MHzで)下手ながらCWもやっています

・出勤前のちょっとした時間に、7MHzの国内向けにFT8を運用しています

・目下、JCC-600を目指しています。現在570まで到達しました

・ALL JAPAN AWARDにも挑戦しており『区』も少しずつ埋まってきました

・平成の大合併で『JCG』の難易度が上がりましたね

・JCC-500で、JCG-100、そんな比率で推移しています

・現在使っているアンテナは、自作の4分の1波長のGPを使っています

・地上高は、約10mです

・よろしければ、お使いのアンテナ等、教えていただけないでしょうか

 

何か『話しの接点を見つける』のも『Phoneならではの楽しみ』です。

 

例えば、FT8の話題に食いついてきた局ならば、

FT8の話題で盛り上がりますし『困りごと』があれば、

解決できそうなら、主観的ですが『アドバイスも可能』です。

 

あるいは、CWの話題に食いついてきた局ならば、

どんな運用が多いのか、技術習得に苦労したとか、

欧文のみなのか、599BK式なのか、コンテスト専門なのか、

あるいは、和文も欧文も楽しむ『根っからのCW愛好家』なのか。

 

要は『アドリブ』対応なのです。

 

私は、夜勤のタクシー乗務員をやっています。

お話いただけるお客さまとは『何か接点』が見つかるものですし、

観光で大阪にお見えのお客さまには、

それこそ『地元タクシー運転手しか知らない?レアなお店紹介』もやります。

 

また『京都出身』ということもあり、

『明日は京都に行きます』というお客さまには、

観光ガイド(本やサイト)には載らない名所、旧跡、飲食店も案内します。

 

やはり、アドリブ対応なのですね。

 

話しのきっかけづくりは『気候』から入ります。

暑いの寒いの・・・これで『ノッてくるか?』を見極めます。

受け答えで、酔客ならば『吐くか吐かないか』の見極めもします。

 

私ら『古参』が『痛いな、残念だな』と思う局・・・

 

例えば、アンテナ紹介。

よく『ダイヤモンドのX-7000を使っています』とかいうアレ。

無線をやっていない人が聴いたら『宝石でできたアンテナなのか!』とか、

わけのわからない解釈もされないとも限りません。

無線をやっている横で、家族の人が聴くでもなく聴いているケースもあります。

 

・メーカー名は、いらない

・型番も、いらない

 

正直なところ、私ら『X-7000』とか言われても、

いちいち『第一電波工業のカタログ』を引っ張り出して、

スペックを確認しないと、中身がさっぱりわからないのです。

 

430MHz・FMでの交信ならば・・・

 

・5/8波長×8段GPです(自作か!、と、一瞬思ってしまう!)

・利得は、カタログスペックにですが『11.7dBiです』(約9.5dBdですね)

・メーカー製で、第一電波のX-7000という型番です(なるほどね)

 

これなら『どの程度、実効輻射電力なのか』が想像つきやすいです。

 

・約10dBdの利得があるのですから

・1/4波長GP(0dBd)の10倍の電力比としたら

・0dBdのアンテナで50Wが、10dBdなら10倍の500W相当の実効輻射電力か?

 

話しが、はずむ場合もあります。

せめて、ご自身がお使いのアンテナスペックくらい、知っておくべきでしょう。

やみくも運用で『どこまで飛ぶかやってます』って言っても、

ご自身のアンテナの性能がわからなければ『まぐれ期待』しかないでしょう。

 

なぜ、こういうことを言うかというと・・・

 

多くの交信を聞いていて、

 

『レポートは、ごじゅうきゅう、ぷらす、20デービーで、きょーりょくに』

『全文了解しましたぁ』(うそつけ、そんなに記憶力がいい人はいない)

『リグはFT991、アンテナはX-50』(スペックがわからんじゃないか)

『3回目のQSOですねぇ』(だから?)

『お名前の漢字解釈を教えてください』(カナでいいやん)

『QSLカードは、島根経由で1年後に届くと思います』(余計なコト)

『セカンドサード、ロングで』(つかみがないのに、ロングですか?)

『他のバンドでもよろしくお願いします』(何を・・・?)

 

こんな交信、何がおもろいですか・・・?。

 

無線機やアンテナの型番を聴いて『どうしろ』と・・・。

 

せっかく、Phoneの特性を活かすならば、

・ネタフリ

・つかみ

・アドリブ

 

こうやって、話の中身を膨らませていくのです。

 

おもろい営業マンは『このコツ』を知っていますね。

仕事の話は『5分』、あとは『世間話』。

こういうデキる営業マンの会話を研究してもいいと思います。

 

また、慇懃無礼な言いまわしは不要(ご指導ご鞭撻、ベリーベスト・・・)

 

マンネリ・・・3か月も運用したら、

そのバンド・モードの新規局は『一巡』します。

すると『お馴染み局』に呼ばれます。

こうやって『仲間内のなあなあ』に陥ってしまうのです。

 

私は、マンネリで飽き、無線をやめた局をイヤというほど見てきました。

 

マンネリにならないコツ、ぜひ試してみてくださいね。


毎度おおきに。ほんじゃーね!


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