OTA(Now On The Air)

JF3TBMの無線道楽雑記帳。その他、社会随筆も不定期に掲載。

●庭先バーチカルで遊ぶ。

2021年12月31日 | アマチュア無線<全般>

あるOMさんが急逝された遺志を引き継いで、ご愛用の10m長・ファイバーポールを、2月頃に入手した。全長10mは、7MHzのフルサイズ・バーチカルも立てられるし、各バンドの1/4波長に合わせたエレメントを交換するだけで、HFの『ほとんどのバンドに出られる』のが嬉しい。

【写真:単に1/4波長の電線をファイバーポールに沿わせた簡易なアンテナ】
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◆簡易なアンテナだが、あるとないでは大違い。
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このファイバーポールを入手して以後、

7~50MHzまでは『エレメント交換だけ』で運用できるようになった。

 

SWR調整は『FT8の周波数』にピンポイントで合わせてある。

ハイバンドになると『アマチュアバンド全域』で、

おおかた同調が取れているので、

phoneやCW運用のためにFT8の周波数から少し外れて、

多少SWRが上がったとしても『マニュアルチューナー』で微調整で対応。

 

まぁ、メーカー製のアンテナを高く上げられたら、もっといいのだが。

 

こんな簡易なアンテナでも、21MHz帯あたりだとEUまで飛んでいる。

PSK Reporterで確認したら、オーストリアでも受信してくれている。

28日に、家の用事をしながら、のんびりと運用してみたが、

ウクライナとは、一発でリターンをもらえた。

 

ま、ウクライナなんて珍局でもなんでもないのだが・・・。

 

 

最近は、7MHzの運用も『HFJ-350M』を使っている。

 

AVE50Wとのことなので、ハイパワーを入れたらコイルを焼くので、

概ね25WくらいをMAXにしているが、

JAがスキップする時間帯に『ANT調整』を兼ねてCQを出していたら、

WU1ITUという、アメリカのマサチューセッツ州に拠点を置く社団局から呼ばれた。

へぇぇ、こんなこともあるんだなぁ・・・。

 

おぉ!東海岸か!と、喜んだのだが、

送られてきたグリッドロケーターは『CN85』とあり、

どうやら、西海岸のオレゴン州か『その辺り』とわかり、少しがっかりした。

 

まぁ、小設備でやってんだから『しゃあないがな』。

 

7MHzで国内向けのCQ送出は『1W』にしている。

用事をしながらの『ながら運用』なので、

RIGの前にへばりつくこともしていない。

ほとんど『ほったらかし運用』なのだが、

1Wもあれば、沖縄以外m国内くまなく電波が届いている。

 

送られてきたQSLカードをみたら・・・。

 

多くの局が『100W』だの『200W』と書いている。

QRPで運用している側からみたら、

『国内相手だったら、そんなにハイパワーはいらないです』だ。

 

まぁ『オレは上級資格を持っている』のを自慢したい気持ちもわかるが。

 

DXをやるなら、ハイパワーは威力を発揮する。

しかし、アンテナをみたら『AH-4+LongWire』とか書いてあると、

何だかアンバランスな印象を受けてしまう。

 

国内相手だったら、そんなにパワーはいりません。

 

いろんな住宅事情は、私も似たような環境なのでわかるのだが、

ハイパワー機にオートアンテナチューナーというのは、

少し『安易すぎやしないかな』と思うのである。

 

ま、ひとそれぞれ・・・ですけどね。

 

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※記事は、表現と言論の自由に則ったエッセイで、
 公人を除き、登場する個人・団体名は全て架空のものです。
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●コメット・HFJ-350Mで1.8MHz、実践運用。

2021年12月29日 | アマチュア無線<FT8>

IC-705やFT-817/818などの『ポータブル機』とセットで購入される方が多い、コメット社の『HFJ-350M』という分割式のポータブル用アンテナ。これに、オプションの1.8MHz用コイルを買い足して『実践運用』をやってみた。また、2020年に1.8~1.9MHz帯のバンド幅が拡張され、FT8のDXもスプリット運用しなくても済むようになったのが、より身近に感じる発端でもある。

【写真:全長2mにも満たない超短縮アンテナだが・・・】


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◆ポータブルアンテナ、なめてんじゃねーぞ。
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私自身、この手のアンテナは『そんなに飛ばない』と決めつけていた。

 

冬場を迎え、7MHz帯の国内も『日の暮れ』とともに、

みなさん、CL(クローズ)される。

まぁ、DX用の7.074MHzに移ればいいのだが、

こちらは、並み居るビッグガンのDXerが多くて、

我が家の貧弱なアンテナでは、簡単にエンティティも伸びない。

 

ならば、当面は夜間のDXは辛抱するとして・・・。

 

どうしたものかな、と思案していたら、

最近は『7・1.8MHz用ダイポールアンテナ』が発売されたり、

何やら『HFのローバンドが流行り』になっているようだ。

 

まずは、3.5MHz運用はうまくいったので、お次は1.8MHz。

 

これは、先週に試験運用した際のPSKレポートだが、

概ね、この範囲は『夜間はちゃんと飛んでいる』のがわかった。

となれば『やはり、QSO(交信)したい』ものだ。

 

まず、バンドの様子を見ながら『1.840MHz』に合わせFT8でCQを出す。

 

すると、7・4・5エリアと呼ばれ、最遠は秋田の局。

正直、2mに短縮されたアンテナで、

それも、パワーを25Wまで絞って、

東北・秋田県まで飛ぶってのに、仰天した。

 

1.8MHzの波長は160mもある。

 

電波を乗せるには1/4波長が必要で、

コイルなどを入れずに『フルサイズ』だと40mは必要。

7MHz帯の『1波長分』の長さがいる。

それを『95%も短縮した、たった5%の2m長』のアンテナ。

超短縮されたアンテナだから、飛ばないと思ってフルパワー入れると、

コイルを焼きつかせたり、コンデンサを吹っ飛ばしたりする。

メーカーの説明書でも『アベレージ50W』とか書いてある。

 

鵜呑みにして、50Wを常時ツッコむのは、やめておこう。

 

コイルやコンデンサを保護するには、

やはり、25W程度でとどめておく。

どうしても、交信成立が厳しいときだけ、

ちょこっと50Wまでアップする、そんな感じである。

 

なんだかんだ言っても『短波じゃなく、こりゃ中波だ』を再認識した。

 

QSB(フェージング)のアップダウンも中波そのもの。

落ち込んだ時、50Wくらいでは歯が立たない。

しかし、しばらくすると相手の信号が浮き上がってくるのがわかる。

 

ここは、永年の『中波BCL』の経験が活きて、勘どころがつかめた。

 

とはいえ、アマチュアが操作する出力なんて、

それも超短縮アンテナを使っているとなれば、

何級の資格を持っていようが、せいぜい50Wくらい。

 

放送局なんて、大阪の民放局ですら『50kW』も出ている。

 

まぁ、電波形式がAMの放送局と、

単に交信を成立させるだけのアマチュアが扱う、

FT8を同じ土俵に乗せるのも『どうだか』とは思うのだが、

まさか、自分が『中波の電波を公に認められて出せる』など、

思ってもいなかったし、さらに東北の局とラクに交信できるとは・・・。

 

1.9MHz帯の免許こそ、昔から下りていたが『単に見せびらかし用』だった。

 

160mBの1/4波長の40mも最低でも必要・・・という常識が崩れた。

もっとも、フルサイズが張れれば理想だが、

おおかたの局は、7MHz帯のフルサイズダイポールすら難しい、はず。

 

誤解を恐れずにいうならば・・・。

 

ダイポールアンテナは理想だが、

見方を変えれば『ダイポールアンテナは教科書の中でいい』のかも。

7MHz帯では、物置小屋2棟でRF-GNDが十分効いている状態を実感したが、

1.8MHzの160mBでもRF-GNDが効いているのは、本当にびっくり。

こんな『いい加減』なRF-GNDでも、

アンテナ本体の『微調整』を『きちんとやる』ことで、

ホンマに『おもちゃ』のようなアンテナでも、中波で遊べるのだ。

 

この冬の夜間は、3.5MHzと1.8MHzのFT8に、ハマりそう。

 

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※記事は、表現と言論の自由に則ったエッセイで、
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●コメット・HFJ-350Mで1.8MHz、試験運用。

2021年12月22日 | アマチュア無線<全般>

コメットの『HFJ350M』を用い3.5MHz試験運用の記事を書いたが、今回はオプションの1.8MHz用コイルを用いた試験運用の様子を書いてみたい。

【写真:コイルのお化けみたいなANTだが、ちゃんと飛んでいるには仰天】
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◆ポータブル機に付けるANTのキモは・・・。
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IC-705やFT-818を買ったはいいものの、

動画の見過ぎで『いざ、運用』したが、

なかなか交信できず、アマチュア無線から離れる人が後を絶たない。

あるいは、アンテナ調整が不要の144MHz帯や430MHz帯にしか出られない、

そう思っている方が、非常に多いのは残念である。

 

IC-705やFT-818ユーザーの多くはRIG直付けでANTを使おうとしている。

 

きちんと高周波アース(以下、RF-GND)が効いていて、

さらに、微妙な同調点をきちんと探れれば『飛ぶANT』なのだが、

その『微妙な同調点』が探り切れず、途中で投げ出してしまうらしい。

 

あのー、超短縮ANTの同調点って『ミリ単位』で変わるのですよ。

 

ということは、逆に『同調点って、ほんの数kHzだけ』なの。

オプションの1.8MHzコイルを付けてみて、

取説のとおりにロッドアンテナの寸法を計って、

鋼鈑製の物置小屋に設置してあるANT基台に取り付けてみたのだが、

予想どおり『バンド内での同調点が見つからなかった』のである。

 

普通なら、アンテナアナライザーの出番ですけど。

 

まぁ、一応アナライザーで計測してみたら、

取説の寸法より40kHzほど低い周波数に同調点があったので、

取説のとおりに『10mmで7kHz変化する』と仮定して、

40kHz÷7kHz=5.7mm≒6.0mm前後短く調整したら、

SWRが許容範囲の2.0辺りまで下がってくれた。

あとは、通過型SWR計で、ピンポイントの同調点を探って微調整。

 

私の場合、FT8のピンポイント周波数さえ出られればOK。

 

和文CW(144MHz帯)のロールコールをワッチしながら、

チェックインのタイミングを見極めつつ、

1.8MHzの調整と試験電波を発射しただけだが、

写真のとおり、夜間の中波放送のサービスエリア程度は飛んでいる。

ロールコールのチェックインを頼まれていたので、

1.8MHzの運用は試験送信でストップしたが、

このくらい飛んでくれるのならば、

お正月休みに、楽しめそうな実感を得た。

 

いささか、自慢話になってしまったが。

 

要はRF-GNDが効いているかどうかがキモである。

1.8MHzのポータブル機向け分割式アンテナは、

ロッドアンテナ部など『ほとんど、調整ヒゲみたいなもん』である。

 

・アンテナ基台から、きちんとRF-GNDが効いているか?

・出たい周波数で、ピンポイントで同調(SWR:1:1.0に近い)か?

 

キモは、この2つと言っても過言ではない。

 

ポータブル機の場合、動画などで紹介されているような、

市民無線機のようなアンテナ設置をしたい気持ちはわからなくないが、

申し訳程度のカウンターポイズ数本と、

RIG直付けで、どうやって低いバンドの同調点を探るのだろうか。

SWRが下がっていない状態でRIG直付けなどやったら、

最悪の場合『終段(ファイナル)が飛ぶ(壊れる)』のですよ。

 

電波が飛ばず、ファイナルが飛ぶなんて笑うに笑えないでしょ。

 

YAESU機を毛嫌いしているつもりはないけれど、

FT-818、FT-817系は『静電気が悪さをしてファイナルが飛ぶ』ことも。

それくらい『デリケート』なのだ。

 

きちんとRF-GNDが効いている状態を作るべし。

 

アースマット1枚程度でRF-GNDが効いている状態を作れたら苦労しない。

アンテナを伸ばし、スイッチを入れて、マイクを握ったら交信できる・・・。

そんな運用がしたい(それしかできない)のならば、

ライセンスフリー無線や、ハンディ機で144MHz帯や430MHz帯に限定すればいい。

 

コンビニエンスな時代だが、まだまだ無線界は遅れているのだ。

 

・ハムショップも、わかっていないし、物売りで精いっぱい

・資格こそ、講習会で4・3・2級まで『買える時代』だが

・結局は、実践が伴っていないから、まともに使えない

 

ニューカマーにもきちんと指南できる『プロショップ』もない。

 

こんな状態で、アマチュア無線がどうやって発展するだろうか。

やはり『オワコン』と言われても仕方がない。

それでも、苦労して勉強して取得したアマチュア無線の免許。

 

投げ出さず、地道に『自分なりの遊び方』を見つけてほしい。

 

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●コメット・HFJ-350Mで3.5MHz、試験運用。

2021年12月15日 | アマチュア無線<FT8>

コメットのHFJ-350Mという超短縮アンテナを用いて『3.5MHz帯』のFT8を運用してみた。

【写真:こんなので、果たして電波が飛ぶのか・・・?】
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◆3.5MHzは、ほとんどコイルであるが・・・。
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3.5MHz運用時『ロッドアンテナ部は910mmにせよ』と、

取説に書いてあり『とりあえず、その通り』に寸法を合わせた。

組み立ててみたら『これって、ほとんどコイルやなぁ』という外観である。

 

実際に運用してみたら・・・。

 

ざっと1時間半ちょいで、これだけの局と交信できた。

 

時刻の表示はUTC(世界標準時)で、

日本時間に直すと20時41分から22時27分。

欲張って『1DAY-AJDできそう!』な感じだったが、

国内バンドは、22時から『おやすみなさいタイム』が始まり、

徐々に運用局が『CL(クローズ:閉局)』される。

 

まぁ、1DAY-AJDは、次の休日にでもチャレンジしてみよう。

 

まだ入手していないのだが、

3.5MHz用コイルに、1.8MHz用コイルを足すと160mBにも出られる。

実勢価格は3,000円~4,000円ほどなので、

オプションコイルを買い足して、

この冬は『トップバンドFT8』にもチャレンジしてみようと思う。

 

このテのアンテナのキモは・・・。

 

ズバリ(そんな大げさなもんじゃないが)RF-GNDだ。

我が家のアンテナは、モービルホイップが主流である。

7MHzや18MHzは第一電波のCLシリーズ。

ヨドコウの鋼鈑製、物置小屋2棟の屋根にアルミ板を敷き詰め、

7MHzのFT8(国内向け)だと0.1W~1WのQRPでも1DAY-AJDが何度もできた。

 

IC-705と短縮ホイップで『ここまでやるか』というくらいQRPで遊んでいる。

 

波長が長い40mBや80mBを運用するとなれば、

モービルでの移動運用でも『しっかりしたRF-GND』が必須だ。

給電部のGND側に共締めする『アースマット』では少し役不足。

やはり、可能であれば車のボディにタップビスなどでボンディングするなど、

しっかりしたアース処理が必須だろう。

 

アースマット1枚程度では、たいていがGND不足になっている。

 

このテのANTは、ロッドアンテナで長さ調整ができるので、

できればANTアナライザーを使って『運用周波数に同調点もってくる』のが肝要。

私の場合、3.531MHz(FT8・国内)でSWRはベタ落ち。

さらに、RIGのファイナル保護も兼ねて、

念のためにマニュアル式アンテナカップラー(チューナー)を装着している。

 

ここまでやれば、まずまずの結果が得られるだろう。

参考になれば、幸いだ。

 

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※記事は、表現と言論の自由に則ったエッセイで、
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●5年後、10年後のアマチュア無線界。

2021年12月08日 | 日記

私が、サンデー毎日系のアマチュア無線家と交信していて感じるのは『やはり、社会と切り離された生活はボケやすい』だ。

 

【写真:このグラフから、何を読み取るか・・・?】
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◆定年は、命日・・・くらいがちょうどいい。
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アマチュア無線界には『アマチュアコード』という『指針』がある。

 

1,アマチュアは、良き社会人であること
2,アマチュアは、健全であること
3,アマチュアは、親切であること
4,アマチュアは、進歩的であること
5,アマチュアは、国際的であること

 

私は、この数か月『和文電信』との距離を取っている。

 

なぜなら『多くのアマチュア無線愛好家が「良き社会人」ではないから』だ。

いいかえれば『アマチュアは年金暮らしのサンデー毎日であること』になっている。

確かに、健全で、親切であるとは思うが、

超高齢社会を目前に、多くのアマチュア無線愛好家が高齢者であり、

新しいコトにチャレンジする機会が激減している。

すでに身につけた『自分の運用方法』に凝り固まり、

いろいろ誘ってみても『興味がない』とか、そんなんばかりである。

 

アマチュアは、良き社会人であること
アマチュアは、健全であること
アマチュアは、親切であること
アマチュアは、進歩的であること
アマチュアは、国際的であること

 

進歩的も、国際的も『過去の話し』になってしまった。

 

やはり、アマチュア無線の面白いところは『世界各国の局との交信』で、

そこに『醍醐味』がある。

それが『アマチュアは、サンデー毎日であること』では、

収入も年金に頼るしかなく、考え方も行動も、

進歩的でもなく国際的でもなく、おおかたが『内向き』『後ろ向き』だ。

 

こんな調子だから、FT8で新興国を相手に交信している方が楽しい。

 

和文電信も『やらなくはない』のだが、

そもそも『運用局数が少ない』のだから、

和文電信に軸足を置くと『ロールコールに出るしかない』。

つまり『無線運用は、ロールコールに出るコト』になってしまうのだ。

こうなると、毎度毎度『お馴染み局』としか交信ができず、

 

『〇〇サン コンバンハ シンゴウハ5NNデス コンヤモヨロシク サヨウナラ』の繰り返し。

 

これの、どこが進歩的で国際的なのか、誰か教えていただきたい。

 

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