その日は、事前予約していた「キリンビール千歳工場」の工場見学に向かいます。(有料です)
受付で、説明があります。
「運転手は試飲できませんが、ノンアルコールもあります」
「わっかりました」
ツアー開始時間まで、しばし待機します。上手く撮ると、立体的な写真になるそうです。
ということで、製造工場の中を案内していただきましたが、生憎生産ラインはお休みのようです。
おー、一番搾りだらけやんか(見学通路にて撮影)見学コースの多くの部分は、撮影可能でした。
最後は、お楽しみの試飲があります。
運転者以外は、めっちゃ美味しい出来立てビールの味比べがあります。(羨ましいぜ)
はい、なんぼ飲んでもいいと言われたので、しっかりといただきました。(全部一人で飲みました)
工場内の敷地には、D51形SL「D511052」が保存されていて自由に散策できます。
次は「千歳市埋蔵文化センター」を訪問です。このような施設は、たいてい無料だし地域の歴史や文化を学べるので、なるべく訪問するようにしています。
北海道・北東北の縄文遺産群が世界文化遺産に登録されたので、できれば多くを回ってみたいものです。
発掘された縄文土器が展示されています。北海道は寒冷な気候のため、本州のような弥生時代が存在せず縄文時代後は、擦文文化・オホーツク文化といった独特の歴史を歩みます。
約350年前に作られ、ママチ川で使われていたとみられる丸木船が市内から発掘されました。ほぼ完全な形で残っていたのは、水が湧き出る地層に埋まっていたためと考えられています。
あら、恵庭市郷土博物館にも来てねとお誘いがあったので、後程行ってみましょう。
その前に、昼飯じゃあ。いつものセイコーマートで弁当を買うぞ。なに、さんま蒲焼重が新発売だと。
やっぱり買った「さんま蒲焼重」だ。昔は秋刀魚は安かったんだけど、すっかりお高くなってしまいました。しかし550円+TAXという、比較的お手頃価格でさんまを味わえます。
恵庭に行く前に、世界文化遺産・北海道北東北の縄文遺跡群に指定されたキウス周提墓群を訪れることにします。昼間はガイドさんがいるので、案内してもらえます。(事前予約不要で無料)
場所は、千歳市中央千歳IC近く(問い合わ先は、千歳市埋蔵文化センターとなっている) 原野なので、はっきりした住所はありませんでしたが、道路沿いには幟や看板があるので目印になります。
多少迷いながらも到着しました。(千歳市埋蔵文化センターのHPに場所が示されている)
ここで受付をします。
開館時間は、9:00から17:00です。この時間を外れるとガイドツアーはありませんが、自由見学は可能のようです。
道は整備されていて歩きやすいのですが、アブややぶ蚊が襲ってきます。案内所で虫除けスプレーを借りられましたが、持参していたら事前にふりかけた方がいいでしょう。
現場には説明文もあるのですが、やはりガイドさんに説明を受けたほうがより理解できると思います。
なんの知識もないと、単に窪地としか見えません。千歳市のHPによると「周堤墓とは、地面に円形に竪穴を掘り、掘り上げた土を周囲に環状に積み上げることで大規模なドーナツ状の周堤を作り、その中に複数の墓を配置した大規模な集団墓です」と書かれています。墓の一部は、道路建設にかかってしまい分断されています。道路建設時は、貴重なものとは分からなかったようです。(ただの窪地だし)
ガイドさんにお礼を言って、恵庭市郷土資料館に向かいます。(郷土資料館好きだな)
恵庭でも、縄文式土器が多数出土しています。
恵庭市には「カリバン遺跡」があり、カリバン川の南側に300基ほどの墓が発掘されています。これは、墓の復元と推定埋葬図です。
古代だけではなく、近代の資料も展示されています。
本日の予定は終了で、事前に予約していた札幌市中央区のスーパーホテルにチェックインです。昨年は「北海道LOVE割」があって、北海道内のホテルは比較的リーズナブルに泊れたのですが、今年は新型コロナの影響もなくなりインバウンド需要も高いため、どのホテルも強気の価格設定のようです。
千歳や苫小牧などのホテルをあたってみたのですが、どこもお高くて予算オーバーです。探しまくった結果、札幌駅近くのスーパーホテルが比較的リーズナブルだったので、そこを予約しました。
ウェルカムドリンクがあり、アルコールやノンアルが無料で楽しめます。(終了の時間あり)
さて晩飯ですが、すすき野に飲みに行くなんていうこともないので、サンドリアに買い出しに行きます。夜の札幌中心部を車で走るのもいやなので、市電で店に向かうことにします。(市内観光も含めて)
札幌駅前に行ったら、2023年8月に閉店したESTAはまだ残っていました。ここのラーメン共和国には、何度かお世話になったので道民ではないのですが寂しい限りです。
市電はループになっています。山鼻9条で下りたかったのですが、間違えて反対方向の電車に乗ってしまいました。この「循環」というのに乗れば、少し遠回りになるだけで問題ないのですが、運悪く違うのにあたりました。
知らなかったのですが、すべてが循環ではなく行先がある電車も来ます。さらに乗り継ぎ券とかはないので、そこまでの運賃は徴収され強制的に下ろされます。さらに乗り継ぐと、その分の運賃は徴収されるという仕組みのようです。しまった、しくじったわい。倍の運賃を払って、山鼻9条に到着しました。
24H営業の、サンドリア本店に到着しました。たびたびTVでも紹介された店舗です。
ここのサンドイッチは、リーズナブルの価格で中身たっぷりなのです。さらに美味いとくれば、24H客が絶えることはありません(夜中は知らんけど)この2つのサンドイッチで腹一杯です。ウェルカムドリンクバーが開いていたら、コーヒーなどをいただきながら食べられたのですが、手間取ってしまったのですでに閉まっていました。残念~
つづく