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うどんやラーメンなどの食べ歩きと旅のブログ2

GOOブログ終了に伴いAMEBAブログに引っ越しました。新記事はAMEBAで公開します。URLは自己紹介をご覧ください。

【重要】AMEBAブログに引っ越しました

2025年06月22日 | 日記

 Gooブログ終了にともない、AMEBAブログに引っ越しました。Gooの旧記事はAMEBAに保存しており、新記事も引き続き公開しています。新ブログのurlは、以下のとおりです。新記事も、AMEBAの方で公開しています。

 https://ameblo.jp/jf1vxb

 長らくのご愛顧有難うございました。


池島炭鉱ツアーその7「池島廃墟ツアー」長崎県長崎市池島町(最終回)

2025年06月14日 | 旅行

 池島炭鉱ツアー参加者のうち、オプショナルツアーに引き続き参加する人は、トイレ休憩をはさんで車で移動します。最大参加人員9名ですが、ツアー用バン1台の車の定員に制限されるようです。島には猫が沢山います。元々家猫だったものが、炭鉱の閉山に伴い島を離れる際に連れて行けずに野に放されたものが増えたようです。桜耳の猫もいますが、そうでないものもいるようです。人や車を怖がらず車道にもいて、車が来ても逃げないので不運にも轢かれる猫もいるということです。

 島の生き物ベスト4です。多い順に、①猫、②猪、③人、④やぎです。そのうち②の猪のみ見ませんでしたが、遭遇すると危険です。あと、マムシもいるので「さるく」(歩く)時は要注意です。

 軍艦島(端島)もそうですが、狭い島内には炭鉱関係者が多く住んでいたので、なにからなにまである一つの町が存在しました。多くの住民は団地に住んでいましたが、炭鉱の閉鎖とともに、島を離れていき団地はゴーストタウン化しました。

 島内ツアーに参加すると、そのうちの1部屋に入ることができます。(通常は立ち入り禁止)

 あ、就寝中の部屋があります。炭鉱は3交代制だったので、昼間寝ている炭鉱員の方もいらっしゃったのでしょう。

 団地5F(最上階)の部屋に入ります。(通常は施錠されている)

 子供さんがいらっしゃったようです。

 昭和の雰囲気満載の部屋です。なんとなく、このまま住めそうな気もします。

 とはいっても、閉山後20年経っているので、鉄筋コンクリート造りの建物は老朽化が進み森に飲み込まれそうになっています。屋上に出て、写真が撮れます。屋上部分は手すりとネットが整備されており、安全に見学することができます。

 人が住まなくなった住宅は、急速に劣化が進んでいきます。

 平地になっていますが、かつて炭鉱関係の施設があったそうです。Youtuberが勝手に禁止区域に立ち入って撮影する事例が相次いだため危険防止のため、撤去されたとのことです。また、その他の施設についても侵入防止策を強化せざるえないとか。万一事故でも起きたら、管理者責任を問われる可能性があるので、事前に対策を行っています。立ち入り禁止部分に勝手に入ることは、現に慎むべきことと思います。今まで自由に歩けていた地域まで、規制される可能性があります。

 階段を下りていくと、「就寝中」という札がかかった部屋がありました。坑内労働は3交代制だったので夜勤の方は、昼間お休みになっているので静かに下りましょう。(もちろん現在は空室なのですが)

 次に向かうのは、三井松島リソーシス(株)の土地で通常は規制されているエリアに入ります。

 立坑が残されています。ワイヤーは張っているように見えますが、実際は切断されているためテンションはかかっていません。

 ここは炭鉱夫が坑道から帰ってきたときに使う大浴場です。建物の中には入れませんが、ガラス越しに見ることができます。当時は、海水から真水を作る装置が稼働していたので、水は豊富に使えました。今は、本土から海底の水道管を使って持ってきています。

 だいぶ日も傾いてきました。この島の周辺海域の深い部分に坑道が広がっていました。空気を循環させるために、こういう島を利用して煙突を作り坑内の生命維持を行っていました。池島の周囲には、幸いこういう自然の島があったため、換気のための人工島を作る必要がなかったそうです。池島は、良質な石炭を産出するだけではなく、採掘の環境も揃っていたと考えられます。そのため、比較的近年まで採掘を続けられていたのかもしれません。

 もう少し、廃墟を廻ります。8F建てのアパートですが、エレベータがありません。この建物の裏の部分は斜面になっているので、5Fにも入り口があります。なので5F以上に住む人は裏から入れば楽に移動できるようになっています。土地の形状をうまく生かした作りです。1Fから4Fと5Fから8Fの外壁の傷み具合が違います。大きな台風に直撃されることも多い場所なので、上部の階の傷みはより進んでいます。それと途中の階には建物をつなぐ渡り廊下があるので、横移動も楽にできまた。

 ちょうど見学していた場所に、島内を巡回しているバスの停留所があります。

 平日と土曜日運行で、日曜日は運休です。非常に本数は少ないのですが、人口を考えるとある方かなとも思えます。

 バス停付近で地域猫発見しました。群れでいる場合が多いような気がしましたが、単独行動の猫もいるようです。

 ということで、廃墟ツアーは終了です。最後は港へ送っていただきました。池島⇒瀬戸は500円ですが、現金しか使えません。また、窓口には1万円札は使用できないと書いてあるので、要注意です。島では両替ができないので、1万円札で支払う客が多いと、釣銭に困るためかなと思います。

 港には2にゃんいました。キジトラさんは、目つきは鋭いですが攻撃的ではありません。

 茶トラは、よりフレンドリーで寄ってきました。長生きしろよー

 瀬戸に戻って帰りましょう。

 袋は船室に入ってみました。12月で寒いので、船内には電気ストーブがあり快適です。波もそれほどなかったので、快適クルーズでした。

 市営駐車料金は、600円なので現金で支払って出庫します。(半日停めたので、最大料金になってました)半日ツアーでしたが、お手頃金額だし通常入れない規制エリアも見学できる良い体験でした。参加人数に制限があるので、行く場合はお早めに予約をしたほうがいいと思います。

 終了


池島炭鉱ツアーその6「池島炭鉱ツアー」長崎県長崎市池島町

2025年06月14日 | 旅行

 ついにタイトルの「池島炭鉱ツアー」の回になりました。(引っ張ったな)池島は文字通り大きな池があったのですが、これを海に繋げて港としました。

 歩いても回れますが、日曜・祝日を除く運行の島内バスもあります。今回はツアーに左官するので、足の心配はありません。

 午後のツアーは定員9名です。事前にHPでチェックしたら、12月1日(日)の予約は2名でしたが、前日のフェリーが欠航したため、その客が流れ込み総勢8名でした。受付で代金を支払います。炭鉱ツアー+オプションの廃墟ツアーは、3,170円です。支払いは現金のみで、お釣りの無いようにとHPには書かれています。

 池島炭鉱の紹介ビデオを見た後、電気式トロッコ列車で坑内に向かいます。ヘルメットとライトは貸してくれるので、手ぶらで参加OKです。

 トロッコ列車に乗って、炭鉱へGoです。

 雰囲気出ますねー

 あまり深場へは行かないので、少し下ったら下車します。

 もちろん稼働はしていませんが、当時の機器類が残されています。

 上のチューブは総風口で下にあるのが石炭を掘り進む、ドラムカッターという機械です。

 ドラムカッター先端の刃は摩耗していくので、取り換える必要があります。この体験ができます。坑内にはこういう体験プログラムがいくつか用意されており、だいたい一人1回はなにかしらの体験ができるようになっています。ドラムカッターの替え刃体験はN村が当たりました。

 池島の海底炭、おさわり体験です。(これは全員参加可)

 国策により、石炭産業から石油にエネルギー転換が行われたため、日本の炭坑は存続の危機に見舞われることになります。また、高度な安全管理を行っている日本の炭坑は、どうしてもコストが高くなってしまいます。そのため、この大きな池島の海底炭を東京に運び、炭鉱存続のキャンペーンに使ったとのことですが、池島炭鉱は2014年(平成26年)にすべての事業を停止しました。軍艦島(端島)炭鉱の閉山は1974年(昭和49年)なので、それに比べると長く操業をしていました。

 本物の石炭を貰えました。

 坑道は適当に掘っているわけではなく、きちんと直線を確認しながら堀り進む必要があります。この縦横の線は、掘り進む方向を確認するためのものです。これも体験プログラムの1つです。

 斜坑を上って行きます。かなり急な斜面に感じますが、何度くらいあるのでしょうというクイズがありました。体感的には30度くらいあるかなあと思ったのですが、どうでしょうか?

 答えはこれです!(見えんやないかい) 実際に、現地で体験してみてください。

 ここは緊急避難場所です。坑内で事故があり、逃げだせなくなったときの避難所です。

 まず、地上と連絡をとらないといけないので、電話は必須です。左は自動交換機(クロスバ交換機)用でダイヤル式の電話器です。右はそれより古い時代の交換手を呼び出す電話器です。右のハンドルを回すと、電気が発生し交換手に信号が伝わる仕組みです。

 電話用ケーブルが切断されると電話器が使えません。そのため緊急連絡用の無線機も用意されています。

 通常の電波を使う無線機もありますが、地下坑内から地上へは無線が通じません。そのため、漏洩ケーブルを使った無線機が用意されています。この太い棒状のものがアンテナで、漏洩ケーブルに密着させて通信を行います。

 緊急避難所にたどり着けなくて、空気がなくなる恐れがある場合は、エアーマントを被ります。黄色の管から空気が供給される仕組みです。これも代表一人が体験できます。

 発破体験できます。(もちろん爆破するわけではなく、コンデンサに充電⇒爆破ステッチ点火というプロセスを体験できる)

 元炭鉱マンの方が説明してくれるので、詳しい話を聞くことができました。

 続いて、オプショナルツアー(池島廃墟ツアー)に参加の人は、トイレ休憩をはさんで車で出発します。

 つづく


池島炭鉱ツアーその5「道の駅さいかい」長崎県西海市⇒「瀬戸港」長崎県西海市

2025年06月14日 | 旅行

 多少、時間の余裕がありつつもフェリー乗り場に向かいます。途中で道の駅さかかいがあったので、トイレ休憩に寄りました。

 道の駅の直売所「みかんドーム」があります。

 ちょうど、直売所30周年記念祭の当日でした。(1日限り)

 200円くじに行列ができています。特産品の詰め合わせ袋や、温泉旅館の宿泊券などの豪華賞品もあります。末等はペットボトルかな。お、おばちゃんが詰め合わせセット当たったみたいや。せっかくの感謝祭なので、一口乗ってみることにします。

 がらんがらーん♬「当たりましたー」

「お菓子のいわしたでの引き渡しになります。本日限り有効ですが大丈夫ですか」

「もちのろんです、今から向かいます。ところでお店はどこですか?」

「引換券の裏に、店の住所が書いてます」(ところでズコットってなんや?)

 幸い、フェリーの出港には時間がある。さらにカーナビに住所を入れてみたら、大瀬戸に行く途中なので時間のロスは大したことない。レッツゴー

 道の駅さいかい: 長崎県西海市西海町木場郷496-1

 ここや、駐車場に滑り込みました。

 ズコットらしい。なんか、帽子みたいやな。

 でかっ、定価1,600円もするものが当たったがな。まあ、これだけ貰って帰るのもなんか気まずいのでお買い物をしました。

「牛乳のジェラート下さい」(500円)

 濃厚でうまうまー

「シュトーレン下さい」1,800円(日持ちがするので、ちまちま食べようかな)トータルすると、ズコットよりお高くなってしまったがいいでしょう。

 肝心のズコットですが、調べてみたらイタリアのドーム型のケーキのことのようです。ケーキの中身については、いろいろな種類があるようです。(写真は帰ってから撮りました)これは賞味期限が当日限りなので、日持ちしない商品です。しかし、思ったよりでかいので2日くらいかけて食べようかと思います。車にはクーラーボックスに保冷剤をたんまり入れているので、要冷蔵品もばっちりです。

 ふわっふわの食感でとろけるようなケーキで、めっちゃ美味いです。

 瀬戸港に向かいますが、一応フェリー運行会社に電話を入れてみます。今日は電話に出るかな?

「もしもし本日の池島便は運行してますか?」(出た)

「通常運行です」

「わっかりました」(天気がいいので大丈夫そうや)

 車を市営の有料駐車場に停めて、窓口に行くと。「欠航のお知らせがあるやないかーい。なんでやねん」

 出航20分前になって、窓口が開きました。(運行しとるやないか)片道1人500円です。(安いな)乗船券と上陸券には分かれていますが、切ることなく乗船時に回収されました。

 12:44発の便で池島に行きます。結局、通常運行でも窓口の「欠航」のお知らせはそのままになっていました。

 座席もありますが、外で景色を楽しむのもいいです。

 所要時間は28分です。(近いな)その日は揺れも少なく、快適な航海でした。これが池島です。

 瀬戸港市営駐車場:長崎県西海市大瀬戸町瀬戸樫浦郷208 30分60円、1日最大600円 現金のみ(札は千円札のみ)

 フェリーは定刻の13:12に池島港に入港しました。

 つづく


池島炭鉱ツアーその4「西海橋公園」長崎県佐世保市⇒「新西海橋歩道橋」長崎県佐世保市

2025年06月14日 | 旅行

 針生送信所で教えてもらった情報で、新西海橋公園に到着です。新西海橋は有料道路ですが、一般道には西海橋があり無料で通行することができます。また、新西海橋の支払いは現金のみでETCカードは使用することができません。橋だけだと100円で、有料部分を長く走ると200円でした。

 車は有料ですが、人が歩く分については無料です。ただし、夜間は通行できません。

 なかなか美しいフォルムの橋です。

 ここからだと、針生送信所の電波塔が良く見えます。電波塔の写真撮るならここやな。

 歩いて対岸に向かいます。

 向こうに見えるのが、一般道にかかっている西海橋です。

 ここは日本三大急潮、針生瀬戸の渦潮が有名なのです。

 しかーし、訪問時は潮があまり動いていないのか、渦は小さ目でした。

 橋の途中には「勇者の窓」があります。大丈夫と分かっていても、なかなか乗る勇気が出ません。(高い所は苦手なので、勇者じゃなくてもええわ)

 対岸に渡りきると、この上に展望台があるので上ってみます。これは階段コースですが、左側にはスロープコースもあります。階段の方が直線的に上っていくので距離は短いです。

 頂上到着です。

 新西海橋の全景が見えます。

 西海橋公園:長崎県佐世保市針生東町2678 Pあり無料

 新西海橋と針生の渦潮を堪能したので、先に進みます。

 つづく


池島炭鉱ツアーその3「旧海軍針生送信所」長崎県佐世保市

2025年06月13日 | 旅行

 池島には午後12:44発のフェリーで渡る予定なので、午前中は旧海軍針生送信所を訪れることにします。入場は無料ですが募金箱があるので、協力させていただきました。パンフレットをくれるし、いろいろとお話を聞かせてくれます。募金する気のないひとは、ささっと通り過ぎていきますが、やはり多少の寄付をしてコミュニケーションをとったほうが楽しいと思います。

 見学時間は昼休みを除くとなっています。

 いまでこそ陸続きの土地ですが、かつては大村湾と佐世保湾の海峡の中にある針生島で、そこに建設資材を船で運搬しました。陸揚げされた資材は送信所まで敷設されたトロッコにより運搬されたが、海岸から380mの区間には急斜面の場所があり、ウインチで引き上げられました。その後の平坦地は、トロッコは人力で動かしたそうです。

 この長波用電波塔は137mの鉄筋コンクリート柱3本で構成され、三角形を形成しています。アンテナを切り替えることで、アンテナの指向性を変えることができました。真珠湾攻撃の電文「ニイタカヤマノボレ1208」は、ここから送信されたといわれていますが、終戦時に機密文書は焼却処分されているので正式には確認されていません。当時の無線通信は、長距離は長波でなければ通信できないと思われており主に長波が使われていました。そのため、こういう巨大なワイヤーアンテナが必要でした。(アマチュア無線家は、当時使い物にならないと思われていた短波帯に追いやられたが、実は電離層反射をうまく使うと比較的簡単なアンテナと小さなパワーで長距離通信が可能という事を発見した。その功績もあり、今でも多くの短波帯のバンドがアマチュア無線に割り当てられている)

 これは現役の海自の建物なので、敷地内に入ることはできません。

 旧針生送信所に入ると、特徴のある巨大なコン柱3本を写真に収めるのは困難です。近代的な鉄塔とパラボラアンテナが見えますが、現在は海上自衛隊の通信設備が稼働しています。短波のワイヤーアンテナも見えます。

 まず、この建物の1F部分から見学しましょう。

 入り口には来客用のヘルメットがあるので、各自好きなものを被ります。

 設備は撤去されているので、建物のみ残っている感じです。老朽化しているので、やがては一般公開が難しくなる時期が来るものと思われます。奥に木の看板で「海上保安庁佐世保海上保安部通信針生送信所」と書かれています。かつて海上保安庁の施設があったそうですが、現在はすべて撤収したようです。

 古い建物ですが、造りはしっかりしているのでリニューアルしたら使えそうな雰囲気ではあります。

 一番奥の部屋に到着しました。

 ここは機械室です、アレクサンダーソン型高周波発電機(米国製)が設置されていました。長波帯の高出力電波を作るために、こうした高周波発電機を使っていました。(高出力用真空管が実用化される以前の話である)今の電信のような綺麗なサイン波ではなく、とにかくパワーを出してそれを電鍵でON/OFFするので、いわゆるノイズの塊のような電波だったと思われます。ネットで調べてみたら、この型の発電機は周波数17.4KHz、出力200KWという情報がありました。発電機の回転音は、さぞうるさかったでしょう。

 建物の2Fは電信室となっています。建物内には入れないので、外観のみの見学となります。

 国重要文化財に指定されており、内部の様子が図に示されています。

 これは老朽化が進んでいるので、見るからに危険そうではあります。

 無線塔の方に向かって歩いていたら、なにやらワイヤーで作ったログペリアンテナ(広帯域の対周期アンテナ)風のものがあります。回転はできないので固定ビームですね。海自の短波用アンテナと思われます。(と個人的に思っただけ)

 お目当ての137m無線塔です。当たり前ですが、根元に立ってみると驚くほど高いです。1号から3号の無線塔がありますが、一般公開されているのは3号無線塔のみです。

 これも、国重要文化財に指定されています。1、2号無線塔は大正7年(1918年)10月、3号塔は大正8年(1919年)12月から工事が始められ、1号塔から順に大正11年(1922年)4、5、7月に完成したとのことです。これだけの規模の鉄筋コンクリート柱が現存しているのは驚異的と思います。当時の建築技術力が高かったという事と、軍事施設なので高品質のものを作ったと思われます。

 塔の奥の方は危険なので、入り口付近の実見可能です。

 中は中空になっており、鉄梯子が上部に続いています。円筒形の筒なので声が良く響きます。一緒に見学した(知らない)子供が「わあー」とか叫んでいましたが、5秒くらい残響が残っている感じです。「わあー、わあー、わあー‥‥」みたいな。

 昔は自己責任で登らてもらえた時期があったようで、クレイジーな写真が残されています。命綱も付けず、塔の上でなにしとんねん。あんたはカイジくんか、海自の施設だけに。(正確には旧日本海軍でございます)

 3号棟の脇に、休憩用の東屋があるなあと思ったら立ち入り禁止でした。

 実は、これも国重要文化財の附(つけたり)・見張所です。「3号棟は3基の無線塔の一番南端にあり、渦潮で有名な針生瀬戸から近い場所にある。無線施設は重要な軍事機密であり、外部の人を近寄せられない場所であることから、送信所の中で瀬戸の渦潮を見学するために外部の人が一番侵入しやすい場所に造られた。建設されたのは送信所が開局した翌年の大正12年(1923年)」とのことです。めっちゃ古い建物ですが、そんなに古そうには見えません。無線塔と同様に、しっかりした材料を使ったのだと思います。(いわゆる金に糸目をつけなければ、100年もつものを作ることができるということでしょう)

 当時の一般人は、こういう景色を見たくても見られなかったのでしょう。

 長崎県佐世保市針尾中町382 Pあり無料 入場無料なるも寄付推奨

 ゲートの近くに無人売店があります。地元の農家の方が、みかんを販売しているようなので1袋買って帰りましょう。

 大きい方の300円みかんをいただきました。ちょうど小銭があったので、良かったです。

 フェリーの出港時間まで少し余裕があります。ガイドの方から「新西海橋公園に行くと無線塔が良く見えるし、橋の下も歩ける」という情報と共に地図を貰えたので、そこに寄ってから大瀬戸へ向かうことにします。(やはり、ガイドさんとは仲良くしておくに限る)しかし、本日のフェリー運行状況が気になるので、運行会社から情報を得ようと電話をしますが電話に出んがな。とりあえず、新西海橋に向かうがどうなるN村。(天気もいいから大丈夫やろう、多分だけど)

 つづく


池島炭鉱ツアーその2「瀬戸港」長崎県西海市大瀬戸町⇒ホテルパラダイスイン

2025年06月13日 | 旅行

 2024年11月30日(土)七ツ釜鍾乳洞を堪能した後、夕方16:27発の池島行フェリーに乗るべく、瀬戸港に向かいます。池島航路は、瀬戸港からと神浦港から船が出ています。(週に2回のみ佐世保港からの便あり)

①瀬戸港

 ・1日5便で、すべて車が詰めるフェリー。比較的波浪に強い

 ・駐車場は近くの有料市営駐車場を利用(30分60円で1日最大600円)

②神浦港

 ・1日6便で、昼の2便がフェリーで他は小型の人のみ利用可能な船舶。比較的波浪に弱い

 ・駐車場は無料

 池島のツアーは、瀬戸港からの船舶の到着時間に合わせており、メインは瀬戸港のようだ。当日は宿泊のみに行くので、どちらでもいいのであるが、比較的波浪に強い瀬戸港を利用することにした。天気は良いのだが、風は比較的強い。

 まあ多少の風はあるが、フェリーなので大丈夫だろうと駐車場に滑り込んだ。(前振りか?)

 駐車場から船着き場までは徒歩で5分ほどかかる。あれ、小型船が沈没してんじゃね!大丈夫なのか?人はいなさそうなのでそのまま通り過ぎました。KAZUなんとかみたいに、ハッチが開いていて波で海水が入ったんやろうか?知らんけど。

 フェリーおるやないかい。フェリーにしては小ぶりだが、天気がいいので大丈夫だろう(ほんとうか?)

 前振りどおり、欠航でございます。窓口に人はいませんし、運行会社に電話しても誰もでません。オーマイガー!終わったな。

 まず、池島の宿に電話します。

「すいません瀬戸港にいるのですが、フェリーが欠航なので行けません。キャンセルいいですか」

「そうですね、またどうぞ」ということで、キャンセルしてもらいました。キャンセル料はかかりません。(というか行けないし)

 それから宿探しです。車中泊セットはないので、どこか近くのホテルがないかR天トラベルで調べます。まず「近くのホテルを探す」で検索したらありません。(この辺は少ないだろうしな)佐世保方面に広げて探したら、パラダイスインがヒットしました。(安い順で検索したところお手頃価格であった)すぐに予約して、佐世保に向かいます。瀬戸港から1時間40分程度でホテル到着しました。(結構かかったな)市内からは離れているので、車がないと厳しい立地条件ですが、その分安いのかなと思います。

 駐車場は無料ですが満車です。フロントで尋ねたら、向かいのパチンコ屋の駐車場を使って下さいとのことです。同じ系列なので、どこに停めてもいいと言われました。(ただし車番はフロントに申し出る)

 5F建ての普通のビジネスホテルで、内装外装ともきれいです。部屋は、最上階の5Fでした。

 十分ですね、リンスインシャンプー・ボディソープともに自分には合っていました。(いいやつっぽい)

 ビジネス客が多いのか、コインランドリーが活躍中でした。

 本当は池島の宿(食事の提供不可)に泊まる予定だったので、スーパーエレナで弁当を買っていました。4Fの共用コーナーに電子レンジと氷があるので利用しました。(のり弁だあ)

 夜中に気になったのは、エアコンの音と冷蔵庫の音なのでスイッチを切りました。(どちらも古くはないが動作音が気になった)あと、空気清浄機(イオンクラスター)があるのですが、5秒に1回程度1秒くらい青い光を上部に発します。真っ暗にすると気になるので、これも停止しました。

 朝食の無料サービスがあります。そこそこ泊まっていた感じですが、席が埋まって待つということはありませんでした。バイキング方式で、内容的にはこんな感じですが無料なので有難いです。

「無料朝食についてのお詫び」がありました。たぶん以前はもっと品数が多かったんだと思いますが、昨今の物価高で厳しくなったのだと思います。無料なので、あるだけ有難いです。

 長崎県佐世保市小佐々町黒石73-6 Pあり無料

 よっし今日は池島に渡るぜ。(ツアーは予約済みなので、欠航していないといいな)ここから港までは1時間40分程度かかるので、7:05と9:10発に乗るのは難しく、次の12:44の便にします。(3H半空くのかぁ)しかたないので、午前中は針生の旧海軍長波送信所を訪れることにします。(長波で、ニイタカヤマノボレ1208を送信したといわれている送信所)

 つづく


池島炭鉱ツアーその1「七ツ釜鍾乳洞」長崎県西海市⇒「石原岳森林公園」西海市西海町

2025年06月13日 | 旅行

 2024年11月30日(土)長崎の池島に行こうと計画したのである。

【目的】

①池島はかつての炭坑の島であり、有料の炭鉱見学ツアーができる。とある有名Youtuberの動画で興味をもった。

②ツアーは午前・午後とあるが、午後のツアーのみオプションの島内廃墟ツアーに参加できる。

③島で唯一の宿泊施設である「池島会館」に泊まる。素泊まりのみで食事の提供はない。また、島に飲食店もスーパーもない。唯一あるのは飲み物の自販機である。食料はすべて島に渡る前に自前で確保する必要がある。

【事前準備編】

①日程は、2024年11月30日(土)から12月1日(日)の1泊2日である。

②島内ツアーはネットで予約済み。午後のツアーの枠は最大9人までなので、予約可能日朝にネットでとった。

③宿泊施設の予約は電話のみなので、電話で予約をとった。

④せっかくなので、周辺の観光情報を事前に調べた。

【旅の当日】

 まず、その日の食事と翌日の昼までの食材の買い出しのため、途中でスーパーエレナに立ち寄りました。保冷剤入りのクーラーボックスを積んでいるので、要冷蔵品でも大丈夫です。弁当・飲み物・パンなどをしこたま買い込みました。

 せっかく海の近くにいるので、よさげな寿司を購入しイートインで、食べさせていただきました。また弁当のガラも捨てるところがあり、大変助かりました。エレナは旅行者にとって使いやすいなあ。

 夕方の便で池島に渡ればいいと思い、午前中は七ツ釜鍾乳洞を訪れました。

 入館料は一般800円ですが、JAFの割引があります。(会員のみに適用)JAF会員なので700円でした。

 年末近くなのでクリスマスバージョンです。夜はライトアップされるのかな。洞内は一方通行です。

 観光用の鍾乳洞なので、足元はコンクリートで固められており照明も十分な明るさがあります。

 鍾乳洞あるあるで、いろんな場所にそれらしい名称が付けられています。

 足場はしっかりしています。

 多少狭くなったり階段があるところもあるので、頭をぶつけないように歩きます。訪問時は数名が先行している程度だったので、ゆっくりと見ることができました。

 一般公開されているのは七ツ釜鍾乳洞のごく一部で、未公開部分は地底探検ツアーに1週間前までに申し込む必要があります。今回は池島がメインなので申し込みはしていません。

 これで一般公開されている部分は終了です。

 ライト点いてないなぁ…夜間は点灯するのかも。

 洞窟から出ると、すぐに資料館があり無料で見学できます。

 七ツ釜鍾乳洞資料群というようにこの周辺には35の洞窟があるそうです。そのうち公開されているのが、この清水洞のみとなっています。西海市観光協会のHPによると「約3000万年前海底より隆起して出来た七ツ釜鍾乳洞群は、その材質と生成年代の新しさで他の鍾乳洞とは全く異なる特徴を持つ、世界でも稀な鍾乳洞です」と書かれています。

 洞内を一周して受付場所に戻りました。ちょうど大型の観光バスが到着したようで、大勢の観光客が洞内に向かっています。(かちあわんで良かった)添乗員の兄ちゃんみたいな人が、名水ラムネの6本セットを買っています。(お土産用か?)

 そんなにいいものなら1本お買い上げ。(流されるなぁ)

 この蝙蝠のお化けみたいなものが七ツ釜鍾乳洞のマスコットのようです。

 

 長崎県西海市中浦北郷2541-1 Pあり無料

 まだ少し時間があるので、石原岳森林公園へ向かいます。入場・駐車場無料です。ここには旧日本陸軍の砲台が設置されていました。

 ここは「石原岳堡塁」と呼ばれ、佐世保軍港防衛のため1897年(明治30年)10月21日に起工し、1899年(明治32年)12月31日に竣工したもので、全面積は2haあります。標高73から77mに備えられた砲種はクルップル式10センチカノン砲6門、鋼製9センチ臼砲4門、砲座数は7基となっていました。この後、1927年(昭和4年)6月14日には、陸軍の台帳から全部が除籍されました。(佐世保要塞築城史より)

 駐車場は広くありませんが10台くらいは停められそうです。そこから歩いていきます。

 横須賀の猿島にあるような軍事施設があります。

 なんか凄い雰囲気です。「側防穹窖」(そくぼうこうしつ)と書いており、横から攻めてくる敵をせん滅するための壕のようです。

 通路の奥部にも入ることができます。

 昭和4年に除籍された施設が現存していて、現在でも見学できるというのは驚異的です。

 天井の空気取り入れ口かな?

「棲息掩蔽壕」と書いており、兵員を空爆等から守るための壕のようです。

 廃墟感がありますね。

 ここに砲座が座っていたものと思われます。

 この公園は有料キャンプ場で、水やトイレ調理用の施設が完備されています。利用時には、事前に西海市商工観光物産課へ予約をする必要があります。

 石原岳森林公園 長崎県西海市西海町横瀬郷532-1 Pあり 見学無料 キャンプ有料(要予約)

 そろそろ時間なので、大瀬戸のフェリー乗り場に向かいます。

 つづく


生うどん「みそ煮込みうどん」三井物産流通グループ(製造は徳島製粉(株)小松島工場)

2025年06月13日 | うどん・らーめん

 こないだ、普段あまり行かない安売りスーパーに行ったら、みそ煮込みうどんがあったので1個お買い上げ。

 販売は三井物産流通グループですが、製造は徳島製粉小松島工場となっています。

 同梱物は粉末スープと乾燥かやくです。

 熱湯を別に沸かしてからアルミ鍋に注ぎます。(アルミ鍋の強度が低いためと思われる)その後、麺とかやくを入れて煮込みます。

 麺は、スーパーで売っているような袋入りの生麺の感じです。(コシとかは期待しない)赤味噌仕立てで、少し辛めの出汁が美味いです。カップ麺より少し手間暇はかかりますが、それより美味しいうどんが楽しめます。


袋ラーメン「函館北浜商店とんこつ塩」藤原製麺(株)北海道旭川市

2025年06月12日 | うどん・らーめん

 こないだスーパーに行ったら「函館北浜商店とんこつ塩」という袋ラーメンを見つけたので1袋お買い上げ。ラーメンでは定評のある藤原製麺製なので、味に期待がもてます。

 中身は、細めの乾麺とラーメンスープです。麺はちょっと長めの4分半煮込みますが、これが生麺のような食感になります。

 指定のお湯の量は500mlなので、少しスープは多めの感じでできあがりました。

 手持ちのベーコンを焼いてトッピングしました。函館ラーメンといえば「塩」というイメージが強いのですが、これた少しひねった塩とんこつです。塩ラーメンに絶妙なブレンドでとんこつが混じっています。またガーリックが効いていて、全体的に「すごく美味いスープ」に仕上がっています。麺は藤原製麺らしい、生に近い食感でした。(予想通り)

 函館の北浜商店は行ったことがありませんが、袋ラーメンでも美味しいので本店の味も一度味わってみたいものです。スープまで完食しました。


立ち食いそば「かき揚げ天蕎麦」名代箱根そば_神奈川県小田原市小田原駅構内

2025年06月12日 | うどん・らーめん

 こないだ、小田原駅に行ったのである。関東地方に行くと、福岡では通常食べられない関東風のそばが食べらるので、探してみることにしました。(関東育ちなので、黒い醤油系のそばが好き)余談ですが、BS日テレで「ドランク塚地のふらっと立ち食いそば」という番組があり、主に関東地方の立ち食い蕎麦屋を取材するという番組で良く見ています。福岡はうどん文化なので、うどん屋は沢山あるのですが、関東風のそばを提供する店は限られます。(福岡市中央区に、ゆで太郎はある)

 改札から出て、駅のコンコースを歩いていたら名代箱根そばを発見しました。

 丼やカレーものとのセットもありますが、ここはスタンダードな「かき揚げ天蕎麦」にします。

 食券を買うと、窓口に出すことなく券を持ったまま待っていると、番号で呼ばれます。(知らんので、窓口に出そうとした)

「197番の方~」

「あ、はい」

 かき揚げ天でかいですが、しなっとしています。(揚げたてじゃないから仕方ない。その代わり提供は早い)このしなっとした天ぷらを出汁につけて、さらにふやかして食べるのが好きです。(食べ方には好みがあります)

 久しぶりの関東風、醤油系出汁のそばを堪能しました。

 かき揚げ天そば:540円


冷凍うどん「たまごかけまぜそば」日清食品(株)

2025年06月12日 | うどん・らーめん

 こないだスーパーに行ったら「たまごかけまぜそば」を見つけたので1袋お買い上げ。「まぜそば」と書いていますが「うどん」です。(よくある表現)

 中身は、かっちんこっちんの冷凍めんと「かつおパック」です。冷凍めんは、電子レンジで解凍します。規定通りの時間で加熱しましたが、むらがあるようだったので追加加熱しました。かつおパックは加熱してはいけません。(そりゃそうだ)

 たまごは別途用意します。しかーし、たまごもお高くなりました。(なんでも値上げのご時世だからな)四角いものは付属のチャーシューです。

 まぜまぜー、美味いまぜそばの完成です。冷凍食品ではあるのですが、普通に美味いというのは凄いことだなと思います。うどんにコシもあります。

 パッケージの裏には「残ったたれに〆の追いめし」とあります。たしかにたれが美味いので、ご飯を入れると美味いとは思うのですが、腹いっぱいになっていたので、残ったたれは飲み干しました。


袋ラーメン「利尻昆布ラーメン塩味」利尻漁業協同組合(製造は藤原製麺(株))

2025年06月12日 | うどん・らーめん

 2024年夏は、長期の北海道ツアーに行きました。稚内には3泊ほど(2泊はキャンプ場で残りは車中泊)して稚内空港に遊びに行きました。(飛行機に乗るわけではない)その時、ANAの売店で利尻昆布ラーメンを見つけたので1袋お買い上げ。

 利尻漁業協同組合が販売していますが、製造はラーメン製造で定評のある、藤原製麺なので期待がもてます。

 同梱物は乾麺+液体スープと利尻こんぶです。麺とスープは別々に作ります。

 湯で時間は少し長い5分です。利尻昆布のパッケージを開けたら、昆布の香りが立ちました。(こりゃいい昆布だな)麺にも昆布が塗り込んでいます。

 すっきり透明な塩スープで見るからに美味しそうに見えます。昆布が効いたスープなので飲んでみたら思ったとおり抜群に美味いです。麺も昆布が塗り込んでいるし、トッピングの利尻昆布も香りが良くてどれも美味いのです。多少お高かったような記憶がありますが(500円くらい?)自分用にいいお土産でした。


中華製プリアンプ「TUBE-A3」AIYIMA社製電源アダプタの高周波ノイズについて

2025年06月11日 | 無線・ラジオ・家電・パソコン

 AVアンプにはサブウーハーが接続していて、その音の味付け(重低音域の改善)に、中華製プリアンプ「TUBE-A3」を使っています。これについての記事は以前書いてますが、なかなか良い働きをしてくれています。

 ある時、AVアンプが動作中にAMラジオをつける機会があったのですが、ざざざーというノイズが酷く視聴に支障があります。「なんじゃこりゃああ」中波のAMラジオ帯すべてで同じ状況です。 

 調べてみたら、TUBE-A3のACアダプタがノイズの発生源でした。中華製のACアダプタは、激しい高周波ノイズを中波帯から短波帯にかけて、広範囲にまき散らすものがあります。日本メーカー機器の付属アダプタについては、中華製といえどこれほど酷いものは少ないようです。無線室の中華製ACアダプタはすべて安定化電源からの給電、またはトランス式のアダプタに交換済みなのですが、居間のアダプタについてはノーマークでした。

 ノイズの影響範囲は、同じ六畳間の中と隣接する部屋の一部です。AVアンプとAMラジオを同時に使うことは、ほぼないのですが何か気持ち悪い状況です。

 トランス式のACアダプタが理想ではありますが、結構値がはります。ジャンク箱を探したら、以前密林(仮称)で買ったEMC対策済みの汎用ACアダプタというものがありました。出力電圧はDC12Vで、心線プラスなのでぴったりです。EMC対策用の部品が追加されているため、プリアンプ付属のものと比較すると大きくなっています。

 下の写真は、密林(仮称)で買った時の売り文句です。まあ中華製なので、半信半疑で買ったというのが本音です。無線室で一時使っていたのですが、ほぼ安定化電源からの給電に切り替えたので、お役御免になっていたものです。(それなりに使えてました)

 このEMC対策済みのACアダプタに交換しました。

①電圧・極性が同じなので、問題なく動作する。

②AMラジオへの妨害は、非常に小さくなった。

③数値で測ってはないですが、激しい妨害範囲は5mから50cmくらいに縮小したので、感覚的に不要輻射は1/10くらいにはなっている感じである。スイッチング回路を採用しているので、AMラジオ妨害はゼロにはならないが問題ないレベルになった。スイッチング方式のメリットとしては、高価なトランスを使わないので製品が安価であるということと、同じ電流値のトランス式アダプタのサイズに比較すると小型である。それとAC入力電圧が、100V~240V程度が許容されるものもあります。(すべてではないので要注意)

 手持ちのアダプタを活用したので、新規での費用支出はありませんが、買うと2K~3K円程度です。(2025年1月密林(仮称)調べ)


HDD「TRAISCEND_2TB」トライセンド(台湾メーカー)

2025年06月11日 | 無線・ラジオ・家電・パソコン

 デジタルカメラの写真はパソコンに保存しているのだが、容量に限りがあるので、やむなく一部はネットワークドライブに移している。ネットワークドライブだけでは不安なので、定期的に外付け1TBのHDDにバックアップしているのであります。

 ごくまれにですが、パソコンのHDDがクラッュすることがありバックアップファイルからリカバリーすることがあります。また、ネットワークドライブ(NAS Drive)も(近所への)落雷・停電でクラッシュしたことがあるので、ネットワークから切り離したHDDで重要なデータ・写真は保存する必要があります。

 実際に、バックアップしたデータ・写真があったため事なきを得たことがあります。デジカメの写真は増えることはあっても、減ることはありません。しかーし、1TBあったバックアップ用外付けHDDの残りが少なくなってきてしまいました。

 しゃーないな、いろいろと調べてみて吟味に吟味を重ね、R天でトライセンドの2TB_HDDを購入しました。価格は、送料・税込みで12K円程度です。トライセンドは台湾メーカーですが、トライセンドジャパンという日本支社があります。

 パソコンに接続したところ、自動で認識しました。2TBのHDDですが、実質1.81TBと出ました。

 HDDの中を見てみると、2つのフォルダがあります。ネットで調べてみると、自動でバックアップができるアプリが入っているようです。ファイルを指定すると、バックアップ頻度を毎日・毎週等に設定できるとありますが、メインパソコン(または、ネットワークドライブ)からのバックアップなので不要なのですが、そのままにしています。(将来、何かの役にたつかもしれない)

 パソコンに接続して、データ・写真のバックアップ開始です。ボタンがあり光ってますが、HDDの動作ランプで書き込み/読み出し中は点滅します。また、電源スイッチも兼ねています。

 さすがに1TB近くのデータをバックアップするので、まる1日以上かかりましたが無事に終了しました。動作音はほぼなしで、本体の温度はほんのりと温かくなる程度す。これで、いつメインパソコン(またはネットワークドライブ)のHDDがクラッシュしても安心だな。(壊れないことに越したことはない)