道の駅かみしほろから出発です。
ここのレストランのモーニングセットは、昨年食べてとても美味しかったので、開店を待つことにします。行列にはなっていませんが、同じように開店直後に入ろうとしている人が何人かいるようです。
やはり開店と同時に、数人が入店しました。
モーニングセット:1,100円(税込)
「ドライトマトとベーコンのキッシュプレートをお願いします」
「はい、パンと飲み物はセルフです」
「わっかりました」
パン食べ放題なので、メインの料理が来る前に取りに行きます。オーブントースターが3台あるのですが、みんな同じ考えなのでパン焼きに行列です。
コーヒー、紅茶、牛乳などが飲み放題です。下手すると、食事が来る前に腹いっぱいになってしまいます。(だからセーブしろと)
きたー、メインデッシュ到着です。ここのモーニングは、一味違ってお勧めです。価格も含めて、大満足でした。
方向的には平取町を目指します。平取のキャンプ場を予約しているので、夕方には到着するようにしないとなりません。道すがら「道の駅ピア21しほろ」に寄ります。道の駅はトイレ休憩というのもありますが、特産品や観光情報が手に入るので、道沿いにあると寄る場合が多いです。
道の駅ピア21しほろ 北海道河東郡士幌町士幌西2線
このあたりは牧場が多く、うっしー君が沢山飼われているようです。「ポテトチップス品切れ中です」と書いてます。そんな、人気のポテトチップスってどこのかな?
たぶん、これです。(サンプル品を発見)生産者還元用ポテトチップスというのがありました。そういえば、以前余市にに行った時、「道民還元ワイン」というのがあって買ってみたのだが、その類の商品なのだろうか? そんなに人気な商品なら、食べてみたかったかな。
あら、ねこおじさんこと池崎さんが、「しほろ7000人のまつり」に来るらしいです。士幌町のHPによると、士幌町の人口は5,848人(令和2年10月1日 国勢調査)という数字があります。ということは、士幌町全員+町外からの参加者で計7000人のまつりということかな。(知らんけど)訪問した3日後のイベントということで、残念ながら7000人の中に入ることはできませんでした。
道の駅を出発し、清水町図書館・郷土資料館を訪問しました。
次は「道の駅うりまく」です。道の駅好きやな。「乗馬・パークゴルフ・ばん馬(農耕やそりを引いたりする大型の馬)」が売りのようです。
お金を入れると、ばん馬に乗れるようです。(ちょっと違うような)
こっちでしたね。引馬で楽しむことができます。
次は「道の駅しかおい」です。(また寄るのか)
北海道河東郡鹿追町東町3-2
顔ハメあります。
これは「チョウザメ」です。チョウザメのたまごは「キャビア」で有名ですが、身も食べられるそうです。(残念ながら食べたことはない)なぜ、鹿追町でチョウザメかというと、町の施策として牛の糞尿の利用方法としてバイオマス発電を開始し、電力と共に大量の熱エネルギーも発生しました。この熱エネルギーを何かに使えないかと検討した結果、チョウザメの養殖を始めたとか。機会があれば、食べてみたいものです。
清水町には「清水町図書館・郷土資料館」があるので寄ってみます。
北海道上川郡清水町南4条1丁目2
清水町は渋沢栄一氏のゆかりの地です。
「1897年(明治30年)渋沢栄一ほか10名が十勝川沿岸の約3500万坪(11,660ha)の貸し付けを出願。翌1898年に、この内、熊牛・人舞・毛根原野の約8,142haの貸し付け許可を得て、出資社員25名、資本金100万円で十勝開墾株式会社が設立されました」とあります。
しかし交通の不便、気候の寒冷、物資流通の困難などの悪条件により会社は存続の危機に立たされますが、資本金の減額、事業の縮小で再建計画を重ねました。その後、1907年中央鉄道(現釧路本線)の開通を転機として初の収益を挙げ、1912年に約4,300haが北海道から付与されました。付与地は現在の清水町の面積の約10%にあたります。
また社会貢献として、地域の小学校(熊牛小学校ほか)の建設にかかる資金や資材の寄付、学校運営費も寄付しています。
これは十勝鉄道清水部線(河西鉄道)の貨車です。
「1920年(大正9)北海道の拓殖政策の一環として、日甜(にってん)は清水町に製糖工場を建設し運転を開始しました。その際、原料の甜菜(ビート)輸送のため約40Kmの鉄道(河西鉄)を敷設開業し、甜菜を主に農産物、牛乳、木材及び地域住民の輸送も兼ね、本町の開拓策芯に大きく貢献しました。時代の変遷により1951年(昭和26)、32年間の業務を終えました」とあります。
かつての北海道では、こうした地域の軽便鉄道が物資輸送の輸送を担っていましたが、時代の流れと共に30年ほどで消えて行ってしまいました。そして現代においても、赤字路線が徐々に消えつつあります。石炭産業の廃止・林業の衰退、そして物資の輸送がトラックに替わってしまい、また人々の移動手段も鉄道から車に大きく移ってしまっているので、大量輸送機関として建設された鉄道網はローカル地域では存在価値が薄れてしまっています。かつての国鉄ならまだしも、巨額な赤字路線を民間企業が維持するのは、いくら公共機関といっても限界があると思います。(特に北海道・九州・四国のJR各社)個人的には寂しいとは思いますが、時代の流れでしょう。
清水町から日高町へは、樹海ロードを通ります。国道274号線の日勝峠を超えるのですが、標高を上げていくと霧が立ち込め始めました。あれよあれよという間に、視界は10m以下になってしまいます。車のヘッドライトを点けても危険を感じるほどなので、スピードを落として走ります。ほとんどの車は点灯していますが、前の車(乗用車)は無灯火で走ってます。テールランプが見えるとかなり楽なのですが、無頓着なのかどうか分かりませんが、あぶねーぞ。追突だけはしないようにと、全集中で走りました。
日高町に下りてきたら、嘘のように晴天です。ふー、なんとか無事に走りきったわい。(まじ怖かった)どっと疲れたので、道の駅樹海ロード日高で一休みします。
北海道沙流郡日高本町東1丁目298-1
牛肉コロッケが2個あったので、買おうかなと列に並んでいたら前のおっちゃんに買い占められました。(苦笑)
「野菜コロッケ2つ下さい」
野菜コロッケもうまいぞー(負け惜しみではありません)
今晩の目的地、平取(びらとり)ファミリーキャンプ場に到着しました。事前に電話で予約をしておきました。ネットでの予約は不可でした。(2024年7月)ただし希望の区画を聞かれるので、電話をする前にHPで区割りを確認した方がいいです。初めて利用するので「どこでもいいのですが、人の少ない端っこがいいかな」と言って予約しました。
料金は現地の管理棟で払います。
北海道沙流郡平取町二風谷
炊事場に近いところで、いいポジションだったかなと思います。「ここをキャンプ地とする♪」温泉がすぐ近くにあります。徒歩でも行けますが、車で行く人が多いようです。
近くのスーパーで、味付き冷凍ジンギスカンを買ってきました。(小さなスーパーだったので、選択肢は少なかった)これが北海道内での最後のジンギスカンになるでしょう。
このジンギスカンうまっ、好きな味かも。
だいたい夜の10時を過ぎたら静かにするというのがルールと思うのですが、ファミリーや大人数の団体がいるため、子供の騒ぎ声や酔っ払い達の声高な笑い声や話し声が深夜まで響きます。人の少ない端っこの方と言って予約していて正解でした。すぐ隣で深夜宴会をやられたら眠れないので、明日の移動に支障が出る可能性があります。
つづく