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うどんやラーメンなどの食べ歩きと旅のブログ2

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池島炭鉱ツアーその7「池島廃墟ツアー」長崎県長崎市池島町(最終回)

2025年06月14日 | 旅行

 池島炭鉱ツアー参加者のうち、オプショナルツアーに引き続き参加する人は、トイレ休憩をはさんで車で移動します。最大参加人員9名ですが、ツアー用バン1台の車の定員に制限されるようです。島には猫が沢山います。元々家猫だったものが、炭鉱の閉山に伴い島を離れる際に連れて行けずに野に放されたものが増えたようです。桜耳の猫もいますが、そうでないものもいるようです。人や車を怖がらず車道にもいて、車が来ても逃げないので不運にも轢かれる猫もいるということです。

 島の生き物ベスト4です。多い順に、①猫、②猪、③人、④やぎです。そのうち②の猪のみ見ませんでしたが、遭遇すると危険です。あと、マムシもいるので「さるく」(歩く)時は要注意です。

 軍艦島(端島)もそうですが、狭い島内には炭鉱関係者が多く住んでいたので、なにからなにまである一つの町が存在しました。多くの住民は団地に住んでいましたが、炭鉱の閉鎖とともに、島を離れていき団地はゴーストタウン化しました。

 島内ツアーに参加すると、そのうちの1部屋に入ることができます。(通常は立ち入り禁止)

 あ、就寝中の部屋があります。炭鉱は3交代制だったので、昼間寝ている炭鉱員の方もいらっしゃったのでしょう。

 団地5F(最上階)の部屋に入ります。(通常は施錠されている)

 子供さんがいらっしゃったようです。

 昭和の雰囲気満載の部屋です。なんとなく、このまま住めそうな気もします。

 とはいっても、閉山後20年経っているので、鉄筋コンクリート造りの建物は老朽化が進み森に飲み込まれそうになっています。屋上に出て、写真が撮れます。屋上部分は手すりとネットが整備されており、安全に見学することができます。

 人が住まなくなった住宅は、急速に劣化が進んでいきます。

 平地になっていますが、かつて炭鉱関係の施設があったそうです。Youtuberが勝手に禁止区域に立ち入って撮影する事例が相次いだため危険防止のため、撤去されたとのことです。また、その他の施設についても侵入防止策を強化せざるえないとか。万一事故でも起きたら、管理者責任を問われる可能性があるので、事前に対策を行っています。立ち入り禁止部分に勝手に入ることは、現に慎むべきことと思います。今まで自由に歩けていた地域まで、規制される可能性があります。

 階段を下りていくと、「就寝中」という札がかかった部屋がありました。坑内労働は3交代制だったので夜勤の方は、昼間お休みになっているので静かに下りましょう。(もちろん現在は空室なのですが)

 次に向かうのは、三井松島リソーシス(株)の土地で通常は規制されているエリアに入ります。

 立坑が残されています。ワイヤーは張っているように見えますが、実際は切断されているためテンションはかかっていません。

 ここは炭鉱夫が坑道から帰ってきたときに使う大浴場です。建物の中には入れませんが、ガラス越しに見ることができます。当時は、海水から真水を作る装置が稼働していたので、水は豊富に使えました。今は、本土から海底の水道管を使って持ってきています。

 だいぶ日も傾いてきました。この島の周辺海域の深い部分に坑道が広がっていました。空気を循環させるために、こういう島を利用して煙突を作り坑内の生命維持を行っていました。池島の周囲には、幸いこういう自然の島があったため、換気のための人工島を作る必要がなかったそうです。池島は、良質な石炭を産出するだけではなく、採掘の環境も揃っていたと考えられます。そのため、比較的近年まで採掘を続けられていたのかもしれません。

 もう少し、廃墟を廻ります。8F建てのアパートですが、エレベータがありません。この建物の裏の部分は斜面になっているので、5Fにも入り口があります。なので5F以上に住む人は裏から入れば楽に移動できるようになっています。土地の形状をうまく生かした作りです。1Fから4Fと5Fから8Fの外壁の傷み具合が違います。大きな台風に直撃されることも多い場所なので、上部の階の傷みはより進んでいます。それと途中の階には建物をつなぐ渡り廊下があるので、横移動も楽にできまた。

 ちょうど見学していた場所に、島内を巡回しているバスの停留所があります。

 平日と土曜日運行で、日曜日は運休です。非常に本数は少ないのですが、人口を考えるとある方かなとも思えます。

 バス停付近で地域猫発見しました。群れでいる場合が多いような気がしましたが、単独行動の猫もいるようです。

 ということで、廃墟ツアーは終了です。最後は港へ送っていただきました。池島⇒瀬戸は500円ですが、現金しか使えません。また、窓口には1万円札は使用できないと書いてあるので、要注意です。島では両替ができないので、1万円札で支払う客が多いと、釣銭に困るためかなと思います。

 港には2にゃんいました。キジトラさんは、目つきは鋭いですが攻撃的ではありません。

 茶トラは、よりフレンドリーで寄ってきました。長生きしろよー

 瀬戸に戻って帰りましょう。

 袋は船室に入ってみました。12月で寒いので、船内には電気ストーブがあり快適です。波もそれほどなかったので、快適クルーズでした。

 市営駐車料金は、600円なので現金で支払って出庫します。(半日停めたので、最大料金になってました)半日ツアーでしたが、お手頃金額だし通常入れない規制エリアも見学できる良い体験でした。参加人数に制限があるので、行く場合はお早めに予約をしたほうがいいと思います。

 終了


池島炭鉱ツアーその6「池島炭鉱ツアー」長崎県長崎市池島町

2025年06月14日 | 旅行

 ついにタイトルの「池島炭鉱ツアー」の回になりました。(引っ張ったな)池島は文字通り大きな池があったのですが、これを海に繋げて港としました。

 歩いても回れますが、日曜・祝日を除く運行の島内バスもあります。今回はツアーに左官するので、足の心配はありません。

 午後のツアーは定員9名です。事前にHPでチェックしたら、12月1日(日)の予約は2名でしたが、前日のフェリーが欠航したため、その客が流れ込み総勢8名でした。受付で代金を支払います。炭鉱ツアー+オプションの廃墟ツアーは、3,170円です。支払いは現金のみで、お釣りの無いようにとHPには書かれています。

 池島炭鉱の紹介ビデオを見た後、電気式トロッコ列車で坑内に向かいます。ヘルメットとライトは貸してくれるので、手ぶらで参加OKです。

 トロッコ列車に乗って、炭鉱へGoです。

 雰囲気出ますねー

 あまり深場へは行かないので、少し下ったら下車します。

 もちろん稼働はしていませんが、当時の機器類が残されています。

 上のチューブは総風口で下にあるのが石炭を掘り進む、ドラムカッターという機械です。

 ドラムカッター先端の刃は摩耗していくので、取り換える必要があります。この体験ができます。坑内にはこういう体験プログラムがいくつか用意されており、だいたい一人1回はなにかしらの体験ができるようになっています。ドラムカッターの替え刃体験はN村が当たりました。

 池島の海底炭、おさわり体験です。(これは全員参加可)

 国策により、石炭産業から石油にエネルギー転換が行われたため、日本の炭坑は存続の危機に見舞われることになります。また、高度な安全管理を行っている日本の炭坑は、どうしてもコストが高くなってしまいます。そのため、この大きな池島の海底炭を東京に運び、炭鉱存続のキャンペーンに使ったとのことですが、池島炭鉱は2014年(平成26年)にすべての事業を停止しました。軍艦島(端島)炭鉱の閉山は1974年(昭和49年)なので、それに比べると長く操業をしていました。

 本物の石炭を貰えました。

 坑道は適当に掘っているわけではなく、きちんと直線を確認しながら堀り進む必要があります。この縦横の線は、掘り進む方向を確認するためのものです。これも体験プログラムの1つです。

 斜坑を上って行きます。かなり急な斜面に感じますが、何度くらいあるのでしょうというクイズがありました。体感的には30度くらいあるかなあと思ったのですが、どうでしょうか?

 答えはこれです!(見えんやないかい) 実際に、現地で体験してみてください。

 ここは緊急避難場所です。坑内で事故があり、逃げだせなくなったときの避難所です。

 まず、地上と連絡をとらないといけないので、電話は必須です。左は自動交換機(クロスバ交換機)用でダイヤル式の電話器です。右はそれより古い時代の交換手を呼び出す電話器です。右のハンドルを回すと、電気が発生し交換手に信号が伝わる仕組みです。

 電話用ケーブルが切断されると電話器が使えません。そのため緊急連絡用の無線機も用意されています。

 通常の電波を使う無線機もありますが、地下坑内から地上へは無線が通じません。そのため、漏洩ケーブルを使った無線機が用意されています。この太い棒状のものがアンテナで、漏洩ケーブルに密着させて通信を行います。

 緊急避難所にたどり着けなくて、空気がなくなる恐れがある場合は、エアーマントを被ります。黄色の管から空気が供給される仕組みです。これも代表一人が体験できます。

 発破体験できます。(もちろん爆破するわけではなく、コンデンサに充電⇒爆破ステッチ点火というプロセスを体験できる)

 元炭鉱マンの方が説明してくれるので、詳しい話を聞くことができました。

 続いて、オプショナルツアー(池島廃墟ツアー)に参加の人は、トイレ休憩をはさんで車で出発します。

 つづく


池島炭鉱ツアーその5「道の駅さいかい」長崎県西海市⇒「瀬戸港」長崎県西海市

2025年06月14日 | 旅行

 多少、時間の余裕がありつつもフェリー乗り場に向かいます。途中で道の駅さかかいがあったので、トイレ休憩に寄りました。

 道の駅の直売所「みかんドーム」があります。

 ちょうど、直売所30周年記念祭の当日でした。(1日限り)

 200円くじに行列ができています。特産品の詰め合わせ袋や、温泉旅館の宿泊券などの豪華賞品もあります。末等はペットボトルかな。お、おばちゃんが詰め合わせセット当たったみたいや。せっかくの感謝祭なので、一口乗ってみることにします。

 がらんがらーん♬「当たりましたー」

「お菓子のいわしたでの引き渡しになります。本日限り有効ですが大丈夫ですか」

「もちのろんです、今から向かいます。ところでお店はどこですか?」

「引換券の裏に、店の住所が書いてます」(ところでズコットってなんや?)

 幸い、フェリーの出港には時間がある。さらにカーナビに住所を入れてみたら、大瀬戸に行く途中なので時間のロスは大したことない。レッツゴー

 道の駅さいかい: 長崎県西海市西海町木場郷496-1

 ここや、駐車場に滑り込みました。

 ズコットらしい。なんか、帽子みたいやな。

 でかっ、定価1,600円もするものが当たったがな。まあ、これだけ貰って帰るのもなんか気まずいのでお買い物をしました。

「牛乳のジェラート下さい」(500円)

 濃厚でうまうまー

「シュトーレン下さい」1,800円(日持ちがするので、ちまちま食べようかな)トータルすると、ズコットよりお高くなってしまったがいいでしょう。

 肝心のズコットですが、調べてみたらイタリアのドーム型のケーキのことのようです。ケーキの中身については、いろいろな種類があるようです。(写真は帰ってから撮りました)これは賞味期限が当日限りなので、日持ちしない商品です。しかし、思ったよりでかいので2日くらいかけて食べようかと思います。車にはクーラーボックスに保冷剤をたんまり入れているので、要冷蔵品もばっちりです。

 ふわっふわの食感でとろけるようなケーキで、めっちゃ美味いです。

 瀬戸港に向かいますが、一応フェリー運行会社に電話を入れてみます。今日は電話に出るかな?

「もしもし本日の池島便は運行してますか?」(出た)

「通常運行です」

「わっかりました」(天気がいいので大丈夫そうや)

 車を市営の有料駐車場に停めて、窓口に行くと。「欠航のお知らせがあるやないかーい。なんでやねん」

 出航20分前になって、窓口が開きました。(運行しとるやないか)片道1人500円です。(安いな)乗船券と上陸券には分かれていますが、切ることなく乗船時に回収されました。

 12:44発の便で池島に行きます。結局、通常運行でも窓口の「欠航」のお知らせはそのままになっていました。

 座席もありますが、外で景色を楽しむのもいいです。

 所要時間は28分です。(近いな)その日は揺れも少なく、快適な航海でした。これが池島です。

 瀬戸港市営駐車場:長崎県西海市大瀬戸町瀬戸樫浦郷208 30分60円、1日最大600円 現金のみ(札は千円札のみ)

 フェリーは定刻の13:12に池島港に入港しました。

 つづく


池島炭鉱ツアーその4「西海橋公園」長崎県佐世保市⇒「新西海橋歩道橋」長崎県佐世保市

2025年06月14日 | 旅行

 針生送信所で教えてもらった情報で、新西海橋公園に到着です。新西海橋は有料道路ですが、一般道には西海橋があり無料で通行することができます。また、新西海橋の支払いは現金のみでETCカードは使用することができません。橋だけだと100円で、有料部分を長く走ると200円でした。

 車は有料ですが、人が歩く分については無料です。ただし、夜間は通行できません。

 なかなか美しいフォルムの橋です。

 ここからだと、針生送信所の電波塔が良く見えます。電波塔の写真撮るならここやな。

 歩いて対岸に向かいます。

 向こうに見えるのが、一般道にかかっている西海橋です。

 ここは日本三大急潮、針生瀬戸の渦潮が有名なのです。

 しかーし、訪問時は潮があまり動いていないのか、渦は小さ目でした。

 橋の途中には「勇者の窓」があります。大丈夫と分かっていても、なかなか乗る勇気が出ません。(高い所は苦手なので、勇者じゃなくてもええわ)

 対岸に渡りきると、この上に展望台があるので上ってみます。これは階段コースですが、左側にはスロープコースもあります。階段の方が直線的に上っていくので距離は短いです。

 頂上到着です。

 新西海橋の全景が見えます。

 西海橋公園:長崎県佐世保市針生東町2678 Pあり無料

 新西海橋と針生の渦潮を堪能したので、先に進みます。

 つづく


池島炭鉱ツアーその3「旧海軍針生送信所」長崎県佐世保市

2025年06月13日 | 旅行

 池島には午後12:44発のフェリーで渡る予定なので、午前中は旧海軍針生送信所を訪れることにします。入場は無料ですが募金箱があるので、協力させていただきました。パンフレットをくれるし、いろいろとお話を聞かせてくれます。募金する気のないひとは、ささっと通り過ぎていきますが、やはり多少の寄付をしてコミュニケーションをとったほうが楽しいと思います。

 見学時間は昼休みを除くとなっています。

 いまでこそ陸続きの土地ですが、かつては大村湾と佐世保湾の海峡の中にある針生島で、そこに建設資材を船で運搬しました。陸揚げされた資材は送信所まで敷設されたトロッコにより運搬されたが、海岸から380mの区間には急斜面の場所があり、ウインチで引き上げられました。その後の平坦地は、トロッコは人力で動かしたそうです。

 この長波用電波塔は137mの鉄筋コンクリート柱3本で構成され、三角形を形成しています。アンテナを切り替えることで、アンテナの指向性を変えることができました。真珠湾攻撃の電文「ニイタカヤマノボレ1208」は、ここから送信されたといわれていますが、終戦時に機密文書は焼却処分されているので正式には確認されていません。当時の無線通信は、長距離は長波でなければ通信できないと思われており主に長波が使われていました。そのため、こういう巨大なワイヤーアンテナが必要でした。(アマチュア無線家は、当時使い物にならないと思われていた短波帯に追いやられたが、実は電離層反射をうまく使うと比較的簡単なアンテナと小さなパワーで長距離通信が可能という事を発見した。その功績もあり、今でも多くの短波帯のバンドがアマチュア無線に割り当てられている)

 これは現役の海自の建物なので、敷地内に入ることはできません。

 旧針生送信所に入ると、特徴のある巨大なコン柱3本を写真に収めるのは困難です。近代的な鉄塔とパラボラアンテナが見えますが、現在は海上自衛隊の通信設備が稼働しています。短波のワイヤーアンテナも見えます。

 まず、この建物の1F部分から見学しましょう。

 入り口には来客用のヘルメットがあるので、各自好きなものを被ります。

 設備は撤去されているので、建物のみ残っている感じです。老朽化しているので、やがては一般公開が難しくなる時期が来るものと思われます。奥に木の看板で「海上保安庁佐世保海上保安部通信針生送信所」と書かれています。かつて海上保安庁の施設があったそうですが、現在はすべて撤収したようです。

 古い建物ですが、造りはしっかりしているのでリニューアルしたら使えそうな雰囲気ではあります。

 一番奥の部屋に到着しました。

 ここは機械室です、アレクサンダーソン型高周波発電機(米国製)が設置されていました。長波帯の高出力電波を作るために、こうした高周波発電機を使っていました。(高出力用真空管が実用化される以前の話である)今の電信のような綺麗なサイン波ではなく、とにかくパワーを出してそれを電鍵でON/OFFするので、いわゆるノイズの塊のような電波だったと思われます。ネットで調べてみたら、この型の発電機は周波数17.4KHz、出力200KWという情報がありました。発電機の回転音は、さぞうるさかったでしょう。

 建物の2Fは電信室となっています。建物内には入れないので、外観のみの見学となります。

 国重要文化財に指定されており、内部の様子が図に示されています。

 これは老朽化が進んでいるので、見るからに危険そうではあります。

 無線塔の方に向かって歩いていたら、なにやらワイヤーで作ったログペリアンテナ(広帯域の対周期アンテナ)風のものがあります。回転はできないので固定ビームですね。海自の短波用アンテナと思われます。(と個人的に思っただけ)

 お目当ての137m無線塔です。当たり前ですが、根元に立ってみると驚くほど高いです。1号から3号の無線塔がありますが、一般公開されているのは3号無線塔のみです。

 これも、国重要文化財に指定されています。1、2号無線塔は大正7年(1918年)10月、3号塔は大正8年(1919年)12月から工事が始められ、1号塔から順に大正11年(1922年)4、5、7月に完成したとのことです。これだけの規模の鉄筋コンクリート柱が現存しているのは驚異的と思います。当時の建築技術力が高かったという事と、軍事施設なので高品質のものを作ったと思われます。

 塔の奥の方は危険なので、入り口付近の実見可能です。

 中は中空になっており、鉄梯子が上部に続いています。円筒形の筒なので声が良く響きます。一緒に見学した(知らない)子供が「わあー」とか叫んでいましたが、5秒くらい残響が残っている感じです。「わあー、わあー、わあー‥‥」みたいな。

 昔は自己責任で登らてもらえた時期があったようで、クレイジーな写真が残されています。命綱も付けず、塔の上でなにしとんねん。あんたはカイジくんか、海自の施設だけに。(正確には旧日本海軍でございます)

 3号棟の脇に、休憩用の東屋があるなあと思ったら立ち入り禁止でした。

 実は、これも国重要文化財の附(つけたり)・見張所です。「3号棟は3基の無線塔の一番南端にあり、渦潮で有名な針生瀬戸から近い場所にある。無線施設は重要な軍事機密であり、外部の人を近寄せられない場所であることから、送信所の中で瀬戸の渦潮を見学するために外部の人が一番侵入しやすい場所に造られた。建設されたのは送信所が開局した翌年の大正12年(1923年)」とのことです。めっちゃ古い建物ですが、そんなに古そうには見えません。無線塔と同様に、しっかりした材料を使ったのだと思います。(いわゆる金に糸目をつけなければ、100年もつものを作ることができるということでしょう)

 当時の一般人は、こういう景色を見たくても見られなかったのでしょう。

 長崎県佐世保市針尾中町382 Pあり無料 入場無料なるも寄付推奨

 ゲートの近くに無人売店があります。地元の農家の方が、みかんを販売しているようなので1袋買って帰りましょう。

 大きい方の300円みかんをいただきました。ちょうど小銭があったので、良かったです。

 フェリーの出港時間まで少し余裕があります。ガイドの方から「新西海橋公園に行くと無線塔が良く見えるし、橋の下も歩ける」という情報と共に地図を貰えたので、そこに寄ってから大瀬戸へ向かうことにします。(やはり、ガイドさんとは仲良くしておくに限る)しかし、本日のフェリー運行状況が気になるので、運行会社から情報を得ようと電話をしますが電話に出んがな。とりあえず、新西海橋に向かうがどうなるN村。(天気もいいから大丈夫やろう、多分だけど)

 つづく


池島炭鉱ツアーその2「瀬戸港」長崎県西海市大瀬戸町⇒ホテルパラダイスイン

2025年06月13日 | 旅行

 2024年11月30日(土)七ツ釜鍾乳洞を堪能した後、夕方16:27発の池島行フェリーに乗るべく、瀬戸港に向かいます。池島航路は、瀬戸港からと神浦港から船が出ています。(週に2回のみ佐世保港からの便あり)

①瀬戸港

 ・1日5便で、すべて車が詰めるフェリー。比較的波浪に強い

 ・駐車場は近くの有料市営駐車場を利用(30分60円で1日最大600円)

②神浦港

 ・1日6便で、昼の2便がフェリーで他は小型の人のみ利用可能な船舶。比較的波浪に弱い

 ・駐車場は無料

 池島のツアーは、瀬戸港からの船舶の到着時間に合わせており、メインは瀬戸港のようだ。当日は宿泊のみに行くので、どちらでもいいのであるが、比較的波浪に強い瀬戸港を利用することにした。天気は良いのだが、風は比較的強い。

 まあ多少の風はあるが、フェリーなので大丈夫だろうと駐車場に滑り込んだ。(前振りか?)

 駐車場から船着き場までは徒歩で5分ほどかかる。あれ、小型船が沈没してんじゃね!大丈夫なのか?人はいなさそうなのでそのまま通り過ぎました。KAZUなんとかみたいに、ハッチが開いていて波で海水が入ったんやろうか?知らんけど。

 フェリーおるやないかい。フェリーにしては小ぶりだが、天気がいいので大丈夫だろう(ほんとうか?)

 前振りどおり、欠航でございます。窓口に人はいませんし、運行会社に電話しても誰もでません。オーマイガー!終わったな。

 まず、池島の宿に電話します。

「すいません瀬戸港にいるのですが、フェリーが欠航なので行けません。キャンセルいいですか」

「そうですね、またどうぞ」ということで、キャンセルしてもらいました。キャンセル料はかかりません。(というか行けないし)

 それから宿探しです。車中泊セットはないので、どこか近くのホテルがないかR天トラベルで調べます。まず「近くのホテルを探す」で検索したらありません。(この辺は少ないだろうしな)佐世保方面に広げて探したら、パラダイスインがヒットしました。(安い順で検索したところお手頃価格であった)すぐに予約して、佐世保に向かいます。瀬戸港から1時間40分程度でホテル到着しました。(結構かかったな)市内からは離れているので、車がないと厳しい立地条件ですが、その分安いのかなと思います。

 駐車場は無料ですが満車です。フロントで尋ねたら、向かいのパチンコ屋の駐車場を使って下さいとのことです。同じ系列なので、どこに停めてもいいと言われました。(ただし車番はフロントに申し出る)

 5F建ての普通のビジネスホテルで、内装外装ともきれいです。部屋は、最上階の5Fでした。

 十分ですね、リンスインシャンプー・ボディソープともに自分には合っていました。(いいやつっぽい)

 ビジネス客が多いのか、コインランドリーが活躍中でした。

 本当は池島の宿(食事の提供不可)に泊まる予定だったので、スーパーエレナで弁当を買っていました。4Fの共用コーナーに電子レンジと氷があるので利用しました。(のり弁だあ)

 夜中に気になったのは、エアコンの音と冷蔵庫の音なのでスイッチを切りました。(どちらも古くはないが動作音が気になった)あと、空気清浄機(イオンクラスター)があるのですが、5秒に1回程度1秒くらい青い光を上部に発します。真っ暗にすると気になるので、これも停止しました。

 朝食の無料サービスがあります。そこそこ泊まっていた感じですが、席が埋まって待つということはありませんでした。バイキング方式で、内容的にはこんな感じですが無料なので有難いです。

「無料朝食についてのお詫び」がありました。たぶん以前はもっと品数が多かったんだと思いますが、昨今の物価高で厳しくなったのだと思います。無料なので、あるだけ有難いです。

 長崎県佐世保市小佐々町黒石73-6 Pあり無料

 よっし今日は池島に渡るぜ。(ツアーは予約済みなので、欠航していないといいな)ここから港までは1時間40分程度かかるので、7:05と9:10発に乗るのは難しく、次の12:44の便にします。(3H半空くのかぁ)しかたないので、午前中は針生の旧海軍長波送信所を訪れることにします。(長波で、ニイタカヤマノボレ1208を送信したといわれている送信所)

 つづく


池島炭鉱ツアーその1「七ツ釜鍾乳洞」長崎県西海市⇒「石原岳森林公園」西海市西海町

2025年06月13日 | 旅行

 2024年11月30日(土)長崎の池島に行こうと計画したのである。

【目的】

①池島はかつての炭坑の島であり、有料の炭鉱見学ツアーができる。とある有名Youtuberの動画で興味をもった。

②ツアーは午前・午後とあるが、午後のツアーのみオプションの島内廃墟ツアーに参加できる。

③島で唯一の宿泊施設である「池島会館」に泊まる。素泊まりのみで食事の提供はない。また、島に飲食店もスーパーもない。唯一あるのは飲み物の自販機である。食料はすべて島に渡る前に自前で確保する必要がある。

【事前準備編】

①日程は、2024年11月30日(土)から12月1日(日)の1泊2日である。

②島内ツアーはネットで予約済み。午後のツアーの枠は最大9人までなので、予約可能日朝にネットでとった。

③宿泊施設の予約は電話のみなので、電話で予約をとった。

④せっかくなので、周辺の観光情報を事前に調べた。

【旅の当日】

 まず、その日の食事と翌日の昼までの食材の買い出しのため、途中でスーパーエレナに立ち寄りました。保冷剤入りのクーラーボックスを積んでいるので、要冷蔵品でも大丈夫です。弁当・飲み物・パンなどをしこたま買い込みました。

 せっかく海の近くにいるので、よさげな寿司を購入しイートインで、食べさせていただきました。また弁当のガラも捨てるところがあり、大変助かりました。エレナは旅行者にとって使いやすいなあ。

 夕方の便で池島に渡ればいいと思い、午前中は七ツ釜鍾乳洞を訪れました。

 入館料は一般800円ですが、JAFの割引があります。(会員のみに適用)JAF会員なので700円でした。

 年末近くなのでクリスマスバージョンです。夜はライトアップされるのかな。洞内は一方通行です。

 観光用の鍾乳洞なので、足元はコンクリートで固められており照明も十分な明るさがあります。

 鍾乳洞あるあるで、いろんな場所にそれらしい名称が付けられています。

 足場はしっかりしています。

 多少狭くなったり階段があるところもあるので、頭をぶつけないように歩きます。訪問時は数名が先行している程度だったので、ゆっくりと見ることができました。

 一般公開されているのは七ツ釜鍾乳洞のごく一部で、未公開部分は地底探検ツアーに1週間前までに申し込む必要があります。今回は池島がメインなので申し込みはしていません。

 これで一般公開されている部分は終了です。

 ライト点いてないなぁ…夜間は点灯するのかも。

 洞窟から出ると、すぐに資料館があり無料で見学できます。

 七ツ釜鍾乳洞資料群というようにこの周辺には35の洞窟があるそうです。そのうち公開されているのが、この清水洞のみとなっています。西海市観光協会のHPによると「約3000万年前海底より隆起して出来た七ツ釜鍾乳洞群は、その材質と生成年代の新しさで他の鍾乳洞とは全く異なる特徴を持つ、世界でも稀な鍾乳洞です」と書かれています。

 洞内を一周して受付場所に戻りました。ちょうど大型の観光バスが到着したようで、大勢の観光客が洞内に向かっています。(かちあわんで良かった)添乗員の兄ちゃんみたいな人が、名水ラムネの6本セットを買っています。(お土産用か?)

 そんなにいいものなら1本お買い上げ。(流されるなぁ)

 この蝙蝠のお化けみたいなものが七ツ釜鍾乳洞のマスコットのようです。

 

 長崎県西海市中浦北郷2541-1 Pあり無料

 まだ少し時間があるので、石原岳森林公園へ向かいます。入場・駐車場無料です。ここには旧日本陸軍の砲台が設置されていました。

 ここは「石原岳堡塁」と呼ばれ、佐世保軍港防衛のため1897年(明治30年)10月21日に起工し、1899年(明治32年)12月31日に竣工したもので、全面積は2haあります。標高73から77mに備えられた砲種はクルップル式10センチカノン砲6門、鋼製9センチ臼砲4門、砲座数は7基となっていました。この後、1927年(昭和4年)6月14日には、陸軍の台帳から全部が除籍されました。(佐世保要塞築城史より)

 駐車場は広くありませんが10台くらいは停められそうです。そこから歩いていきます。

 横須賀の猿島にあるような軍事施設があります。

 なんか凄い雰囲気です。「側防穹窖」(そくぼうこうしつ)と書いており、横から攻めてくる敵をせん滅するための壕のようです。

 通路の奥部にも入ることができます。

 昭和4年に除籍された施設が現存していて、現在でも見学できるというのは驚異的です。

 天井の空気取り入れ口かな?

「棲息掩蔽壕」と書いており、兵員を空爆等から守るための壕のようです。

 廃墟感がありますね。

 ここに砲座が座っていたものと思われます。

 この公園は有料キャンプ場で、水やトイレ調理用の施設が完備されています。利用時には、事前に西海市商工観光物産課へ予約をする必要があります。

 石原岳森林公園 長崎県西海市西海町横瀬郷532-1 Pあり 見学無料 キャンプ有料(要予約)

 そろそろ時間なので、大瀬戸のフェリー乗り場に向かいます。

 つづく


ビジネスホテル「レンブラントスタイル横浜関内」神奈川県横浜市中区

2025年06月02日 | 旅行

  こないだ(2024年12月)、横浜の町中華へ昔の仲間と行ったのである。その日のうちに福岡へ帰るのは不可能なため、横浜に投宿することにした。

 以前、東京及び周辺の県で泊まろうと思いR天などでホテルを探したら、くっそ高い部屋ばかりで諦めたことがある。特に週末は「まじかー」というくらいの金額設定になっているところはざらである。その時は、諦めて深夜に出発する長距離フェリーを使うことにした。

 今回は早めに横浜を中心に探したので、比較的手ごろな価格の早割対象の部屋を押さえることができました。早割なので、変更・キャンセルについては制限があります。(たぶんスケジュールに変更はないので、大丈夫だろう)

 宴会場は桜木町駅近くの町中華だったので、できればその近くと思い、関内駅南口からすぐの「レンブラントスタイル横浜関内」にしました。すぐ隣はジョナサンがあります。無料の朝食が付いています。

 シングル利用で申し込みましたが、ツインルームだったので広いです。(追加料金なし)

 ウォシュレット付のユニットバスで、綺麗で快適です。

 宴会で、たらふく飲み食いしたので夕食は不要です。(もう食えん)朝食は、隣のジョナサンでのバイキングです。チェックイン時に朝食券を貰えるので、それを持っていくとセルフ方式で好きなものを食べられます。ホテルとは建物の中で繋がっているので、いちいち外に出なくても行けるというのは便利です。

 チェックアウト用の機械がフロント前にあるので、ルームキーを入れるとチェックアウト完了です。待ち時間もなく、いいですね。駅にも近く、便利で綺麗なビジネスホテルでした。

 神奈川県横浜市中区不老町1-2 JR関内駅近く


資料館「JICA横浜海外移住資料館」神奈川県横浜市中区

2025年06月01日 | 旅行

 こないだ(2024年12月6日)横浜で宴会があったのである。その日は関内のBH(ビジネスホテル)に泊まり、翌日の夜の飛行機で福岡に帰るのだが、昼間は時間がとれるので関内からMM21(横浜みなとみらい21地区)へ向かい散策することにした。氷川丸が係留されている山下公園から北上します。

 海岸沿いを歩いていたら、JICA横浜海外資料館を見つけた。

 2Fが資料館とライブラリーとなってますが、ライブラリーは閉まっていました。3Fにはレストランがあります。

 資料館は、入館無料です。入り口に受付みたいなところがあったので「入っていいですか?」と聞いたら「どうぞ」と言われました。特に、記帳するというようなことはありません。

 写真は「カメラマーク」のある展示物のみOKです。南北アメリカやハワイに移住した日本人の歴史についての展示が多くあります。

 昔の日本は貧しかったので、海外に新天地を求めて多くの国民が船で海を渡りました。そういう苦労の歴史が語られています。

 おや、持って行ったものの中にナショナルの真空管ラジオ(当時はトランジスターの発明前)があります。いわゆるST管という古い型の真空管を使ったスーパーヘテロダインラジオですが、なんとなく違う型の真空管(GT管)がささっているような。(展示物なんで、それらしく再現したのだろう)

 米国で成功した日本人も多くいます。米国オレゴン州フッドリバーで萬屋(よろずや)を経営した安井兄弟の店。

 写真撮影不可でしたが、初代スタートレック(宇宙艦隊NCC1701エンタープライズ)で有名な「ミスター加藤」(言語ではMr.Sulu)役の日系2世、ジョージ・タケイのインタビュー映像は興味深く拝見いたしました。また、南米に移住した日本人はコーヒー農園で就労し、それに関した展示物もありましたが、撮影不可となっていました。パソコンを使用した海外移住な関するクイズもあるので、子供さんも楽しめるのではないでしょうか。展示物を良くみていると分かる問題が多く、一定以上正解すると何か貰えるようです。(まあ、お子様用のコンテンツと思うので、正解したからといっても申告しませんでした)かなり充実した展示内容なので、興味のある方は行ってみるといいと思います。

 3Fはレストランになっていますが、JICAのビルらしく世界の料理を楽しめるメニューが並んでいます。注文するときは、料理写真の前にある札を持って行き注文する方式です。この札の数が提供可能な料理の数なので、なくなったら売り切れということです。今回は、ホテルで無料の朝食をいただいた後だったので食べませんでしたが、面白そうなレストランなので機会があれば行ってみたいと思います。

 神奈川県横浜市中区新港2-3-1 資料館は入館無料


人吉鉄道ステーションMOZOCA868と人吉機関車庫、SL8620形蒸気機関車「58654号機」

2025年05月18日 | 旅行

 こないだ(2025年3月3日)JR人吉駅に行ったのであります。薩肥線(八代⇔隼人)の八代⇔人吉⇔吉松間は、2020年7月の豪雨により甚大な被害を受け現在は不通となっています。また、吉松⇔隼人間は利用客減少のため当面の間運休となっています。一応、八代⇔人吉間は熊本県とJR九州間で復旧の合意はとれているようです。

 そういうことで、人吉駅に現在は列車が来ることはありません。しかしながら駅舎周辺は綺麗に整備されており鉄道展示館や、かつてSL人吉あそBOYを牽引していたSL58654号機が静態保存されています。

 駅前には無料の駐車場があります。

 かつてSL人吉を牽引していたSL58654号機は、屋根付きで保存されているので保存状態は良好です。

 人吉鉄道ステーションMOZOCA868へ行ってみます。入館は無料です。この「もぞか」ですが、熊本弁で「かわいい」という意味だそうです。

「ミニトレインが間もなく発車します、ご希望の方はチケットを購入してお待ちください」

「大人もいいのですか?」

「大丈夫です」(運行本数は少ないし、ちょうどいいタイミングなので乗ってみるか)

 片道200円の切符を購入しました。(往復は400円)

 これを持って、列に並びます。

 ミニトレインは、建物内から発車します。D868が牽引します。そうか「かわいい868」なので「もぞか868ステーション」なんだな。

 駐車場とSLを右手に見ながら、ゆっくりと走ります。距離的には100mもないんじゃないかな。駅の観光案内所に行きたいので、片道で下ります。

 人吉といえば「夏目友人帳」の聖地として知られています。聖地巡りのマップは、観光案内所で貰うことができます。窓口の人に言えば、親切に説明してくれます。聖地は点在しているので、車かバイクがないと難しいでしょう。TVでは、聖地巡りのタクシーもあると言っていました。デジタルスタンプラリーは、スマホにアプリを入れると聖地の地図が示されて、その近くに行くとにゃんこ先生や、あやかしのデジタルスタンプがゲットできます。

 観光案内所には、にゃんこ先生がたくさんいます。

 こちらは、あまり見たことのないにゃんこ先生の変化がいます。

 駅前にはからくり時計があるのですが、ちょうど調整中でした。しかし、案内所で説明を受けていると、なにやら音楽が流れてきました。

「からくり時計の音ですね、試験のため動かしているのでしょう。見に行かれますか?」

「じゃ、せっかくなんで先に見てきます」(ということで、ラッキーな事に試験運用を見させていただきました。)

 ということで、再度観光案内所に戻って、説明の続きを聞きました。

 鉄道ステーションの方は、あまり見ていなかったので聖地巡礼(というほどでもないが)の前に再度の訪問です。2FはSL人吉の写真展示があります。鉄っちゃんではないのですが、興味深く見させていただきました。

 現役時代のSL58654ですね。

 鉄道ステーションの屋上にも上がることができ、人吉機関車庫が良く見えます。立ち入り禁止になっていますが、事前に人吉商工会議所に申し込むと見学も可能と書いてありました。

 SL人吉に使われていたヘッドマークです。「本物です」と書いています。12.3Kgもあるのですね。

 そういえば、2022年5月22日に久留米駅で、たまたまSL人吉(58654)を見かけました。このSLが、人吉駅前に保存されていると思うと感慨深げです。

 夜間になると、SLはライトアップされます。夜のSLもいいですね。

 SL58654かっけー

 人吉に列車が発着されるようになれば、訪れる人も多くなるでしょう。


夏目友人帳デジタルスタンプラリー(聖地巡礼)熊本県人吉市

2025年05月17日 | 旅行

 こないだ(2025年3月2日)人吉に行ったのである。人吉といえば「夏目友人帳」の聖地として知られています。特に聖地巡礼を目的としてはいないのですが、せっかくなので観光案内所に行ってみます。

 観光案内所はJR人吉駅にありますが、肥薩線は2020年7月の豪雨により橋梁や線路に甚大な被害が出てしまい不通になっています。そのため列車の発着はありませんが、廃線ではありません。(復旧の予定はある)

 駅前には無料駐車場があるので、そこを利用します。(2025年3月現在無料)

 観光案内所内には、いろいろなにゃんこ先生がずらりと並んでいます。

 ここにもおった。

 窓口にお願いすると、夏目友人帳探訪マップが貰えて、親切に教えてくれます。聖地と呼ばれる場所は点在しているので、車・バイクが必要です。また観光タクシーを利用するという手もあります。

 夜間は、影絵も見られるとのことです。

 地図を貰ったのですが、一番良さげなのはスマホのアプリとのことです。観光案内所にQRコードがありますが、事前にスマホのPlayストアからダウンロードしておけば手間が省けます。

 この地図はA3なのでPDF化できず写真で撮りました。

 アプリは無料で利用できます。

 アプリを起動して「地図」を選択すると、聖地の場所が表示され現地に行くとスタンプが取れる仕組みです。駐車できなそうな町中や工事中の橋などもありますが、近くまで行くとOKです。車で通過するだけでもゲットできるので、適応範囲は広くとっているようです。

 夕方からスタートしたので、全部は無理でも数か所取りに行ってみます。

①毘沙門堂

 人は多くはありませんが、巡礼中と思われる人たちとも遭遇します。アニメの中のどこかのシーンで使われています。

②天狗橋ですが、工事中のため立ち入り禁止になっています。これ以上近づくことはできませんが、デジタルスタンプはゲットできました。

③三日原観音堂

 スマホの写真は、この観音堂の前の道の風景です。

④田町菅原天満宮 ここは近くに駐車場はありません。付近は「駐車禁止」のコーンや張り紙があるので、民家の前などに停めると迷惑になるのでやめましょう。

 人吉城跡・球磨川下りなどで利用できる、無料の観光駐車場があるのでここを利用します。(散策マップでも、ここを利用するようにと書いてある)

 駐車場から500m程度なので、歩いてもたいしたことはありません。

 探訪帳があり、みなさんの思いが書かれています。

 デジタルスタンプだけではなく、リアルスタンプがあるところもあります。

 みなさん、お上手ですね。

 田町菅原天満宮の前に造り酒屋がありますが、そこのショーウィンドウにもにゃんこ先生がいました。(夏目んちのブサねことか呼ばれることもある)

 暗くなってしまったので、デジタルスタンプは終了として、人吉駅前に戻りました。駅舎に影絵が投影されています。遠くから見たら、口から魂が出ているのかと思いましたが、あやかしに名前を返しているシーンですね。

 今日中に福岡まで帰らないとならないので、聖地巡りはこのくらいにして高速を使って帰りましょう。


2025年3月「第11回椎葉村ファンクラブしいば好き人まつり2日目」宮崎県東臼杵郡椎葉村

2025年05月16日 | 旅行

 まつり2日目です。

 龍神館は、山の中の一軒宿です。以前は凶暴な白猫(手を出したら絶対本気で噛む)がいたのですが、寿命で死んだという事です。綺麗な真っ白い猫で、地元新聞から宿の猫ということで取材があったとのこと。狂暴ではありましたが、食事をしていると寄ってきて、ちょこっと隣に座っていることが良くありましたが、撫でようとするとがぶっとやられます。なので、手出し厳禁ネコでした。近寄ってはくるのですが、決して食べ物に手を出すことはありませんでした。茶トラもいましたが、姿を見ることはまれで超びびりだったようです。残念ながら庭でトンビかなんかに襲われて死にました。(猫は、田舎で暮らすのは大変だ)茶トラと白猫は、あまり仲は良くなかったようです。今は代替わりしてキジトラ(保護猫)がいますが、ビビり猫なので宿の人以外が近づくと逃げてしまいます。写真を撮ろうとしまたが、逃げられました(笑)

 山が迫っているので早朝は暗く感じますが、まあまあの天気になりそうです。しかし、山の天気は変わりやすいから要注意だな(前振りか)ここは村の中心部から離れているので、携帯の電波はauは入りますがドコモは圏外です。(ソフトバンクは不明)テレビはケーブルTVでラジオはAMのNHK第二しか聞こえません。(椎葉村ほぼ全域でラジオはFM不可・AMはNHK第二しか聞こえません、携帯は各社によってエリアは異なる)

 昨日の夕食はイベント会場でいただいたので、宿は1泊朝食付きということになります。山の幸をふんだんに使った贅沢料理です。

 これにご飯と呉汁(ごじる)が付くので、腹ぱんぱんになります。(呉汁とは、大豆を使った料理)美味しかったです、お世話になりました。

 2日目の会場も、昨日の夕食会場と同じ、開発センターです。(椎葉村役場の隣)歓迎してくれてます。

 今日の予定は、2班に分かれて「餅つき」と「椎茸のコマ打ち」体験です。N村は、まず餅つき班になりました。

 交代で、杵でついていきます。黒っぽいのは、よもぎを入れているからです。臼は2据え用意されており、1つはもち米のみで他方はよもぎ入りです。

 まるめて丸餅にします。希望により、餡子を入れることもできます。餡子入りは早めに食べなければならないのですが、餡なしのものは冷凍が可能です。

 次は、椎茸のコマ打ち体験です。専用のドリルで、ぎゃーっと穴を開けていきます。穴を開けるだいたいの場所を教えてくれるので、指導に従って作業を行います。このころから雲行きが怪しくなり、小雨が降ってきました。すかさずスタッフの皆さんが組みたて式テント(運動会で使うようなもの)を持ってきてくれました。(手際がいいなあ)

 首尾よく穴あけができたら、椎茸の種菌をセットします。

 ドリルで開けた穴のサイズと、種菌のサイズは一致するので簡単にセットすることができます。金づちで軽くたたくと、うまく入っていきます。原木は持ち帰るのに便利なように、少し短めに切っているとのこと。うまくいけば、来年の秋ごろ収穫ができるます。太陽光を嫌うので、日陰に置いておかなければなりません。

 体験をしている最中に、地元で採れた椎茸のバター焼きを作ってくれています。干し椎茸を水で戻し、塩・胡椒を少々ふってバターで焼くと、めっちゃ美味しく食べられます。椎茸は一度乾燥させてから水で戻すと、味が良くなるそうです。

 開発センターの一画に「タイムカプセル」埋設地がありました。そういえば、昔タイムカプセルを埋めるというのが流行ったなあ。小学校や中学校などで流行って、埋めたはいいが場所が分からなくなってしまうことが多く、TVでも「タイムカプセル発見企画」みたいなものもありました。(たいてい記憶があやふやで見つからない)これは字が不鮮明でいつ埋めたのかは分かりませんが、公開日は決まっていて2085年11月です。これだけ立派な目印があれば、絶対に忘れませんね。

 2日目の予定も終了し、閉会式となりました。おつるちゃんが挨拶に来てくれました。観光協会・役場の企画観光課の人たちには大変お世話になりました。

 午前中ですべての予定は終了したのですが、なんとお弁当をいただきました。中学生が考案した、3種のおにぎりです。(くさぎ菜・油みそ・完熟梅干し)腹は減っていないので、持ち帰ることにします。それとイベント当日限定で使える千円クーポンもくれました。日曜日は、椎葉村の店はほぼお休みなので、昨日昼食で訪問した「椎葉本陣」に行くことにしましょう。お休み雨は上がったようでラッキーです。

 車に戻る途中、ねこ発見。数匹かたまっていたのですが、カメラを取りに行っていたら1匹のみになっていました。近づこうとしたら睨まれたので、遠目で撮らさせていただきました。地域猫が多いようで何匹も見ましたが、エサは豊富なようで体格の良いねこが多い感じです。

 椎葉村は渓流釣りに来る人も多いようで、旅館や店舗で遊漁証を販売しています。一日券が2千円で年券が4千円なので、2回以上来る方は年券が圧倒的にお得ですね。そういえば、何も無いような山道にポツンと車が停まっているのを良くみましたが、釣りの人なのかな?

 往路は高速で山門通潤橋⇒一般道で椎葉村というルートでしたが、同じルートでは面白みがないので水上村へ行き人吉へ抜けることにします。県道142号線も狭いぞー

 道すがら「駄賃付街道跡」というのを見つけました。駄賃付というのは、「昭和初期の頃、馬の背に椎茸や山の産物をつけて町に行き、それを売りまた町で塩、醤油、酒などの生活物資を馬の背につけて帰ってくることで駄賃をもらうという仕事のことをいいます。集落によって行く道が異なり神門口(みかどぐち)、球磨口(くまぐち)、米良口(めらぐち)、馬見原口(まみはらぐち)の4つがありました。いずれも峠越えの道を歩いて物資を運ぶ厳しい労働であったと言われています」と書いてあります。この道(荒れ果てていますが)が、かつての駄賃付街道であります。

 椎葉村と水上村の村境ですが「チェーン必要」の看板がありました。通行時の3月3日は、ノーマルタイヤでOKでした。

 ここ不土峠の標高は、1040mなので結構ありますね。まあ冬季は念のために、チェーンは積んでます。

 無事に水上村側に下りて、人吉を目指します。

 人吉駅前の駐車場で、お土産にいただいたおにぎり弁当を感謝しながら食べました。

 楽しい椎葉好き人のイベントでした。イベントに携わっていただいた村役場の人たち、観光協会の人たち、村民の人たち、地域おこし隊の人たち、大変有難うございました。


2025年3月「第11回椎葉村ファンクラブしいば好き人まつり1日目」宮崎県東臼杵郡椎葉村

2025年05月16日 | 旅行

 2025年3月2日から3日にかけて、椎葉村で第11回しいば好き人まつりが行われました。参加資格としては、椎葉村ファンクラブ会員のみです。N村は、昔仕事関係で椎葉村に行ったことがあり、その縁で椎葉村ファンクラブに入会しました。入会金・年会費はありません。

 コロナ禍などがあり、第11回ですが6年ぶりの開催となります。N村は、過去福岡と大阪で行ったしいば好き人まつりに参加しています。今回はメールで開催通知を受け即日申し込みましたが、50人枠はすぐに埋まったそうです。

 3月2日(土)13:00に椎葉村の交流拠点施設「Kateria」に集合です。以前(数年前)椎葉に行った時はなかったので、新しくできた施設と思われます。参加料金は、宿泊・食事・体験料込みで1万円です。(内容から推測すると、多分かなり補助金が入っていると思われる)

 まずマイ箸作りとeスポーツの班に分かれます。N村のスタートは、マイ箸作りです。ナイフと紙やすりを使って、自分なりに箸を作っていきます。ここには3Dプリンターとか、NC工作機など先端の設備が揃っています。講師は、地域おこし隊の方です。

 けっこう真剣に削っていきます。箸は毎日のように使うけど、作ったことはないので試行錯誤です。(なんか先の方が太いな)

 曲がりなりにも出来ました~、レーザーで箸に名前が入ります。(なので、本当のMY箸なのです)

 次は「eスポーツ」なのですが、まだ終わらないそうなので、しばしの休憩です。館内を散策していたら、毀滅の刃風の紙人形を発見しました。これは良く出来ている、感心しました。(みんな知っているぜ)

 時間があったので、ボルダリングにも挑戦です。高さが低いので、天井までは余裕で登れました。下には厚いマットレスが敷いているので、落下しても安全です。

 椎葉村といえば、鶴冨姫伝説があります。巨大なおつるちゃんのふわふわドームがあります。昨年の平家祭りでお披露目予定だったのですが、中止になってしまったのでほぼお初の登場とのことです。普通は子供のみだと思うのですが、今回は大人でもOKということで入らさせていただきました。中は、地元の子供たちが大暴れしてました。(笑)

 さて、eスポーツ体験の時間です。こちらも地域おこし隊の人が指導してくれます。プログラミングとゲームを担当しているとか。初めての人も体験できるということで、マリオカートのTVゲーム体験です。チーム分けしていましたが、お年寄りの中には理解できないのでパスという人も何人かいました。コントローラーは左右の動きだけで、スピード調整とかクラッシュは無い設定なので、一度体験してみるといいのになとは思いました。そういうN村は普段ゲームはしないので、マリオカート初体験ではあります。

 コツさえつかめば難しいことはないので、1回戦は勝ち抜け。2回戦はタイムの競い合いで2位になり、商品は逃しました。(1位のみキーホルダーの商品)

 2つの体験を終了したら、一度宿にチェックインします。予約時に希望の宿があれば、観光協会から取ってくれるということだったので、以前お世話になったことがある、龍神館を予約してもらいました。(当然満室なら、他になる)ここはコテージ風の造りで、秋篠宮殿下も泊まられたことがあるという森の中の一軒宿です。多くの参加者は、村の中心部付近に宿をとっているようですが、龍神館は20分ほどかかります。(参加者の中では、他に同宿者はいなかった)

 山口一平太君が出迎えてくれました。

 部屋は秋篠宮殿下がお泊りになられた2Fの部屋でした。TVやエアコンはありますが、部屋に冷蔵庫やトイレ・風呂はありません。

 チェックインだけして、再び村中心部にある開発センターに向かいます。ここが感謝祭の夕食会場となり、セレモニーがあります。

 村民の方々が作ってくれた、美味しい食材が勢ぞろいです。

 椎葉村長の、黒木保隆さんが挨拶に来られました。

 勇壮な太鼓の演奏です。

 カンパーイは緑茶で。運転して宿に戻らないとならないので、ノンアルコール必須です。

 ビール飲んでいる人はいいなぁ…

 椎葉牛、瞬殺でしたぁ(なんとかゲットできて美味い)猪の網焼き、歯ごたえはあるが臭みもなくこれも美味い。なかなか食べることのない、猪をいただきました。

 アルコールもノンアルもフリーで、飲み放題です。

 丸い大きな揚げ物は「しいたけ」です。肉厚の大きなしいたけ、美味しです。バイキングは、どうしても食べすぎるなぁ。おにぎりは、くさぎ菜を使ってます。うー食いすぎや

 デザートは別腹と… 柚子のシャーベットも美味い。

 ふー、食った食った。もう勘弁して下さいというほど頂きました。海が無い山の中の秘境の村なので、山の幸をふんだんに使ったおもてなし料理を堪能いたしました。

 最後に、お楽しみ抽選会です。くじ運のないN村としては「当たらない」のがあたりまえなので期待はしていなかったのですが、ほぼ50%の確率で当たるほど景品があったので、椎葉村の向山窯(こうざんがま)で作られたカップが当たりました。(お高そうだ)説明書によると「この村の奥には1億数千年前に活動したといわれる断層帯が露出し、いたる所に粘土層がみられます。中略‥この地域の粘土や自然素材の釉薬(ゆうやく)を使った椎葉独特の焼きものづくりを目指して、平成28年7月椎葉村向山地区に陶芸窯を開きました」とあります。ありがたく、使わさせていただきます。抽選に外れても、参加賞は配られました。

 明日は、ここに9時集合です。お疲れ様でしたー 椎葉の面積は広いのですが、ほとんどが山林で平地がほとんどありません。そのため道も狭く、離合が困難な場所も多数あります。車が少ないといっても、そこそこすれ違うので運悪く離合不可の場合は、どちらかが下がることになります。トラックやバスも走るので譲り合いは当然で、みんな気持ちよく挨拶しながら離合していきます。さて、20分かけて宿に戻りましょう。山道は暗く(ほぼ街灯はない)狭いので、気を付けながら走ります。

 つづく


2025岩国基地降フレンドシップデー_アメリカ海兵隊岩国航空基地_その2

2025年05月06日 | 旅行

 岩国フレンドシップデーその2です。

 午後になると人が増えたなと思いますが、身動きではないほどではありません。むしろ、空いているなと思うくらいです。座るスペースもあるので、レジャーシートがあったほうが楽です。(持って行った)

 売店で飲み物は売っているのですが、給水車が2台出ていました。貰ってはいないのですが、水筒があれば入れてくれると思います。

 あれ、岩国基地にANA機が下りてきました。なんで?と思ったのですが、岩国基地は民間の岩国錦帯橋空港と設備共用しているので定期便が就航しています。

 当然、民間機が接近していれば軍用機のショーはお休みになります。F-16が爆音で上昇していきます。動きが速いので、カメラで追うのは大変です。ズーム(70-300)で撮ってますが、マニアの方はバズーカ砲みたいなレンズを使っています。

 陸自のヘリが登場しました。

 4人降下しました。あっという間に、するすると下りていきます。

 今度はUS-2が離陸します。プロペラ機の大きな機体なので、離陸するのに時間がかかるのか?と思ったら、すっごい短距離で離陸したのはびっくりです。

 これは消防車との競争です。US-2は「止まっているんじゃね」というほどゆっくりと飛行ができます。消防車方が速かった。

 室谷氏(Yoshi)のアクロバット飛行は紹介しましたが、この機体は「ウィスキー・パパ」氏が操るものです。ウィスキーパパは「 内海 昌浩」(Masa)氏のアクロバットチーム(複数のパイロットがいる)なのですが、機体番号を見ると「JA14WP」となっているのでWPから「ウィスキーパパ」なのかな?(それとも、ウィスキーパパーありきで、機体番号にWPを使ったとか?)

 ホームページあります。⇒ https://ja14wp.wixsite.com/home

 Yoshiも凄いが、WPも凄い技を繰り出します。

 ツアーバスの集合時間は17:00なので、16:00を過ぎたらぼちぼち帰る方向に進みます。出入り口近くの日本側飲食ブースを見て回ります。

 久留米やきとりがあります。なんでも1本800円($5)なので、ドルを使って買います。

 どれも同一価格なので「和牛」にしました。(一番原価が高そう)

「塩とたれ、どっちにしますか?」

「たれで」

 和牛うめー

 別の店では「全額半額でーす」の声に誘われて「鹿野高原豚スペアリブの大」を購入。1,200円⇒600円です。(ドル支払い不可)

 肉ばっかりやな、濃厚な味でうめー あちこちに巨大なゴミ箱があるので、弁当がらなどを捨てるのも楽です。

 さらにターキーレッグ発見。2,000円じゃ買えないが、$12なら出せそうだ。

「1本下さい、ドルで払います」

 でかっ、さすがにここで食べられないので、持って帰ることにします。ターキー初物で食べたことありません。

 アメリカ人のお姉さんが元気よく「1,200円~」と叫びながら売っていたので、ルートビア12缶入りを購入。「ドルで払うからいくら」と聞いたら$9でした。これも激安なので、処分価格なのでしょう。持って帰るくらいなら、原価ギリギリでも売ってしまいたかったのかもしれません。しかし、重かった。閉店間際に、いろいろとお得な買い物をしました。

 帰りも大した渋滞はなく、トイレ休憩を挟んで21時半頃に博多駅に到着しました。行も帰りも渋滞はないし、基地にもすんなり入れたので今年のツアーはラッキーでした。


2025岩国基地降フレンドシップデー_アメリカ海兵隊岩国航空基地_その1

2025年05月06日 | 旅行

 2025年5月4日(日)岩国基地のフレンドシップデー(一般公開日)に行ってきました。運転することや駐車を考えると、ツアーを利用することが楽なので、阪急交通社トラピックスの日帰りツアーに乗っかりました。基地には一般車が入れる駐車場がないので岩国駅周辺のものを事前予約して、岩国駅からシャトルバスという方法がありますが、予約がとれるかどうかも分かりません。 ツアーバスなら基地内の駐車場に乗り入れ可能だし、ゲートはすぐ近くなので便利です。

 ただし、博多駅集合が6:50なので、N村としては始発のJRで行って、ぎっちょんギリギリという状況です。幸いJRは遅れることなく博多駅に着いたので6:47分に滑り込みました。

 添乗員さんの説明では、昨年は基地周辺の道路が激混みで基地まで入るのに3時間ほどかかったそうですが、今年は渋滞なしで9時半過ぎには到着しました。

 身分証明書の提示と荷物チェックがあります。荷物チェックは、自衛隊基地のイベントより念入りに調べられます。(なので時間がかかります)持ち込み禁止品は、事前に調べて行った方がいいです。(自衛官・米軍のコスプレ、無線機(受信機もNG)など)陸自仕様の帽子はOKでした。コスプレについてはミリタリー系制服以外のものについては特に規定はないようです。中世騎士の甲冑(金属に見える)のコスプレーヤーがいましたが、たしかに当時の軍人ではあるものの、現代の戦闘には向いていないのでOKだったのかもです。食料・飲料(水筒・ペットボトル)はOKですが、ガラス瓶はNGです。

 入ってすぐにAFN(American Forces Network)のブースがありました。米軍向けの英語放送で、AMの周波数で放送されていますが、インターネットラジオでも聞くことができます。以前はFEN(Far East Network)といっていました。

 一般ゲートは激混みだったようで、9時台は空いています。米軍のF-15イーグルです。F-15はトップガンにも登場した戦闘機ですが、今でも空自の主力機の1つ(日本仕様)になっているので優秀な機体なのでしょう。

 陸自の16式機動戦闘車です。第13偵戦一線・出雲駐屯地とあります。

 空飛ぶレーダーE2-Cです。やはり部隊マークは「コウモリ」が似合います。

 いろいろと見て回りたいのですが、徐々に人が増えていきます。一番混むのは昼頃の食べ物販売だと思うので、飲食テントを目指します。

 日本の飲食店も出ていますが、せっかくなのでアメリカーンな味がいいと思い、米軍関係の方に行ってみました。並んでいるのは生ビールです。アルコールの持ち込みは禁止ですが、基地内でビールは買えます。

 飲食ブースは、まだ空いています。メニューは少ないし、お高いです。サンドイッチが1,800円かぁ。いくつかアメリカ系のブースはありますが、メニューはどこも一緒なので供給元が1つなんだろうと思います。頑張って、チーズステーキサンドイッチをお買い上げ。

 しかーし、N村は$1⇔100円くらいに両替しておいた米ドルの残りがあるのである。(Guamなどに行った時の残り)$12ドルで購入しました。インバウンドが「日本の物価は高くないよ」という声を良く聞きますが、たしかに昔のレートでドルを持っていたら観光地価格ではあるものの、買えない価格ではないかなと思いました。(円弱くなったな‥)

 支払いにとまどって、ケチャップとマスタードを貰うの忘れてました。(後で貰ってきた)

 牛肉なのでお高いのは理解するのですが、これを1,800円で買うのはなぁ(たしかに、普通に美味しいですけど)そうはいっても、昼時になると行列ができて、激売れのようでした。

 フレンドシップデーは、めっちゃ人が集まるのでドコモ・KDDI・ソフトバンク社の移動基地局が複数台展開していました。それでも添乗員さん曰く、電話は通じにくいそうです。(それほどトラフィックが高いのだろう)

 輸送機に行列ができているぞ?

 どこも行列はありますが、10分も並ばず見学することができます。後部ドアから入れてくれました。でかいな‥

 機内の撮影も可能でした。

 海上自衛隊ホワイトアローズの曲芸飛行です。第201教育航空隊の教官で構成されており、下関の小月航空基地に所属します。美しいプロペラ機のT-5で演技を行います。ブルーインパルスのジェット機による演技もいいのですが、プロペラ機によるものも優雅で素晴らしいです。

 この機体は、TVのエアレースで見たことがあります。室谷義秀さんのブースです。

 なんじゃこりゃというような、すごい動きをしています。

 わざと失速してから立てなおしたり‥

 にこちゃんマーク完成しました(笑)

 学生によるドリルが始まりました。基地内混んでいますが、人が多すぎて見るのが困難というほどでもありません。広いので、かなり分散されている感じはあります。

 第31航空群の一日群司令に敬礼!

 海上自衛隊の水上艇、US-2です。まじかで見ると、思ったより大きな機体です。(これは乗れない)

 格納庫内で展示されているのは、多用機U-36Aです。

 海自の訓練支援に使っていたそうですが、今年全機退役になったとのことです。

 これは、岩国航空基地を拠点とする、第111航空隊のHM-111ヘリです。

 機内撮影可能でした。

 格納庫にいたら、ごごごーと凄い音がしたので出てみたら、F-35の展示飛行が行われていました。音すごっ

 おおー爆弾落とした(ということにした模擬の弾幕)

 次は戦闘ヘリだ

 同じ部隊の仲間なのかな? すかさず展示ヘリに上って写真(動画?)撮ってました。見晴らし良さそうです。ベストポジションですね。

 ヘリも地上攻撃したぞ

 昼時になったら、飲食ブースはどこも大行列になっていました。(入場直後に買ったのは正解)それと、トイレは仮設しかないので、こちらも大行列になっていました。自分的には仮設トイレは使いたくないので、ビールはご法度でなるべく水分は抑えていました。といっても晴れているので、適度な水分補給は必要です。入場前の最後のSAで出し切ったので、帰りまで一度もトイレに行かなくてすみました。(無理に我慢するのは良くない)

 長くなったので、その2に続きます。