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Blog☆HiloⅡ

環境について考えてみよう

トップの写真は今日の読売新聞の朝刊の記事です。
魚がプラスチックバックを飲み込んだり、ウミガメの鼻にストローが突き刺さっていたり、生き物の痛ましい姿が放映されたことにより、世界的に環境への取り組みが注目されています。
そうした中、プラスチックバックが最大の悪者にされて、ハワイのスーパーでは数年前からもらえなくなったし、日本では有料化されることになりました。
しかし、そんなことで根本的な解決になるのでしょうか。
悪いのはプラスチックバックではなくてプラスチックバックを捨てる人間でしょう。
有料化して流通する絶対数を減らせばよいという発想には賛成できません。
ボクはプラスチックバックを再利用しています。
とても便利なんですから。
山でドロドロになった登山靴を持ち帰るとき、畑から泥が付いた野菜を持ち帰るとき、犬のウン〇を持ち帰るときに重宝するんです。
そんなときにエコバックは使えないでしょ。
そもそもエコバックを趣味のように集めるって本末転倒でしょう。
一方、ペットボトルはどうでしょうか。
昨年日本列島を襲った台風19号。
大量に降り続いた雨によって増水した多摩川の土手にペットボトルが綺麗にラインを作っていました。
最大に増水した位置にペットボトルがとどまったためです。
それだけたくさんのペットボトルが上流で捨てられていたということですね。
河口から海に流れた量は計り知れません。
それでもペットボトルを減らそうという言う取り組みがなされないのはなぜでしょうか。
瓶を復活させるとか、ペットボトルをデポジット制にすれば効果があると思うのだけど。
それができないのは大手飲料メーカーからの圧力なんだろうね。
ボクが小学生の頃は空のビール瓶や一升瓶が売れる時代でした。
空き地に落ちている瓶を拾って酒屋にもっていって小遣い稼ぎをしたものです。
親には叱られたし、乞食には追いかけられましたけど。
今だってペットボトル1本につき50円程度のデポジットを取れば捨てる人は減ると思うのだけど。
ところで、ペットボトルって国内でリサイクルしているのは60%強で残りは東南アジアの国々に処理料を支払って引き取ってもらっていることをご存知でしたか?
現在はそれもできなくなっているようですが。
受け入れていた国の中には、きちんと処理せずに海洋投棄していたこともあったようです。
それが海流に乗って再び日本に戻ってきた。
笑えない話ですね。
だからトップの新聞記事がとても気になったのです。
ではこれからどうすればよいのか。
まずはプラごみを所定の場所に捨てること。
ポイ捨てがなくなれば海洋汚染を防ぐことができるのです。
そして、リサイクル工場を増やすこと。
海外の後進国にごみの処理を頼らないこと。
プラスチックバックの有料化は愚策です。
小泉大臣にもっと頑張ってもらいましょう。
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