
あまり知られていないけど,真珠湾の近くに地下燃料貯蔵施設があります。
この施設は第二次大戦中に建設されたもので,米軍最大級の施設です。
ここから真珠湾の基地までパイプラインで燃料を送っているのです。
ところが建設から80年が経過して老朽化が進み,燃料が地下にしみ出しているそうなんです。
それが水道水汚染につながっているというのです。
地元では施設の閉鎖を求める運動が起き,連邦議会上院は燃料抜き取りにかかる1億ドルの予算を確保する法案を可決したそうです。
早急に工事に取り掛からなければ,住民の健康に被害が出ますよね。
この問題は今始まったものではなく,以前から住民が指摘していたというのだから,80年もの長い期間放置していた行政に問題があります。
彼らが持っているプラカードにはStolen Land! Water is life!と記載されているのがわかります。
日本からも応援したいですね。