意欲的で斬新なプロジェクトを指揮していると、
誘惑や脅迫に遭遇することもあるだろう。
リーダーの反応は士気に影響をもたらす。
難関を極めた城壁再建工事も
あとは城門に扉を据え付けるだけとなった。
完成まであと一歩である。
そこで、敵が行動を起こした。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
サンバラト、トビヤ、アラブ人ゲシェム、その他わたしたちの敵は、
わたしが城壁を再建し、崩れた所が一つとして残らず、
あとは城門に扉を付けるだけだということを耳にした。
サンバラトとゲシェムはわたしのもとに使者をよこして、
「オノの谷にあるケフィリムで会おう」と言った。
彼らはわたしに危害を加えようとたくらんだのであった。
そこでわたしは使者を送って言わせた。
「わたしは大きな工事をしているので、行けません。
中断して出かけたのでは、どうして工事が終わるでしょうか。」
彼らは同じことを四度も言ってきたが、わたしも同じように返事を繰り返した。
五度目にサンバラトは、配下の者を同じ言葉をもってわたしのもとによこしたが、
その手には開封の手紙があった。
そこには、こう書かれていた。
「あなたとユダの人々は反逆を企てていると、
諸国のうわさにもなっているし、ガシュムも言っている。
城壁を建てているのはそのためであろう。
あなたはユダの人々の王になろうとしているということだ。
また、あなたはあなたのことを宣言する預言者をエルサレムに立てて、
ユダの王だと言わせているそうだ。
今このうわさは、王のもとに届こうとしている。
早速相談しようではないか。」
そこでわたしは返事を送った。
「あなたの言うことは事実に反する。あなたの勝手な作り事だ。」
彼らは皆、わたしたちの手が弱り、工事は完成しないだろうと言って、
わたしたちに恐怖を与えている。
神よ、今こそわたしの手を強くしてください。
ネヘミヤ記6:1-9
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
あとは扉を据え付けるだけ。
このタイミングで敵がネヘミヤのもとに使者をよこし、面会を求めてきた。
ネヘミヤに危害を加えようとしたのだ。
ネヘミヤはそのたくらみに乗らなかった。
プロジェクトがほぼ完成という段階でも
ネヘミヤは決して油断しなかった。
敵は四度も同じ言葉でネヘミヤを誘った。
ネヘミヤは頑として折れなかった。
彼も負けずに同じ返事を四度繰り返した。
敵は五度目の誘惑を試みた。
今回はある手紙も付け加えられていた。
内容は次のようなものだった。
あなたが反逆を企てているということが諸国の間でうわさになっているぞ。
城壁を建てているのはそのためだろう。
あなたはユダの王になろうとしているのだろう。
ペルシャの王にもこのうわさは届こうとしている。
会って相談しよう。
まったくのでたらめであった。
ネヘミヤは自分が王になるために城壁を再建していたわけではなかった。
謀反を起こすつもりなど毛頭なかった。
これはネヘミヤを動揺させるための敵の作り話だった。
ネヘミヤを恐怖に陥れ、城壁の完成を妨害しようという敵の策略だった。
この攻撃に対しても、ネヘミヤは冷静に対応した。
罠にはまって、敵に会いに行くようなことをしなかった。
ネヘミヤはこれまでもそうであったように、
自分の気持ちを神に打ち明け、
心を健全に保つよう努めた。
プロジェクトの完成を喜ばない者がいる。
その者らの妨害は執拗かつ巧妙である。
彼らの脅しに心を怯ませてはならない。
特に完成の一歩手前は油断に陥りやすい。
リーダーはプロジェクトが完成するまで決して手を抜いてはならない。
誘惑や脅迫に遭遇することもあるだろう。
リーダーの反応は士気に影響をもたらす。
難関を極めた城壁再建工事も
あとは城門に扉を据え付けるだけとなった。
完成まであと一歩である。
そこで、敵が行動を起こした。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
サンバラト、トビヤ、アラブ人ゲシェム、その他わたしたちの敵は、
わたしが城壁を再建し、崩れた所が一つとして残らず、
あとは城門に扉を付けるだけだということを耳にした。
サンバラトとゲシェムはわたしのもとに使者をよこして、
「オノの谷にあるケフィリムで会おう」と言った。
彼らはわたしに危害を加えようとたくらんだのであった。
そこでわたしは使者を送って言わせた。
「わたしは大きな工事をしているので、行けません。
中断して出かけたのでは、どうして工事が終わるでしょうか。」
彼らは同じことを四度も言ってきたが、わたしも同じように返事を繰り返した。
五度目にサンバラトは、配下の者を同じ言葉をもってわたしのもとによこしたが、
その手には開封の手紙があった。
そこには、こう書かれていた。
「あなたとユダの人々は反逆を企てていると、
諸国のうわさにもなっているし、ガシュムも言っている。
城壁を建てているのはそのためであろう。
あなたはユダの人々の王になろうとしているということだ。
また、あなたはあなたのことを宣言する預言者をエルサレムに立てて、
ユダの王だと言わせているそうだ。
今このうわさは、王のもとに届こうとしている。
早速相談しようではないか。」
そこでわたしは返事を送った。
「あなたの言うことは事実に反する。あなたの勝手な作り事だ。」
彼らは皆、わたしたちの手が弱り、工事は完成しないだろうと言って、
わたしたちに恐怖を与えている。
神よ、今こそわたしの手を強くしてください。
ネヘミヤ記6:1-9
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
あとは扉を据え付けるだけ。
このタイミングで敵がネヘミヤのもとに使者をよこし、面会を求めてきた。
ネヘミヤに危害を加えようとしたのだ。
ネヘミヤはそのたくらみに乗らなかった。
プロジェクトがほぼ完成という段階でも
ネヘミヤは決して油断しなかった。
敵は四度も同じ言葉でネヘミヤを誘った。
ネヘミヤは頑として折れなかった。
彼も負けずに同じ返事を四度繰り返した。
敵は五度目の誘惑を試みた。
今回はある手紙も付け加えられていた。
内容は次のようなものだった。
あなたが反逆を企てているということが諸国の間でうわさになっているぞ。
城壁を建てているのはそのためだろう。
あなたはユダの王になろうとしているのだろう。
ペルシャの王にもこのうわさは届こうとしている。
会って相談しよう。
まったくのでたらめであった。
ネヘミヤは自分が王になるために城壁を再建していたわけではなかった。
謀反を起こすつもりなど毛頭なかった。
これはネヘミヤを動揺させるための敵の作り話だった。
ネヘミヤを恐怖に陥れ、城壁の完成を妨害しようという敵の策略だった。
この攻撃に対しても、ネヘミヤは冷静に対応した。
罠にはまって、敵に会いに行くようなことをしなかった。
ネヘミヤはこれまでもそうであったように、
自分の気持ちを神に打ち明け、
心を健全に保つよう努めた。
プロジェクトの完成を喜ばない者がいる。
その者らの妨害は執拗かつ巧妙である。
彼らの脅しに心を怯ませてはならない。
特に完成の一歩手前は油断に陥りやすい。
リーダーはプロジェクトが完成するまで決して手を抜いてはならない。