上海新風

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レジ袋のために消費される石油、1日1300トン

2008年06月02日 | 中国ニュース
 国家発展改革委員会の資源節約・環境保護部李静副部長は中国国内のスーパーマーケット、百貨店、市場などで使用されている大量のレジ袋は、生産に少なくとも1300トンの石油を消費していることを明かした。過度なレジ袋の使用が、エネルギー資源および環境に対し悪影響を及ぼすとして危惧している。
 中国チェーン経営会が発表した省エネ状況によると、中国は毎年レジ袋40万トンをしている。中国プラスチック加工協会によると、スーパー以外の百貨店、市場などでのレジ袋の使用率はスーパーの3倍だという。レジ袋1トンにつき消耗する石油は3トンで、毎年480万トンの石油を使用している。
 李静副司長は、スーパーマーケットで無料提供されているレジ袋は無料ではない。レジ袋に商品としての価格を付けることは妥当だと語った。(大洋網)

中国のオンラインショッピング事情について

2008年06月02日 | ひとこと
 最近、中国で「中国ネットショッピング調査報告2008が報告」されました。普及当時は、取引の安全性や品質の不安という問題からなかなか浸透しなかったが、2004年ごろから徐々に普及し始めました。
 2007年度には急速に発展し、今年、北京、上海、広州、深センの代表的な4都市で利用率は42.5%に達し、ユーザーは1000万人を占め、その取引額は250億元(約3772億7000万円)になりました。
 現在、中国のオンラインショッピングで最も多いシェアを占めているのが、アリババドットコム社が運営する淘宝網(TAOBAO)です。
 近年、中国はアメリカを抜き世界一のインターネット人口を持つようになりました。オンラインゲームや動画コンテンツなども充実しており、市民の間では規制の取締りを緩和してほしいとの声も上がっています。

CPI上昇をおさえるため、一部食品の関税引き下げ

2008年06月02日 | 中国ニュース
 国務院関税税則委員会は一部食品、薬品、綿花などの輸入品に対し、関税を引き下げることを決定した。これは、通年CPI(消費者指数)を、4.8%に抑えるためとされている。
 今年に入って、国際農産品価格が上昇し続け、各国のCPIに大きく影響をおよぼしている。インド、ブラジル、メキシコなどでは、短期間に農産品価格、税徴収の停止、引き下げを行っている。
 業界関係者は、豆や米カスなどは直接消費品ではなく、その価格の上昇もCPIの統計範囲ではないが、もし、飼料原料価格の抑制が遅れれば、豚肉や水産品などの食品価格も上昇し、一旦上昇した物価を抑え込むのは困難と見られる。
 このほか、6月1日から12月31日まで、鱈・ピスタチオ・離乳食及び乳製品など9項目商品の輸入税率が引き下げられ、血液アルブミンや人用ワクチンなど4品目が3%から0%に引き下げられる。
 6月1日から9月30日までは、ココナッツオイルやオリーブオイルの輸入率も9-10%から5%に引き下げられる。
 また、6月5日から10月5日の間、割当額外で輸入される一定量の綿花に対しては、臨時でスライド税政策を実施し、輸入価格が高い高級品質の綿花には量による課税を実施し、課税額を1トン570元から357元に引き下げる。これは税率に換算して5~40%から3~40%への引き下げに相当する。10月6日以降は現在と同様スライド税政策にもどす。(騰訊網)