上海新風

中国の最新ニュースをお届けします!

上海万博、日本館の愛称は「紫蚕島」

2009年04月22日 | ひとこと
 20日、2010年上海万博の日本館の展示案内などが発表されました。そこで、ある中国人女性がつけた日本館の愛称が話題になっているようです。
 今回、上海万博の日本館の愛称は「紫蚕島」(日本語の通称は「かいこじま」)というようです。これは、日本館の外観が淡い紫色で、全体の造形が蚕の繭に似ていることから名付けられました。
 3月から日中両国で日本館の愛称を募集したところ、3588件の応募があり、その中からこの「紫蚕島」という愛称が選ばれました。
 蚕の繭を原料とする絹の製法は中国から伝わったことから、日中が今後もよりよい友好関係を築いていけるようにという意味も込められています。(上海万博オフィシャルホームページ参考)

“春節”間近の中国

2009年01月20日 | ひとこと
 春節(旧正月)を間近に控え、中国各地でお祭りムードが漂っています。ご存じのように、中国人は旧暦の1月1日を“春節”と呼び、国家総出でお正月をお祝いします。
 北京などの大都市では街中に赤い提灯などが飾られ、民族の伝統的なお祭りを迎えるための準備が着々と進んでいます。また、香港ディズニーランドは、1月16日から2月8日まで、春節をテーマにした様々なイベントが行います。
 今年の春節は1月26日です。そのため、現在中国では“春運(帰省)”ラッシュで交通機関がパニックになっています。この民族大移動並みの帰省ラッシュは長い正月休みが終わる2月15日頃まで続くようです。

オリンピック後の「国慶節」旅行

2008年09月25日 | ひとこと
 オリンピックを終えた中国に今年最後の大イベント「国慶節」が訪れます。「国慶節」の長期休暇には、毎年家族や友人と旅行を楽しむ中国国民の姿が多く見られます。
 今年はやはりオリンピックイヤーということで、北京、上海、青島などのオリンピックが行われた都市を廻る旅を望む人が多く、旅行社でも、メインスタジアムの『鳥の巣』や水泳競技の行われた『水立方』をメインとするコースを多く推薦しています。
 また、復興中の四川省の観光を望む声も少なくありません。四川省現地の航空会社と各旅行者は地震の影響により四川省を訪れる旅行客が低迷する中で、上海の旅行社など多くの旅行社と協力し、観光ツアーを企画。観光客の獲得に奔走しているようです。

 

中国の“○○族”

2008年08月07日 | ひとこと
 ご存じのように、中国は56の民族が暮らす多民族国家です。漢民族をはじめ満州族、ウィグル族、朝鮮族と多くの少数民族が存在し、共生しています。
 そんな中国で、また新たな少数民族といえる『○○族』が続々と登場しています。この『○○族』は特に最近の若者によく見られる傾向を示したものです。
 “窮忙族”とは直訳すると「貧乏暇なし」という意味で、1日フルタイムで働いても、最低賃金のお給料しかもらえず、生活が困難で蓄えすらもままならない人たちを指す言葉で、日本でいうワーキングプアーにあたります。ある中国のインターネット調査の結果、75%が自分は“窮忙族”であると答えています。
 “月光族”とは毎月のお給金で贅沢を楽しみ月給をすべて使い果たしてしまう人たちのことを指す言葉です。20代、30代の所謂ホワイトカラーと呼ばれる人たちが仕事のストレスを消費することで発散する傾向が見られます。
 この二つのグループの特徴はどちらも貯金ができないことですが、理由が完全に間逆にあるので、ここから中国の所得格差が見られます。
 この他にも、携帯電話に依存している“親指族”、正社員にならずアルバイトで生計を立てるフリーターは“飛特族”など多くの“○○族”が登場しており、近代化が進む中国で若者の意識がどんどん変わっていくことがわかります。
 

中国人もアニメが好き

2008年08月05日 | ひとこと
 第10回香港アニメ・マンガフェアーが1日に開催されました。初日には約8万人のアニメファンが訪れ、会場を賑わせていました。この、アニメ・マンガフェアーは1999年から10年間続いており、開催されるたびに規模が大きくなっています。
 中国では現在多くの若者がアニメや漫画の影響を受けています。その中でもやはり日本のアニメや漫画は人気が高く、アニメのキャラクターになりきって楽しむコスプレ(コスチュームプレイ)文化なども浸透し始めているようです。


 

北京オリンピック中国代表選手団正式成立

2008年07月28日 | ひとこと
 2008年北京オリンピック会中国代表選手団が本日午前9時に正式に成立し、25日午前に決意表明を行いました。北京オリンピックで、中国代表選手団はオリンピック参加史上最多1099名で28のプログラムに参加します。
 日本代表の先陣を切って競泳陣が成田を出発しましたね。
 オリンピックまで残すところ半月、選手のモチベーションも高まっており、各国選手団の最高のパフォーマンスに期待しましょう。

英会話のスキルアップ

2008年07月18日 | ひとこと
 北京ではオリンピックでの外国人観光客対応の一環として英語のスキルを高める活動が行われているそうです。たとえば、最近北京地下鉄では「北京地下鉄客運公司英語大会」が開催され、多くの従業員が参加し自慢の英語スキルを競い合いました。
 北京オリンピック開催まで残りわずか、中国でも緊張が高まり、多くの外国人観光客を受け入れる準備も着々と進んでいるようです。


オリンピック記念札登場

2008年07月18日 | ひとこと
 中国人民銀行は8日、北京オリンピックを控え、記念の10元札を発行しました。これは発行前から人気で、8日の朝、同行では待ち望んだ多くの人が長蛇の列を作ったそうです。
 この10元札は長さ14.85ミリ、幅7.20ミリで、表面には北京五輪のメインスタジアムである「鳥の巣」がプリントされており、裏面には古代ギリシャの彫刻「ディスコボロス(円盤を投げる青年)」がプリントされています。この10元札は各市で既に大きな市場効果をもたらしているようです。上海市場での価格はすでに750元に達し、広州での市場価格は800元、1000元にまで達しています。コレクションの専門家は、この紙幣は将来100元程度まで価値が上がると見ています。

中国のオンラインショッピング事情について

2008年06月02日 | ひとこと
 最近、中国で「中国ネットショッピング調査報告2008が報告」されました。普及当時は、取引の安全性や品質の不安という問題からなかなか浸透しなかったが、2004年ごろから徐々に普及し始めました。
 2007年度には急速に発展し、今年、北京、上海、広州、深センの代表的な4都市で利用率は42.5%に達し、ユーザーは1000万人を占め、その取引額は250億元(約3772億7000万円)になりました。
 現在、中国のオンラインショッピングで最も多いシェアを占めているのが、アリババドットコム社が運営する淘宝網(TAOBAO)です。
 近年、中国はアメリカを抜き世界一のインターネット人口を持つようになりました。オンラインゲームや動画コンテンツなども充実しており、市民の間では規制の取締りを緩和してほしいとの声も上がっています。

北京オリンピックに向けて

2008年05月26日 | ひとこと
 北京では現在オリンピックに向けて様々な取り組みが行われています。その中でも現在同市ではバリアフリーを充実させるための取り組みに力を注いでいます。
 北京五輪組織委員会ではパラリンピックの開催に伴い「北京や国内、国外の選手・サポーターのために北京をバリアフリーの街にする」考えを示しました。
 そして、「北京市バリアフリー施設建設と改造事業計画」を設置し、公共施設のバリアフリー化を促進しています。
 北京オリンピックまで三ヶ月を切り、いよいよ本格的なオリンピックムードが漂ってまいりました。四川省の大地震の悲劇を乗り越えて、中国が一体となり、北京オリンピックが成功することを願うばかりです。