北京の観光名所、春節の3日間で27万人集客

　27日北京市假日旅游弁公室は、春節の3日間で同市19の観光名所で27万人を集客し、前年比の6割増であったことを発表した。また、このうち故宮博物館は5万１千人で前年比の46%増、八達嶺長城は2万4千人で前年比29.1%増、頤和園は1万7千万人で前年比の11.8%増だった。（千龍網）

春節の祝賀メール180億通超

　中国移動(チャイナ・モバイル)、中国電信(チャイナテレコム)、中国聯通（チャイナ・ユニコム）3社のデータによると、春節期間に携帯電話での祝賀メールの送信件数が180億件を超える見込みである。
　これは、中国で携帯電話の利用者が急激に増加したことが原因で、2008年末には利用者が6億4000万人に達し、携帯電話の普及率が48.5%になった。中国情報化部門のデータによると、2008年全国で携帯電話を利用したメールの送信件数は約6億7千万件で、同年比の18.2％増加した。(新華網)

2008年中国農村部純収入8%増

　国家統計局は22日、2008年国内主要経済指標を発表し、中国都市部の平均可処分所得が1万5781元（約20万5千円）で前年比14.5％増加し、農村部住民の平均純収入が4761元（約6万円）前年比の15．0％増だったことを明かした。また、農村部での実際の物価上昇などを考慮した伸び率が8.0%増であった。
　同局の馬建堂局長は、引き続き農村部の収入増加対策を強化し、消費環境を整えていきたいと述べた。（中国網）

“春節”間近の中国

　春節（旧正月）を間近に控え、中国各地でお祭りムードが漂っています。ご存じのように、中国人は旧暦の1月1日を“春節”と呼び、国家総出でお正月をお祝いします。
　北京などの大都市では街中に赤い提灯などが飾られ、民族の伝統的なお祭りを迎えるための準備が着々と進んでいます。また、香港ディズニーランドは、1月16日から2月8日まで、春節をテーマにした様々なイベントが行います。
　今年の春節は1月26日です。そのため、現在中国では“春運（帰省）”ラッシュで交通機関がパニックになっています。この民族大移動並みの帰省ラッシュは長い正月休みが終わる2月15日頃まで続くようです。

「春運」ラッシュ過去最高

　春節（旧正月）期間中の帰省ラッシュがピークになり、中国鉄道局は今年の全国鉄道利用者数が過去最高を記録したことを発表した。今年の春運期間は1月11日から2月19日までで、現状況から考えると、鉄道利用者は1.88億人で同年比の8%増と予想されている。
　また、同局は全交通機関がパニックになるこの期間、利用者の安全を第一に考え、スタッフ一人一人が作業に取り組んでいると話した。（中国経済網）

08年、淘宝網の年間取引総額999億6000万元

　中国最大のネットショップ淘宝網（taobao.com）は、08年年間取引総額が999億6000万元(約1兆2000億円)に達し、同年比の131%増しであったことを発表した。
　同社のデータによると、08年の総額は全国消費の1%を占めていて、これは中国人一人当たり平均80元（約1,000円）を消費したことになる。
　しかし、08年の後半世界金融危機のため、少なくとも100億元を超える取引に影響があったという。そのため、当初の目標であった1千億元(約1兆3000億円)到達までにはあと少し及ばなかった。(中国網)

08年北京で、中古車販売台数40万台、新車は50万台

　北京中古車市場のデータによると、08年北京で取引された中古車の台数は40万台、前年比の18%増。また、同期の新車販売台数は50万台で、前年比の15%増であった。
　現在、新型タイプの車が若い層に人気を集めており、中古車離れが進んでいる。その他、同市では昨年「黄標車」（排気ガス基準が現行の国家基準を満たしていない車）の廃止が決定され、2万台の「黄標車」を集中的に排除した。
　2009年、北京の中古車業界では顧客獲得のための激しい競争が繰り広げられることが予想される。（千龍網）

2009年、春節期間2420万人が飛行機を利用

　2009年春節（旧正月）帰省ラッシュ期間中、中国民間航空の旅客運輸量が2420万人で、前年比12%増の見込みだ。また、18万便が運航される予定で、これは前年比14%増だという。
　中国民公局李家祥局長は「全国民航業務会議」で、春節時の民航利用者は大半が帰省客であり、主な行先には北京、上海、広州、深圳、海口、ハルピン、長春、天津、重慶などがあると述べた。また、同氏によると、春節期間は雨、雪、霧などの悪天候が頻繁に続くことがあるので、こちらの対策を十分に考慮し、輸送安全を確保する構えだ。（新華網）