今年1-11月 元受保険料が1兆元を突破

　24日、中国保険監督管理委員会（保監会）が発表した今年1-11月の保険業経営データによると、元受保険料が1兆円を突破し、1.02兆円に達したという。また、保険業の11月の投資資金の増加額は800億元に上った。
　1兆円突破の立役者は生命保険で、保険料は7576.58億元に上る。そのうち、死亡・生存保険が6838.91億元、健康保険521.06億元、傷害保険216.6億元となっている。その他、動産・損害保険料が2640.18億元となった。
　

中国 来年の財政赤字

　19日、財政部科研所所長の長賈康氏は、来年のGDPに占める赤字規模は2.9%を超えないが、比例計算に基づくと、絶対額は1万億元を突破するだろうと発表した。
　2009年度、中国の財政赤字規模は9500億元に上り、そのうち中央財政赤字規模は7500億元、その他、中央財政が地方に代わり発行した地方債が、2000億元となっているという。（第一財経日報）

上海汽車 新エネルギー電池工場建設に2000万ドル投資

　GMと共同で1億ドルを投資し、新会社を設立、インド市場へ打って出た上海汽車が、再び、資産運用を開始したという。
　18日午前、上海汽車は、アメリカのA123システムズ社と共同で約2000万ドルを投資し、上海嘉定区新エネルギー産業基地に新能源汽車電池システム公司を設立すると発表した。（新京報）

家電買い替え 販売額100億元を突破

　工信部サイトの情報によると、「家電以旧換新実施弁法」（家電買い替え補助）が実施されて4ヶ月が経ち、進展は順調で、販売額は100.44億元に達したという。
　商務部の統計によると、12月2日までに、9つのテスト地区での家電5品目について、295.5万台が回収された。また5品目の新製品販売額は256.1万台で、内訳はテレビ116.7万台、冷蔵庫39万台、洗濯機41.3万台、エアコン32.2万台、パソコン26.9万台となっている。（中新網）

北京 カード決済による消費額が一日平均11億元

　10日、北京銀聯が公表したところによると、今年1－11月の、北京地区でのPOSシステムを利用したカード決済による取引総額は3747.13億元にのぼり、昨年比64.7%増となった。一日の平均取引額は11億元を突破し、11.22億元。また、今年11月の取引総額は455.51億元で、昨年比99.4%の増加という。（新京報）

食用油が値上り

　輸入食用油の価格上昇に伴い、国産油の価格も上昇し、平均約7%の値上りとなった。
　今年、中国における大豆生産量が減り、国産油に使用する大豆の60％が、アメリカ、ブラジル、アルゼンチンからの輸入品となった。国際大豆価格の上昇や、輸送にかかる燃料費の上昇に伴い、国産油の価格も上昇したという。（新京報）

中国航空工業 初の欧米航空部品メーカー買収

　3日、中航工業西安飛機工業集団有限責任公司（西飛公司）とFACCは、ウィーンにて株式の受け渡しを行った。消息筋によると、今回の買収は、西飛公司と香港ATL公司が共同出資する「香港未来投資有限公司」により実施され、FACC社株式の91.25%を取得した。取得株式のうち9割は西飛公司が、1割は香港ATL公司が保有するという。
　今後、西飛公司はFACCに4千万ユーロの増資やその他資金援助を予定しており、資金繰りを改善させるという。（中新網）