上海新風

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禁煙オリンピック

2008年08月18日 | 中国ニュース
 17日、北京市衛生局はオリンピック関連の競技場内での禁煙状況について明かした。これによると、試合の観戦者は禁煙マナーを守り、喫煙による違反は見られないそうだ。
 オリンピック関連施設では、いたる所に“禁煙”という文字が貼り付けられており、試合の観戦者は指定された場所でのみ喫煙を許される。
 中国政府は北京五輪前から“禁煙オリンピック”のスローガンを掲げ、国内での禁煙活動を徹底的に推し進めてきた。これには、喫煙者人口世界一の国際的なマイナスイメージを一掃する狙いがある。(北京青年報)


中国の“○○族”

2008年08月07日 | ひとこと
 ご存じのように、中国は56の民族が暮らす多民族国家です。漢民族をはじめ満州族、ウィグル族、朝鮮族と多くの少数民族が存在し、共生しています。
 そんな中国で、また新たな少数民族といえる『○○族』が続々と登場しています。この『○○族』は特に最近の若者によく見られる傾向を示したものです。
 “窮忙族”とは直訳すると「貧乏暇なし」という意味で、1日フルタイムで働いても、最低賃金のお給料しかもらえず、生活が困難で蓄えすらもままならない人たちを指す言葉で、日本でいうワーキングプアーにあたります。ある中国のインターネット調査の結果、75%が自分は“窮忙族”であると答えています。
 “月光族”とは毎月のお給金で贅沢を楽しみ月給をすべて使い果たしてしまう人たちのことを指す言葉です。20代、30代の所謂ホワイトカラーと呼ばれる人たちが仕事のストレスを消費することで発散する傾向が見られます。
 この二つのグループの特徴はどちらも貯金ができないことですが、理由が完全に間逆にあるので、ここから中国の所得格差が見られます。
 この他にも、携帯電話に依存している“親指族”、正社員にならずアルバイトで生計を立てるフリーターは“飛特族”など多くの“○○族”が登場しており、近代化が進む中国で若者の意識がどんどん変わっていくことがわかります。
 

中国人もアニメが好き

2008年08月05日 | ひとこと
 第10回香港アニメ・マンガフェアーが1日に開催されました。初日には約8万人のアニメファンが訪れ、会場を賑わせていました。この、アニメ・マンガフェアーは1999年から10年間続いており、開催されるたびに規模が大きくなっています。
 中国では現在多くの若者がアニメや漫画の影響を受けています。その中でもやはり日本のアニメや漫画は人気が高く、アニメのキャラクターになりきって楽しむコスプレ(コスチュームプレイ)文化なども浸透し始めているようです。


 

中国農村で義務教育費全面免除

2008年08月04日 | 中国ニュース
 中国国務院温家宝総理は7月30日国務院常務会議を開き、中国農村地区の義務教育費を全面的に免除する考えを示した。
 会議では、2008年の秋学期から全国規模で義務教育段階の学生の学費を免除する案が出された。中国における教育格差は長い間注目を浴びており、今回の草案は農村地域の貧困家庭の負担を少しでも減らす狙いがある。(中国網)