中国人の海外旅行が熱い

　世界経済危機の09年、中国人の海外旅行消費高は437億ドルで、2008年より21％増加し、世界の第四大旅行消費国になりました。
　今年は2010年の南アフリカのワールドカップとカナダへの旅行規制緩和より、中国人の海外旅行者による消費は更に増えると予測され、2010年の海外旅行者は5400万人、2020年は1億人となる見込みで、中国は海外旅行ブームの時代に入っている。
　既に47国の外資系ホテル70企業（独、米、スイス、日本等）が中国に進出、14カ国の国と地域の有名国際旅行社も中国で外資系旅行社を設立している。それと同時に、中国の旅行社首旅集団、中国国旅、上海錦江、上海春秋、中青旅、携程旅行網等の中国のグローバル系ホテル、一流企業は海外進出を始めた。
　これを機に中国の旅行業も“外進内出” （外資は中国へ、中国資金は海外へ）しながら、グローバル時代への発展を加速する。