2012年、高島屋が中国に進出

　大手百貨店高島屋は24日、2012年に上海市西部の高級住宅地古北新区に売り場面積4万平方メートルとなる大型店を出店することを発表した。また、建物は地下1階から地上7階までで、店舗は生活用品から有名ブランドまで幅広く設置され、投資額は約40億元（約600億円）とも明かした。
　日系大型百貨店の中国進出は、三越伊勢丹ホールディングスの傘下である伊勢丹に続き2店目になる。
　近年、日系百貨店市場は縮小傾向にあり、2008年には7兆4000億円を割り込み、繁栄期の1991年から2兆円以上も落ち込んだ。今回の高島屋のように、日本国内での事業拡大が難しいと考え、成長の見込みがある中国市場に目を向ける大手百貨店も少なくない。（新華網）

浙江省杭州市が旅行クーポン券を発行

　今年1月、浙江省杭州市は専用の旅行クーポン券を発行した。その効果を受けて、杭州市は2月もクーポン券の発行を決めた。このクーポン券の消費総額は総額約10億元(約130億円)。杭州市の周辺都市に配布されている。
　杭州市財政局の統計によると、1月24日の発行以来杭州市の535の指定店ですでに6000万元（約8億2千万円）以上の効果があったという。
　杭州市によると、このクーポン券は1回のみ使用可能で、有効期限は今年の12月31日までだという。今回、クーポン券始めに上海で8万枚発行された。(人民網)

寒波で野菜価格が上昇

　新華社が行った全国のモニタリング調査で、前日比較で19日の一部の地域の野菜価格が寒波の影響で上昇していることがわかった。豚肉価格は継続して下落しており、牛肉・羊肉の価格はわずかに上昇した。食用油、卵、果物、乳製品などはほぼ横ばいだった。
　同調査によると、北京市、河北省、遼寧省、山東省などの北部で野菜価格の上昇が著しく見られるようだ。これは、寒波のため気温が低いのに加えて、連日の雨や雪などが降雨が野菜の収穫、輸送、保存に影響を与えていることが原因だ。(新華網)

飯塚LCが留学生支援のためにチャリティーオークションを開催

　飯塚ライオンズクラブは13日、飯塚市本町商店街でチャリティーオークションを開催し、約56万円の売り上げを得た。この売上は、円高で生活費が不足している海外留学生に贈られる。主に飯塚市内にある近畿大学産業理工学部と九州工業大学情報工学部の留学生55名が対象となる。
　同会の坂口会長は、「留学生は海外からの大切なお客様。彼らの留学生活をより充実させるべきで、彼らが飯塚でいい思い出を残せるようにして欲しい」と語った。（中文導報網）

香港喫煙法強化、違反者には罰金1500香港ドル

　香港特別行政区衛生局周一岳局長は、香港で違法喫煙者に対して科せられる定額罰金制度の導入を発表した。この制度は、違法喫煙が発覚した場合、違法者が1500香港ドル（約1万7000円）の罰金を支払わなければならないものだ。
　また、同市では、今年7月からホテルやバー、マッサージ店、ナイトクラブ、銭湯、マージャン店などでも完全に喫煙を禁止する。
　世界保健機関（WHO）のデータによると、毎年たばこの被害で500万人が死亡しており、香港でも毎年6900人の被害者が出ている。（南方網）

中国1月の石炭輸出量減少

　中国税関総署は、今年1月の石炭輸出量が366万トンで、同期比の36.3%減少したことを発表した。また、コークスとセミコークスの輸出量も8万トンと同期比の92%と大幅に減少したことを明かした。
　石炭輸出量は減少傾向にあるが、輸出価格は昨年より上昇している。（中国証券報）

中国語通訳ガイドの受験者が増加、合格率は11.4%

　日本政府観光局（JNTO）は2008年度の『通訳ガイド』資格試験の最終結果を発表した。この国家試験は、年々増加する外国人観光客と比例して受験者も増え続けている。今回の試験は全体の合格率は17.4％。その中で、中国語は1593人が受験し、合格者は182名で合格率は11.4%であった。
　この試験の正式名は「通訳案内士試験」といい、1949年から全国的に実施されている。受検資格は国籍、年齢不問で、受検科目には、日本の地理、歴史、文化のほかに専門の外国語（英語、中国語、フランス語、スペイン語、ドイツ語、イタリア語、ポルトガル語、ロシア語、韓国・朝鮮語、タイ語）がある。（中文導報網）

香港ディズニーランド入場料2割値上げ

　香港ディズニーランドは3日、入園パスポートの値上げを発表した。値上げ後は、１日の入園パスポートが成人350香港ドル（約4000円）、子ども250香港ドル（約3000円）となる。これは、本来の2割近い値上げとなり、中国の旅行業界に衝撃を与えた。この新たな料金体制は今月9日から導入される。(中国網)