@ホテルオークラ
今日は、新郎のお父様のご挨拶がとても心に残りました。
息子さんが結婚するにあたり、夫婦でこれまでの思い出話を
時間が立つのも忘れて語り明かされたそうだ。
子供が生まれた時のこと、熱を出して夜中に病院に走った時のこと、
足の手術をした時は本当に心配しましたと、まるで昨日の事の
ように幼いころの事をお話になった。
今、ドクターとして立派に活躍されている新郎も、親からしてみれば
子供の頃の無邪気な姿がこうして思い出されるんだなーと実感しました。
子育て真っ最中の私からすると
将来、20年、30年後に、こうして今の子育てを懐かしむ時が
くるということが、まったく想像がつきません。
ふと
妊娠中に書きためていた日記を読み返してみる。
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(妊娠初期の頃)
部屋をじーとみながら、あれこれ想像する。
ここに子供がいて、ハイハイしていたり、ご飯をくれと
泣いていたり、ネコが子供にちょっかいだしたり・・・
んー。
わくわくしてこない。
不安が募るわ。
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(4カ月の頃)
今日はじめて赤ちゃんの心音を聞いた。
すごい。
たしかに息づいているのだ。
動く姿も感動だったけど、音もなんだかリアルだった。
かつて不妊治療に通っていた時に、別の診察台から聞こえて
きた赤ちゃんの心音を羨ましげに聞いていたのを思い出す。
今、その音が自分のお腹から聞こえてきているのだ。
ミラクル。
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(8カ月の頃)
エコーを見ながら先生が何気に
「あー・・今、お母さんと向かい合ってるからちょっと
見えにくいですねー」と言った。
その言葉がすごく胸に残ってる。
「お母さんと向かいあってる」
「お母さん」ってあたしよね。
子供と向かい合ってるのね。
なんかそれって素敵な感じ。
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読み進んでいくと、楽しくて確かに時間を忘れましたw
さて、続きを読もう。