お弁当屋さん。

事務所の隣にあるお弁当屋さん。

オープンして２年ぐらい経ったかな。

小さな店舗はお客さんが３人入ると一杯になる。

カウンター越しにいつも手料理を作っているのは、
若い女性。たくさんの材料をいつも下ごしらえしている。

一人でお店を立ち上げたのかなー。

手作りのそのお弁当はまさに家庭の料理で、コンビニの
それとは全く違っていた。

食事が不規則な私は、時々隣のお弁当屋さんに買いに
行くと、栄養のバランスがとれた気がする。

今日、久々にお弁当を買いにお店に行くと、なんと店内に
「突然ですが、今月末に閉店させていただきます」と
張り紙が・・・。

えーーーーっ！

積み上げられたお弁当はいつも午後になると完売して
いたし、毎日の常連もお店に来ていたはずだ。

初めて、そのお店の女性に声をかけた。

「お店、閉めるんですか？？」と聞くと

若いその女性は、体調を崩したんです・・と、小さく
咳払いした。

とても残念だと伝えて、お店を出たけど、ほんとに残念。

今後の私のお昼の栄養はどこで摂ればいいのだ。

色とりどりの野菜が入ったお弁当を頂きながら、とても
残念な気持ちで一杯になったのでした。