Jariaの玉手箱【更新終了】

鉄道ニュースについて管理人のツッコミ、そして時に自論を展開するブログ(※このブログは既に更新を終了しています)

『Jariaの玉手箱』 開設1周年を迎えて

2006年01月21日 01時32分23秒 | 雑記
いつも、Jariaの玉手箱を御覧頂きまして、ありがとうございます。

さて、去る2006年1月8日をもって、このブログは開設1周年を迎えました。
この日を無事に迎えられたのも、ひとえに皆様の時に優しく、時に厳しい応援のお陰です。

このブログを始めた時、私の中では「半年続けば良い方だな」というのが正直なところでした。それが、いざ書いてみると、時の流れは速いもの、あっという間に半年を過ぎ、2回目の1月8日を迎えました。
不思議なものです。
最初は、半年続けば良いと思っていたものが、今では週一回の更新をしないと気持ちが悪いくらい、生活に染み付いています。既に私にとって、Jariaの玉手箱は生活の一部であり、これがない生活など、寅さんの居ない「男はつらいよ」みたいなものなのです。
一時期、ネット上で「No Blog, No Life」なんて言葉が流行りましたが、正しくこれが、今の私を的確に表している言葉といえるでしょう。

それが、この1年でした。

これからの1年は、このブログと私にとって発展の年です。

昨年1年間で築き上げたものを基に、更なる飛躍をすべく、全力で走っていきます。

閲覧者の皆様におかれましては、今後も御指導御鞭撻の程、どうぞよろしくお願い申し上げます。

秋田内陸縦貫鉄道 1月21日から「2006年雪見号」を運転

2006年01月21日 01時06分31秒 | 中小私鉄・第三セクター関連ニュース
関連:
秋田内陸縦貫鉄道ホームページ:イベント列車運転情報

最近、商品券の設定など、面白い方策を見せてくれる秋田内陸縦貫鉄道。
個人的には結構好きだったりします。(乗ったことはありませんが)
で、そんな秋田内陸縦貫鉄道では、1月と2月に延べ4日間、イベント列車を運転することになったそうです。

その名も、「2006年雪見号」。

運転日は1月21日、22日と2月18日、19日。
ダイヤは同社急行もりよし号のスジをそのまま利用するようです。

さて、地方私鉄が何らかのイベント列車をやると、大抵はオリジナリティのない、どの企業でも真似のできるようなものに落ち着いてしまいがちになります。(ここら辺は予算との関係もあるのですが、消費者にそんなことは関係ない訳です。)
秋田内陸線も、失礼ながらそういう例が今まで多かった。
しかし、今回は違います。とりあえず、以下のイベント内容を御覧下さい。

> ≪運行日時と車内イベント≫
1月21日(土):三味線生演奏(秋田・津軽三味線)
1月22日(日):三味線生演奏(秋田・津軽三味線)
2月18日(土):昔話の語りべ(秋田民話の会)
2月19日(日):昔話の語りべ(秋田民話の会)
※都合により車内イベントが変更もしくは中止になる場合がございます。
☆雪見号鷹巣8:53発と角館12:01発の列車内で車内イベントを行なう予定です。

(秋田内陸縦貫鉄道ホームページ:イベント列車運転情報)

1月に行われる津軽三味線については触れないことにして(おいおい)、注目すべきは2月。そう、昔話です。
昔話の良い所、それは子供から大人まで、皆で飽きずに楽しめるということ。
例えば、長時間乗車のイベント列車の場合、子供を連れて行くと途中で飽きてしまい、親御さんが扱いに困るというケースも多いと思います。
でも、これならばある程度は子供が飽きることを避けられるのではないかと。しかも、そこまで考えてのことなのかは分かりませんが、1列車につき2回のイベントタイムがあるのです。
これなら、1回目の後に駄々をこね始めても、2回目を見せればオッケー。
グッドジョブ!秋田内陸線!

ということになるかどうかは別として、あまり過去に例のない企画であることは確かです。
また、地域の存在をアピールしたり、イメージアップにつなげるという意味でも、民話の活用は効果的な手段ではないかと思います。

ただ、今回少し残念だったのは、もりよし2号のスジで運転される列車(鷹巣14:12発)ではイベントが行われないことと、東京方面からの利用が少し不便なこと。
まあ、東京からの不便さについては、素直に1泊するか、往路に夜行を使えば済むことなのですが、こうした地理的な不利をどう補っていくかも、同社の今後を考える上で非常に重要であると言えるのではないでしょうか。

詳細は関連のリンク先を御覧下さい。

JR東日本 羽越線が25日ぶりに運転再開

2006年01月21日 00時09分42秒 | JR関連ニュース
関連:
Yahoo!NEWS:JR羽越線脱線:運転再開 期待と不安抱き 生活ペース戻る /山形
JR東日本ホームページ:プレスリリース(PDF)

本題に入る前に、改めて、事故で犠牲となった皆様の御冥福と、怪我をされた皆様の一日も早い回復ををお祈り致します。

さて、既に報道等で周知のこととは思いますが、昨年末の脱線事故以降不通となっていた羽越線鶴岡~酒田間が、19日に運転を再開しました。
JR側の対策としては、現場付近に風速計を設置するなど全部で8つ。更に、同社内に防災研究所を設立して、データの収集や今後の防災対策などの研究を行うのだとか。

とりあえず、現時点で可能な限りの対応を行ったことについては、評価できると思います。
但し、本来であれば、原因がはっきりしていない今の状態で運転を再開することは、あまり適切とは言えないでしょう。
今回は、地元からの要請と大学入試センター試験が控えていたことから、交通網が混乱することを避けるためのやむを得ない選択ではありますが、本当は、こうしたことがあっても問題のない交通政策を行っておくべきなのです。

勿論、国や地方の財政を考えると、そう簡単にはいかないのが事実でしょう。
しかし、「成らぬは人の成さぬなりけり」な訳で、このままでは、いつまで経っても何の進歩もありません。それに、少子高齢化によって、将来的に公共交通への依存度が高まるであろうことを考慮すると、遅かれ早かれ、いつかは交通システム再構築の為の金を出さなければならないのです。
また、人口の減少が始まってしまったことを考えると、変な言い方ではありますが、人口の多い内に金のかかる事業を進めてしまう方が得策ではないかと。

昨年の尼崎、そしてこの羽越線事故、更に年末年始の大雪被害などからも分かるように、すでに過疎地域や豪雪地帯においては既存交通システムは実情にも合わなくなっているといえます。
今後は、過疎地域や豪雪地帯の実態に合わせた、新たな交通システムを模索していく必要があるのかも知れません。

詳細は関連のリンク先を御覧下さい。