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京浜急行電鉄ホームページ: 鉄道事業者による「こども110番の駅」の全国的取組みについて
今から丁度1年程前、このブログでもお伝えした「こども110番の駅」の取り組みが、いよいよ全国区に拡大されることになりました。
こうした取り組みをしなくてはならないことは、様々な意味で悲しい世の中になったことを意味します。
しかし、たったの1年で全国171社局、2,819駅に取り組みを拡大したのですから、それは担当者の皆さんの「子供を守りたい」という強い気持ち以外の何者でもありません。
そういう意味では、まだまだこの国もどん底まで落ちてはいないと言えるでしょう。
では、全国区になったということで、改めて取り組みをご存じない方に簡単に説明したいと思います。(より詳しいことは、関連のリンク先を御覧下さい。)
この取り組みは、所謂「こども110番の家」の駅版です。
子供が助けを求めてきた場合に、駅で彼らを保護し、代わりに110番通報を行うといったことが、主な対応となります。
駅というのは、無人駅や委託駅、その他私鉄の一部の駅などを別にすれば、原則として始発から終電まで駅員が常駐しているもの。
その原則を非常にうまく活用したのが、この取り組みだと言えるでしょう。
ただ、少し気になるのは、駅員及び駅の周囲にたまたま居合わせた人々の安全確保がどの程度可能なのか。
子供に危害を加えようとした人間がある程度冷静な判断能力をもっていれば、駅に自ら乗り込んでいくなんてバカな真似はしないでしょう。
しかし、もしもそうでなかったとしたら、果たして殆どが素人同然である駅員さんにどの程度の対処が可能か、そして周囲の人々の安全はどうなるのか、疑問が残ります。
そう考えると、最低限、使用しても正当防衛になる程度の防犯用具の常備と、使用方法の訓練くらいはしておくべきではないでしょうか。(最近では、不審者を確保するための道具として刺又を置いている小学校などもあると言いますし。)
また、最悪の事態が発生した場合に、責任の所在がどうなるのかも現状ではよくわかりません。
専門的な訓練を受けていない一駅員として出来る限りの対応をしたにも関わらず、何らかの責任を問われるのであれば、それはやはり問題です。(その状況にもよりますが)
そこら辺のことについても、十分考え、広く一般の方に公開する必要があると言えるでしょう。
このニュースについての詳細は、関連のリンク先を御覧下さい。
京浜急行電鉄ホームページ: 鉄道事業者による「こども110番の駅」の全国的取組みについて
今から丁度1年程前、このブログでもお伝えした「こども110番の駅」の取り組みが、いよいよ全国区に拡大されることになりました。
こうした取り組みをしなくてはならないことは、様々な意味で悲しい世の中になったことを意味します。
しかし、たったの1年で全国171社局、2,819駅に取り組みを拡大したのですから、それは担当者の皆さんの「子供を守りたい」という強い気持ち以外の何者でもありません。
そういう意味では、まだまだこの国もどん底まで落ちてはいないと言えるでしょう。
では、全国区になったということで、改めて取り組みをご存じない方に簡単に説明したいと思います。(より詳しいことは、関連のリンク先を御覧下さい。)
この取り組みは、所謂「こども110番の家」の駅版です。
子供が助けを求めてきた場合に、駅で彼らを保護し、代わりに110番通報を行うといったことが、主な対応となります。
駅というのは、無人駅や委託駅、その他私鉄の一部の駅などを別にすれば、原則として始発から終電まで駅員が常駐しているもの。
その原則を非常にうまく活用したのが、この取り組みだと言えるでしょう。
ただ、少し気になるのは、駅員及び駅の周囲にたまたま居合わせた人々の安全確保がどの程度可能なのか。
子供に危害を加えようとした人間がある程度冷静な判断能力をもっていれば、駅に自ら乗り込んでいくなんてバカな真似はしないでしょう。
しかし、もしもそうでなかったとしたら、果たして殆どが素人同然である駅員さんにどの程度の対処が可能か、そして周囲の人々の安全はどうなるのか、疑問が残ります。
そう考えると、最低限、使用しても正当防衛になる程度の防犯用具の常備と、使用方法の訓練くらいはしておくべきではないでしょうか。(最近では、不審者を確保するための道具として刺又を置いている小学校などもあると言いますし。)
また、最悪の事態が発生した場合に、責任の所在がどうなるのかも現状ではよくわかりません。
専門的な訓練を受けていない一駅員として出来る限りの対応をしたにも関わらず、何らかの責任を問われるのであれば、それはやはり問題です。(その状況にもよりますが)
そこら辺のことについても、十分考え、広く一般の方に公開する必要があると言えるでしょう。
このニュースについての詳細は、関連のリンク先を御覧下さい。