気象庁のウェブサイトは、私にとっては宝の山で、知りたいことがたくさん載っています。
先日、とってもいいものを見つけました。
「海洋の二酸化炭素観測の概要」という図です(ページの下のほう、観測方法という項にあります)。
これは、今回の南極観測で渡井さんの仕事となる、CO2の観測装置だということはすぐに分かりました。
←平衡器は何度か写真で見ていたし、標準ガスを使うのも知ってたからですが、この図を見て . . . 本文を読む
先日、渡井さんから1冊の本をもらいました。
観測隊員は誰もが読んでいるという「南極越冬記」(西堀栄三郎・著 岩波新書)です。
実はこれだけ毎日いろいろ書きながら、南極に関する書籍はほとんど読んでいません。
「南極越冬記」もまだページを開かないまま手元にあります。
なぜかというと、一気に読んでしまうのがもったいなくて、47次隊が南極へ出発してから帰ってくるまでに、少しずつ読みすすめたいと思ってい . . . 本文を読む
第2回中高生南極北極オープンフォーラムが12月17日に開催されます。
7月にも書いたのですが、国際科学会議(ICSU)と世界気象機関(WMO)が、国際地球観測年の50周年(日本の南極地域観測も50年)にあたる2007~8年に国際極年を企画しており、極域研究の意義や重要性を一般に啓発する「アウトリーチ」の一環として、昨年から5年にわたって開催されているものです。
賞をとった研究テーマをみると、中・高 . . . 本文を読む
インターネットをつなぐと、まず「南極観測のホームページ」を見て、昭和基地NOW!!がアップされているかどうか確認します。
その後、極地研のサイトを見て、JARE47隊員さんのサイトを回り、気象庁や環境庁のサイトこども南極観測隊サイトなどをチェックするのがいつもの流れです。
最近(先月の25日)から、昭和基地NOW!!がアップされていなくて、現地は47次受け入れのために忙しくなっている中で、ドーム隊 . . . 本文を読む
渡井さんのサイト「森と空と海のあいだに」がまとめてアップされました。
荷積みの写真に混じっていたバナナの怪も解け、なるほどそういうことだったのかということで、一件落着。
最近の話題では「乙種機械高圧ガス製造保安責任者試験」のことが書かれています。
試験の結果発表としては1月なのだそうですが、web上で正解発表があるとのことで、一足早く合否が分かってしまうのですねー。
私が受けた国家試験は発表があ . . . 本文を読む
10月24日に「南極の海洋生物資源の保存に関する委員会(CCAMLR)第24回年次会合」の記事を書きましたが、その結果概要が水産庁のwebsiteで報告されています。
この間、メロについて取り扱ったテレビを見たのですが、日本の魚市場の人はメロの全貌をほとんど見たことがないそうなのです。
日本に入ってくるメロのすべては、オーストラリアで切り身(3枚におろした状態?)にして、冷凍されて入荷するとのこと . . . 本文を読む
南極観測船「しらせ」が今日の昼に無事出港したそうです。
私は仕事で見にいけず、出港の報告を受けるまでそわそわしっぱなしでした。
写真を見せてもらうと、本当に大勢の人が見送っています。
船は好きで毎年どこかでフェリーに乗りますが、誰かを見送ったことはありません。
テープも一度投げてみたいのですが、今回もチャンスに恵まれませんでした。
たくさんの報道が訪れていて、インターネットのニュースにもすぐに乗 . . . 本文を読む
6月に文部科学省の南極地域観測統合推進本部から「第47次南極地域観測実施計画等の決定について」の報道発表がありましたが、そのときに決定した隊員は44名でした。
隊長・副隊長はすでに決定していましたから、6月時点では46名の隊員が決定していたことになります。
残りの14名及び同行者は、すでに出発を前提に準備をしていたものの、正式決定はこの秋だったのです。
京都新聞のニュースでは綾部市職員の山本さんが . . . 本文を読む
今日の新聞を見ていたら、南極地域観測総合推進本部の総会で、第48次南極観測隊の隊長と副隊長が選ばれたと書いてありました。(WEB版)
隊長(兼越冬隊長)には国立極地研究所の宮岡宏助教授、副隊長(兼夏隊長)は同じく極研の小達恒夫教授だそうです。
隊長は夏隊長で副隊長が越冬隊長だと思い込んでいたけれど、そう決まっているわけではなかったのですね。
まだ47次隊が出発前なので、とっても遠い先のことのようだ . . . 本文を読む
今日は、南極地域観測統合推進本部主催の、第47次南極地域観測隊と「しらせ」乗員の壮行会がありました。
ちょっと敷居が高くてどうしようかと思ったのですが、思い切って参加させていただきました。
南極地域観測隊は隊員の人数は60名(夏隊23名、越冬隊37名)と同行者6名で(そのうちドームふじへすでに出発している隊員7名)、しらせの乗員は171名です。
そして、そのご家族や関係者の方々を合わせると、本当 . . . 本文を読む