--Katabatic Wind-- ずっと南の、白い大地をわたる風

応援していた第47次南極地域観測隊は、すべての活動を終了しました。
本当にお疲れさまでした。

それぞれの思い

2006-01-21 | 昭和基地NOW!!
書きたいことがたくさんあって、でも仕事もあって記事が追いつかないです。
昭和基地NOW!!も、南極関連ニュースも書き損ねたまま、また今日が終わってしまう・・。
たくさんの思いが詰まった記事がいくつもあって、本当はまとめて書くのも申し訳ないくらいなのです。
3つの記事を紹介したいと思います。

第47次最初の「南極教室」かな?
第47次の北島隊員が結んだ縁で福井県鯖江市の市立中河小の子ども達と南極観測隊が衛星通信回線を使ってテレビ会議を行ったようです。
テレビ会議はインテルサットがつながり常時接続になったった45次から積極的に行われているようで、ニュース記事や昭和基地NOW!!やホワイトメールでも紹介されています。
今回のニュースでははじめて47次の隊員さんとのテレビ会議だったので、なんだかとても身近に感じてドキドキしてしまいました。
中河小には北島隊員の息子さんが通っているとのこと、最近は父親の働く姿をテレビ会議を通じてお父さんの働いているところが見られるなんてすごいことだなぁと思いました。
お父さんかっこいいって思っただろうなぁ。

「しらせ接岸」 喫茶「陽だまり」
うっかりしている間に記事が二つも更新されてしまいました。
ここのところ、記事を読んでいるともうすぐ越冬交代が近いことを実感します。
砂まきをして除雪作業を行い、夏宿の布団干しをして、第一便が到着し、「しらせ」が接岸し、そして47次に引き継いでいく準備が整っていくのですね。
喫茶「陽だまり」の記事は、この一年46次越冬隊の皆さんが家族のように暮らしてきたようす、それを次の隊へ伝えたいという温かい気持ちが伝わってきて、じーんとしてしまいました。
手作りのお菓子とともに46次隊の温かさが47次隊に引き継がれていきますように。

この昭和基地NOW!!も間もなく、越冬交代とともに47次に引き継がれるのですね。

「南極物語」の本が出版される?!
第2~5次の南極観測隊に「宗谷」の通信士として参加した上竹嘉和さんが、地元の月刊誌に連載してきた南極での体験談「南極物語」をまとめ、本として出版する予定だそうです。
52回にわたっての連載だったようで、初期の頃の南極観測の様子を知る上でもぜひ読んでみたいと思っています。
2月末には本屋に並ぶ予定とのこと、「南極越冬記」の次に読むと第1次から第5次までの様子が続けて分かりますね。

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