--Katabatic Wind-- ずっと南の、白い大地をわたる風

応援していた第47次南極地域観測隊は、すべての活動を終了しました。
本当にお疲れさまでした。

「汚水処理設備」

2006-04-27 | 昭和基地NOW!!
昨日、先日の職場訪問で訪れた汚水処理棟の「汚水処理設備」が「昭和基地NOW!!」の記事になっていました。
そのうち渡井さんがレポートしてくれるということだったので、書いてくれそうなことは(システムに関わることは書いてくれると思うので)とっておいて「スカム」についてちょっと。
「scum」有機物が発酵して発生するガスで排水中の汚泥が水表面浮上したものだそうです。
これって、曝気槽の中だけで起こるわけではないですよね?
たぶん川や池や沼でも起こっているのではないかと思いました。
私が小さい頃、近くにあった小名木川という川はメタンガスがポコポコいっている真っ黒い川でした。
あの川の隅のほうに泡と一緒に浮いていた黒いのはもしかして「スカム」だったのでは?と今になって思いましたがどうなのでしょう。
バクちゃんと言われると、私の頭の中にアニメーションのように自由に動き回るかわいらしい生き物がたくさん浮かんできます。
それが妙にほほえましいのです。
スカムは週に一度除去され、バクちゃんは毎日投入されているのですね。
バクちゃんの投入はそれほど労力を要する感じではないですが、スカムの除去はなかなかの重労働のような感じがします。
環境保全隊員の隊員さんは縁の下の力持ちですね。

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