JUKIの古いロックミシンの修理を承りました。
しばらく使っていなくて、はずみ車を回すと引っかかるような感じが有ると言うことで、私も最初は油切れかな?と思い、外装カバーを全部外し細部まで注油する事にしました。
古いミシンのプラスチックの外装パーツを外すのは緊張します。
経年劣化でプラスチックが硬化してもろくなっていますので、無理な力をかけると割れる事が有るので、慎重に外します。
後は注油すれば完了か?と、思いましたが、それでも引っかかる感じは無くならず、再度点検しますと、上ルーパーの軸の高さが変わっていました。
①が上ルーパーの軸です。これが②の支持点の所で上下します。
下に下がった時に上ルーパー軸の上端が②に当たっていました。
③のネジを緩めて調節すれば良いのですが、他社製ですのでサービスマニュアルは無く、ジャノメのロックミシンのマニュアルを参考に、あとは長年の勘で調整いたしました。
普通のミシンは針と釜のタイミングの2点を合わせれば良いのですが、ロックミシンの場合は針と上ルーパー軸と下ルーパー軸の3点のタイミングが合わないと縫えません。
調整はやっぱり難しいですね。
でも、綺麗な縫い目で縫えるようになりました。
ピタッと、修理が上手くいったときはとっても気持ちが良いです。
ミシンの調子が悪いと、気になってしょうがないって言うか。。。
それで、私は、つい通販で買ってしまったのですけど、
一足早くせしおさんとお知り合いになっていたら、きっと、修理をお願いしたでしょうね。
でも、通販のミシンから、せしおさんとの交流が生まれたわけで。。。痛し痒しです。(-。-)
家庭用があるんですね(´・ω・`)
何となく調整が難しそうですが今回もおみごと♪
時代は再び街のミシン屋を求めていると思います。
我が家のロックミシンも困ってるんですけど
放置。
縫えるけど、糸が余って布にきっちりそわない。
困ったもんです。
原因は糸調節器の皿の間に糸くずが入ってる所為かな?
布地とか糸調節器に挟んでゴシゴシと擦ってあげると糸くずが取れて直ると思いますよ。