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自公支持層は文字を読むことが苦痛なんだと思う

2016-07-14 09:00:00 | 翻訳記事 Translation
『政府はもう嘘をつけない』堤未果著 角川新書を読み終えた。
与党や、とりまき傀儡ファッショ政党に投票するような方々、決して読まないだろう。
すさまじい宗主国のありさま。それは、すなわち我々の未来図。
大本営広報部の洗脳・隠蔽工作のかいあって、めでたく三分の二という、まっすぐ地獄への道を進むことになった今こそ、B層以外の方々の必読書に思える。

アメリカは、9/11以後は、不思議なほど即座に「愛国者法」が導入された。緊急事態条項発動のようなものだろう。

フランスでは、テロ事件のあと、同様に緊急事態条項発動のようなものだろう。これで、労働条件を極端に悪化させる法律を押し通すのに、その状態を利用して、労働運動、国民運動を弾圧している。

日本の緊急事態条項も、宗主国や、フランスにならった、ファシズム法制の導入に他ならないことが、同書を読むとよくわかる。

第2章、155ページに、この記事と照応する言葉がある。

「緊急事態や治安維持という言葉とともに、警察権限が拡大されてきたら注意です。」

そして、続けて、ミズーリ州セントルイス郡、ファーガソンでの悪名高い事態やら、軍隊化する警察の説明がある。

わずか800円。大本営広報部の紙媒体なり、洗脳白痴製造装置なりへの「みかじめ料」支払い金と比較すれば、圧倒的に価値がある。

IMFのなすがままになったギリシャとは対照的な、アイルランドの話には、びっくり。これを知っただけでも、拝読の価値があったと、個人的に思う。

http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2016/07/post-51ae.html


欧米人と思われる方々が、排ガスという香り漂う中で、プラスチックカップに入ったコーヒーを喫茶するのは、京都でも横浜でも六本木でも見られる同じ光景だ。
いまや外来文化といってもいいのかもしれない。


マスゴミ情報に対する反応も、洋の東西を問わず各国共通というところなのだろう。


これだけ生活国土の狭い、しかも過密化した日本では情報の伝わり方が違っていいはずなのだが、やはりTVの影響力というよりもTVばかり見ている市民の依存度が強いということなのか。

あるいは日本に残る悪習である、排他的村八分文化が見えないところで残っているのだろうか。

そういえば、町会長や町会役員が民主的に選ばれたと聞いたことがない。地方自治の一番基礎的なコミュニティーであるにもかかわらずだ。

良いも悪いも、議論すらされないのは何故なのだろうか。


文字を読むことは、それこそ習慣づけないと習慣づかない。
3ページ読むと挫折する経験を誰もが持っているだろうけれど、そのまま大人になった人々が、どういうわけか自然と自公支持層として取り込まれるようだ。




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