MAKO’s日記

身の回りでの出来事

免疫療法

2009-01-23 23:41:34 | 癌性腹膜炎

●妻が免疫療法を受けて約半年たつのだろうか?
 昨年8/20から受け始めたように思う。
 腫瘍マーカー値は、今のところ、横ばいである。

 県立病院の主治医は、効果有り、と判断しているようだ。
 癌が進行していないようなのでちょっと安心かも…。
 しかも、主治医にも認めてもらえて、これも安心。
 が、食事は相変わらずままならない。
 朝と昼は、約100ccの野菜スープ、夜はおかゆと豆腐。
 妻が盛んに要求して、やっと得た食事である。
 主治医は、栄養を取ると癌が進行する、と考えているようだ。
 阪大病院の免疫療法担当医は、栄養をとっても癌が進行することは無い、と考えているようだ。
 このギャップ。 どうすればいい…
 医学会でもはっきりとした結論が出ていないように見える。
 免疫療法を受け続けるには、ある程度の健康体が求められているようである。
 ちなみに、前回(1/7)には、筋肉や骨を栄養として体内に取込んでいる、これ以上栄養を取れないようでは治療の継続が難しくなる、と指摘されてしまった。
 妻は、がんばってお菓子などを食べるようにしていたようだ。
 私も、マーケットでお惣菜のような物を買って、食べさせていた。
 なかなか、口に合うものを選ぶのが難しいが…

 来週は、中心静脈ポートを設置する予定である。
 もう少し、栄養が取れれば、もっと好転するかも…
 或いは、癌が活発化するかも…
 賭けである。 と思っている。

 巷には、免疫療法と称してたくさんの病院で治療できるようになってきたようだが、民間病院のそれはかなり怪しいのではないか?、と思っている。
 まだ、開発段階の療法を民間病院でできるはずが無い、と思うからである。
 今のところ、免疫療法で癌を治すことはできないようである。
 うまくいって、癌と共存する、という程度までのようだ。

 はっきり言って、妻の将来は暗い。