⇒岡村家一族 2008年5月10日(土)
朝から時雨れていたので出掛けようかどうか迷ったが、そんなに大降りの雨にはなりそうにもないので、思い切って横浜まで出掛けた。「貿易立国の原点・横浜港発展の歩みを物語る近代化産業遺産めぐり」と、長たらしいネーミングのついた「駅からハイキング」だ。
JR桜木町駅前を10時過ぎにスタートして、⇒県立歴史博物館⇒開港記念会館⇒横浜情報文化センター⇒開港資料館⇒ホテルニューグランド⇒氷川丸/山下公園⇒横浜税関⇒日本郵船歴史博物館⇒赤レンガ倉庫⇒汽車道⇒日本丸メモリアルパーク⇒ドックヤードガーデン⇒桜木町駅と辿る、2時間余りの短いコースだ。
ほとんどの施設は過去に内部まで観覧していたが、開港資料館だけは唯一観ていなかったのでここをゆっくりと見学した。旧イギリス領事館のこの建物も、横浜開港時を偲ばせる貴重な近代遺産だが、中庭に生い茂る玉楠の木は、嘉永7年にペリー提督が横浜に上陸したときの目印にした元木からの「ひこばえ」らしく、安政元年に日米和親条約をも見届けた生き証人として、今も大切に保存されているようだ。
それまではひなびた漁村に過ぎなかった横浜村が、横浜港として一躍歴史の表舞台に踊り出す様子を、感動的に味わうことができるし、幕末から昭和初期にかけて、多くの異人(外国人)や地元の横浜市民たちが、交流と争いを繰り返してきたことも、展示された資料から読み取ることができて、とても興味深い。
山下公園も久しぶりだったが、以前よりもまた一段と綺麗に整備されており、小雨の恵みを受けた薔薇がとてもいきいきと目に映ったので、氷川丸をバックに撮ってみた(写真上)。
桜木町駅でゴールして、少しまだ歩き足りないので、⇒掃部山公園⇒野毛坂通り⇒伊勢佐木町商店街⇒横浜スタジアム⇒中華街⇒元町通りと小雨の中をぶらぶらして、結局、石川町駅から電車で帰宅することにした。延べ5時間の30,443歩だった。
イセザキモールも久しぶりだったので、吉田橋交差点から7丁目までを往復し、松坂屋横の横濱文明堂茶館ル・カフェにも立ち寄ってみた。店頭の看板で、冷たいラムレーズンバターをカステラに挟んだ「明治憧憬」なるメニューが目についたので、これをいただいてみた(写真下)。流石、冷やしても固くならない文明堂カステラの面目躍如の一品で、一段としっとりしたカステラとレーズンバターがこんなにマッチするものとは、初めて知ったわぃ…ウンメェ~ヘヘヘ!
最新の画像[もっと見る]
- たぬきとの知恵比べ・・・その2 10年前
- たぬきとの知恵比べ・・・その2 10年前
- 小手調べに、改造アンテナを作ってみた 10年前
- 小手調べに、改造アンテナを作ってみた 10年前
- 小手調べに、改造アンテナを作ってみた 10年前
- 小手調べに、改造アンテナを作ってみた 10年前
- 「アンテナ・アナライザー」を作ってみました 10年前
- 「アンテナ・アナライザー」を作ってみました 10年前
- 「アンテナ・アナライザー」を作ってみました 10年前
- 三年振りの「山口薪能」 10年前
なつかしコースやね、7丁目って・・・けっこう何にもないよね。
レーズンバターサンド、言うことなし。
写真だけで、ギザウマス。