2012年11月25日(日)
今年の2月に完成させたネットワークメディアサーバーだが、この時の記事でも書いたように、全体としては頗る静音PCであるにも関わらず、システム用(Cドライブ)のHDDだけからカリカリという動作音が聞こえ、例えば夜中の予約録画が起動すると、その動作音が耳障りに感じていた。
そこで一計を案じて、このHDDをSSDに換装することにして色々物色した結果、「Silicon Power」社製の「SP128GBSS2T10S25」なる128GBの品(タイトル写真)をチョイスした。この程度の性能のSSDなら、高々6千円程度で買える程に値下がりして来たので、買い時かなぁとの判断だ。
サーバーに組み込んだのが下の写真だが、「P4」と書かれたのが電源コネクタで、そのすぐ下の青いのがSATAコネクタだ。
尤も、こうして組み込む前に仮に外付けの状態で、「EASEUS Disk Copy」なるソフトを使ってCドライブを丸ごとコピーしておくのは当然のこと。うまく起動するかがちょっと不安だったが、特に何のトラブルもなくあっけないほど簡単にドライブ換装作業は完了。
電源をONにしてからWindows7のデスクトップが表示されるまでの時間が、RAIDを組んでいる関係かHDDの時は80秒程度かかっていたのだが、SSDに換装すると40秒程度になり、ざっと半分の起動時間になった。
サーバーだから、通常は電源を入れっぱなしなのでそれほど大きな影響はないのだが、WindowsUpdataなどで再起動を要求されても余り気にならなくなったのはありがたい。
そして気になる動作速度だが、完了後に「CrystalDiskMark」を走らせて、事前に取っておいたデータと比較してみた(写真下)。
左がHDD(1TB)で、右がSSDだが、全ての項目で動作速度が上がっているのが一目瞭然で、前記のシステム起動時間以外にも、Officeアプリの起動や動画の大量コピペなどがサクッと完了するのが体感的に分かる程だ。
普段使いのPCは別にあるのだが、SSDのこのサーバーの方があまりに軽い動きなので、最近は普段使いのPCをあまり起動しなくなったのは、ちょぃと誤算かも。
とは言え、SSDのもう一つのメリットである静音性は、そもそも動作音が発生しないので当たり前の話だがチョォ~快適で、ようやくこれで静音サーバーとして一件落着したと言える・・・・カナ?
PCを買い換えるほどではないけれど、動作速度や動作音に不満がある方には、ディスク容量が大きくなって価格が手頃になってきた今のSSDは、一押しのお薦めですぅ~
・・・と言っても、HDDを自分で交換したことのない方にはちょっと敷居が高いかも知れないので、詳しい方にアドヴァイスをいただいた方がいいでしょうネ。
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