霊の「関東……もとい、長州ウォーキング」

「関東歩き旅」の続編で、「長州歩き旅」を始めました

七福神巡りの締めは、川越だっ

2007年01月27日 | 関東の旅(埼玉県)

⇒岡村家一族 2007年1月27日(土)
新春七福神巡りの締めとして、今日は川越へ出掛けたが、川越駅に着いてみて吃驚。JR・東武・西武の三社合同企画とかで、まずは受付から長蛇の列ではないかっ!。何だか嫌な予感がしつつも、何とか受付を済ませて最初の妙善寺(毘沙門天)を訪れると、やはりと言うか嫌な予感通りと言うか、早くも長蛇の列だぁ。
ま、JRの予想数が3,000人だから、東武・西武を合わせると多分5,000人以上が、たった二時間の間に訪れるのだから、タメゴロー以上に七福神も驚いただろうなぁ。よっぽど七福神巡りを止めて川越散策に切り替えようかとも思ったが、何とか気を取り直して大人しく列に並んだのだョ。
その後は、天然寺(寿老人)⇒中院⇒仙波東照宮喜多院(大黒天)⇒成田山別院(恵比寿天)⇒三芳野神社⇒川越城本丸御殿⇒氷川神社⇒一番街(蔵造り町並み)・時の鐘⇒大正浪漫夢通り⇒蓮馨寺(弁財天)⇒菓子屋横丁⇒見立寺(布袋尊)⇒妙昌寺(弁財天)と巡って、西武新宿線本川越駅でゴールし、「いもせんべい」の記念品を受け取る。
喜多院の五百羅漢(写真上)は、なかなか圧巻だった。江戸後期に作られたとのことだが、笑ったり怒ったり寂しげだったり悩んでいたり、人間の持ついろいろな表情や心情が現れていて、思わず時間を忘れてしまう。可笑しいのは、入り口では誰もが異口同音に、『これって、同じ表情のは無いんだって!』と叫ぶことだナ。どうも、デジタルコピーに慣れたアホな現代人は、大量=同じものと、すぐに感じてしまうようで、昔の人の考え方や行動に想いをはせることが、出来なくなってしまっているようだ。
三芳野神社の参道に掲げられた説明版によると、この参道は、童謡「通りゃんせ」に唄われた「天神さまの細道」らしい。今は「こぉこはどぉこの細道ぢゃ?」と問われる程細くはないが、この童謡が作られた当時は、多分この辺りも雑木林か畑が広がる長閑な場所であったろうなぁと想像してみた。
一番街周辺の、所謂「小江戸」と呼ばれる地区は、確かに蔵造りの町並みが保存されていて独特の雰囲気を醸し出しているのはいいのだが、通りのど真ん中を、車がひっきりなしに大きな顔をして通っているのには閉口した。それでなくても狭い通りなので、歩行者が車に気を付けながら歩かなければいけないのは、観光地としては落第。「小江戸」と言うネーミングで昔の風景を再現していると言いながら、車優先の状態を放置しているのは、どう考えても矛盾していると思うのだが、川越市長さんよっ!
解決策としては、商店街によくある「朝10時から夜8時までは諸車進入禁止」にするか、若しくは一方通行にして歩道をもっと拡げるか、でしょうナ。多分、自家用車で来る人も多いのだろうから、「小江戸巡回バス」を周辺の市営駐車場も経由するようにして、駐車場の入場券を見せればバス代を割り引くとかにすればいいんでないの?そうでもしないとリピーターは増えないよ、川越市長さん。
しかし、亀屋本店の「亀どら」(写真下)は、絶品だった。小江戸は余り記憶に残らなかったが、この銘品の味にはとても満足で㌃。「亀の最中」の方は、賞味期限に余裕があるので、来週の帰省時のお土産にしよう。楽しみに待て!


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