霊の「関東……もとい、長州ウォーキング」

「関東歩き旅」の続編で、「長州歩き旅」を始めました

金沢文庫から根岸まで

2005年11月05日 | 関東の旅(神奈川県)
岡村家一族
一ヶ月振り位にスッキリと晴れた土曜日になったので、気持ちよく出かけられた。今日は、前から気になっていた一つの「金沢文庫」に向かった。
京急本線の金沢文庫駅から歩いて10分程の所にあり、国宝や重文を含む展示はとても分かり易い。源から北条へと移り変わる大混乱の時代に、所謂殺し屋集団である武家が、和漢の書物を大切に保管し教養を深めていたということに感嘆する。親兄弟をも騙し合い殺し合うと言う、自分の命の明日をも知れぬ時代でありながら、この心の余裕はどこから来るのだろうか。平和な今の世の人間には、とても到達できない心境であることは確かだ。
すぐ隣に「称名寺」という古刹があり、見事な伽藍と庭園にしばし見とれる。このあたりを昔は六浦(むつうら)と呼んでいたそうで、能の「六浦」に出てくる称名寺はこの寺だと言うことに帰り道で気がついた。称名寺の裏山は、市民の森という名の森林公園になってて、ゼイゼイ言いながら頂上まで登り、眼下の横須賀や東京湾を見下ろして一休みする。
シーサイドラインの方へ出て、「海の公園」を散策する。とても手入れが行き届いた松林と砂浜が広大に広がるこの公園は、とても気持ちがいい。この辺りの住人は、ジョギングだろうがサイクリングだろうがウィンドサーフィンだろうが、思うままに楽しめそうで、羨ましい。
柴漁港の近くに「ブレーメン」という小さなパン屋があり、店の前に「オリジナルのじゃこパン」と書いてあるのが目についたので入ってみた。生憎とじゃこパンは売り切れだったので、他を当たって買い求めたのが写真だ。手前左は「マロンクリームパン」、奥は唐揚げとゆで卵を埋め込んだ「親子パン」で、この二つをおやつにいただいた。手前右の「あんぱん」は、帰ってからいただこう。
357号線を北上して鳥浜で右折し、「横浜ベイサイドマリーナ」を覗いて見る。よくある普通のアウトレットモールだが、ヨットハーバーに隣接しているというところがギャル心をくすぐるのだろう。…が、五十路のオジサンには余り用が無かった。
後は、杉田からJR根岸線沿いに歩き、結局、根岸駅で5時間を超えたのでJRで帰ることにした。

 

最新の画像もっと見る

コメントを投稿