僕の音 ソレアード 86年バージョン

最近、新しい機材をいくつか入れました。
演奏の依頼を受けた時によくあることですが、自分のPA機材を持ち込めないことがあります。
いつもの自分の音作りと違うと、なかなか調子が乗りませんし、会場の音が酷い事も良くあります。

そこで、あらかじめ音や、エフェクトを決めた状態でプリアンプを持ち込めば、開場のミキサーのラインインにつなぐだけでいつもの音になるはず・・というのが狙いです。

で、あれこれ機材を検討していたのですが、小型軽量で、エフェクトを搭載したもので、ワイヤレスの受信機をつないでも問題なく使えるものがなかなか見当たりません。
（機材によっては、手元の送信機のスイッチを切った途端に酷いノイズが出るものもあります。）

かなり悩んで、ベリンガーの小型のミキサーを使ってみることにしました。
XENYX1002FX

重さは1.2kg軽量です。
ベリンガーは長年使っている上にコイツは価格も1万円弱と安いのでGOODです。
エフェクトは86~88がdelay+reverbで、今回は試しに88番を使って録音してみました。
ちょっとdelayが残りすぎるかな？という感じでしょうか？86番のほうが良かったかもしれません。
コンプレッサーもついているのでうまく使うといい感じになりそうです。
これをYAMAHAのEMX5016cfのライン入力に入れ、YAMAHA側のエフェクトをすべてoff、toneもすべて中点という状態です。

で、その音がこれ
僕の音
ソレアード86


あまりいい演奏ではないというか、演奏は納得していないのですが、とりあえず機材テストという事でご容赦ください。

ニニ・ロッソのコンサートの会場の音というのがいつも僕の目標なのですが、なかなか難しい。PAというのも奥が深いものです。