今日も気分はニニ・ロッソ

私J.Yasudaがニニ・ロッソの思い出など、思いつくままに語ります。
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エストレリータ 僕の音

2007年12月02日 23時24分44秒 | 僕の音
エストレリータ 僕の音

僕が「何かやれ!」といわれた時にやる曲の一つです。
この曲は、トランペットの演奏としてはハリー・ジェームズが有名ですが、僕はコンサートで聞いたニニ・ロッソの演奏が強く印象に残っています。

「エストレリータ」のような曲を演奏するには、技術的な問題よりも、何より「色気」が不可欠で、ニニはこのあたりは得意中の得意だといえるでしょう。

大衆音楽で成功したトランペット奏者に共通した一つの要素は「色気」です。

僕を含め、トランペットが上手くなりたいと願う人は、というより美しい音楽を演奏したいと思う全ての人は、楽譜だけを睨んでいても多分ダメで、たくさん美しいものを見て、たくさんの美しさを感じ、そしてたくさん恋をし、何度かフラれるといった経験をしなければならないようです。

音楽というのは本当にたいへんです。

今日も気分はニニ・ロッソ

僕の音↓
エストレリータ

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4 コメント

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こんばんは (恵麻)
2007-12-02 23:44:30
はじめまして。中学2年生でトランペットを吹いている恵麻と言います。(^ー^)
私もニニ・ロッソが大好きで、時々このブログを拝見させていただいています。ブログ形式はとっても見やすくて、このブログがあるのに感謝しています!

それで、突然相談なのですが、私は最近先生に、
「出だしが低くて音が暗い」と言われていて、がんばって直そうと決意したのですが、どういった練習をしたらいいのかさっぱりわかりません;
音の暗さと出だしの理由で、アンサンブルコンテストも2年のトランペットの中で私1人だけが落ちてしまったので、悔しくて、みんながアンサンブルの練習をする4週間ほどの間に改善したいと思っています。
どういった練習法をとったらいいでしょうか??本当に突然ですいません。;
返信する
パチパチパチ、、、 (binbougaka)
2007-12-03 00:22:40
エストレリータ、私も大好きです。そうですよね?色気が大事ですよね。ニニもさることながらYASUDAさまの演奏も、色気が溢れていますね。私の演奏は、まだまだ色気が希少です。レガートタンギングの習得しなければなりません。
先日重量感のあるRUDY MUCKマッピーを参考に、マウスピースエフェクターなるものを入手致しました。http://www.shires.co.jp/Tp/TpAccssry/Najoom.htm
無難にミディアムを選びましたが、今のところ気に入っています。
返信する
参考までに (管理人/J.Yasuda)
2007-12-03 19:42:54
「出だしが低くて音が暗い」という現象は、「道具」「奏法」「練習」の3点のいずれの問題でも起こりうる事のように思います。

それぞれについて思いつくままに書いてみますが、残念ながら僕はプロではないので確信を持ってお教できる自信はありません。
あくまでご参考までにということで、お許しください。

「道具」が原因?
マウスピースが、あなたに合っていないのではないかと思います。
マウスピースは、ご自身の体格、体力も考慮して選択されるべきで、マウスピースが大き過ぎたり、深過ぎる場合には、立ち上がりが悪くなり、音の輝きが減り、音色は暗くなり、ピッチは下がり気味になります。多くの人が「道具の方に人間が合わせる」をやっています。実際、中学生が、大きなマウスピースで苦労しているのをよく見かけます。もう少し浅く、小さいものに替えてみてはいかがでしょうか?

「奏法」が原因?
立ち上がりが悪く、音色が暗いということを考えると、アパチュア(唇の真ん中の息が通る穴)が閉じているのではないかと思われます。
閉じていて、息を入れるとマウスピースの中に唇が入り込んでやっと開くような状況です。

マウスピースを口にセットしたときに舌で歯の先を探ってみて、唇が上の前歯の先より下にあるようなら(歯に唇がかぶさっている)前歯の先端と唇の先はほぼ同じ位置か、ほんのわずか唇が下にあるのが理想といわれています。
マウスピースを口にセットしたときに上の前歯の先よりも唇が下にあるようならほぼ同じところまで唇を(立てるように)上げてみてください。
これでアパチュアが開きます。

「練習」の問題?
音の立ち上がりを良くする練習としては、楽器を口に当てたらすぐ八分音符くらいの短い音を1発吹いてすぐ楽器を口から放します。(音は真ん中のソでいいでしょう)
これを繰り返します。
昔師事していた先生から1日にこれを500発吹けといわれたことがあります。

例えばピアノの鍵盤を叩くとポンと音がします。ローマ字であらわすと「PON」ですがトランペットでもこの「PON」の「P」が聞こえるように注意して吹きます。八分音符のような短い音は特に難しく、なかなかきれいに「プッ」という音が出ないものです。

経験的には、これを続けると音の立ち上がりは飛躍的に良くなります。

アンサンブルコンテストに落ちたということで悔しい思いをなさっていると思います。
僕にも中学生の頃、似たような経験があります。
どうぞ、気を落とさずにがんばって!、演奏を楽しみ続けてください。

そしていつか、恵麻さんの楽器が、恵麻さんの歌を歌い始めることを心よりお祈りしています。
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ありがとうございます! (恵麻)
2007-12-03 23:10:02
こんなこと書いてホントによかったのかなぁ・・と不安になっていたけれど、すごく丁寧なお返事ですごくうれしいです。ありがとうございます!!

マウスピースは最近、代えたんですよ・・。前はヤマハので、1年の3月頃に買った楽器についていた物だったんです。それで、先生に付属のマウスピースの方がいいやつだからそれを使いなさい、と言われたので使っていたBachのからそれに代えたんです。
けれど、最近になって、マウスピースに詳しい先生がいらっしゃって、普通中学生はBachのマウスピースを使っていると言われたので、Bachのにまた代えたんです。慣れていないから吹くにくいのもしょうがないかぁ・・・と思っているのですが・・もうすこし様子を見てみます。(^^)

あと、数々のアドバイス、本当にありがとうございます!!早速、実践してみますね。時間は長くかかるかもしれませんが、悔しさをバネにがんばります。

それと、暖かい応援の言葉、ありがとうございます。みんな、私に気をつかってそのことについては触れてこないというか・・・誰も「がんばれ」なんて言ってくれなかったし、私と似た体験をした人も周りにいなかったので、本当にうれしいです!

改善されてきたら、またご報告しますね!!
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