あしあと

愛悠館動物慰霊センター12年の歩み。趣味のマラソン、俳句のことや愛犬花ちゃんのこと。好きな小説や映画の話し。

カイツブリの家族とカモメの団体さん

2010-01-09 15:52:08 | Weblog
 早朝の内川でカモメの群れに混じって、五羽のカイツブリ(鳰=にお)が仲良く泳いでいるのを見かけました。
 忙しく飛び回るカモメを気にも留めずに、親鳥の後ろを必死で泳ぐ子どもたちの愛くるしい姿は、厳しい寒さをひと時忘れさせてくれました。


 

屋根の上の子猫とチャンチャンコを着た老犬

2010-01-09 09:35:48 | Weblog
 ザビエル公園の公衆トイレの屋根の上に、一匹の子猫が棲んでいます。
この猫を初めて見たのは昨年の夏の終わり頃でした。まだ生後二~三ヶ月くらいの小さな子で、お腹が空いているのかしきりに「ミャーミャー」と鳴いていました。
 屋根の上で生まれたのか、それとも何かに怯えて木をよじ登って飛び移ったものの、そのまま降りてこられなくなってしまったのか不思議に思っていました。
 その後は姿を見かけることもなく、すっかり忘れてしまっていましたが、先日トイレのそばを通った時に鳴き声が聞こえて見上げてみると、紛れもなくあのときの猫が私を見下ろしていました。
 大人が手を伸ばしても届かない屋根の上で、しかも決して地上に降りようともせずにどうして食べ物を得ていたのか、殆ど成猫に近い大きさに成長していました。
 きっと誰かがエサを放り投げて、与えていたのでしょうね。


 

  

それに引き換え、こちらの老犬は孫のお下がりのチャンチャンコを着て温く温くとお休みです。


お正月ア・ラ・カルト

2010-01-05 12:12:21 | Weblog
大晦日
 かつては大晦日といえば炬燵に入って一杯やりながら「紅白」を見て、「行く年、来る年」の除夜の鐘を聞き終わってから床に付くというパターンが、永遠に変わることのないものと思い込んでいたこともありましたが、いつの頃からか、除夜の鐘はおろか「紅白」も殆ど見ず終いに眠ってしまうようになりました。
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元旦
 五時に起きて走り初め。予想気温は1度ということでしたが、風が強く体感温度はおそらく0度を下回っていたのではないでしょうか。
 走り終わった後は年に一度の贅沢、朝風呂をゆっくりと浴びてお楽しみのお節料理のご開帳!お重は今年も去年に続いて、会社の近くの割烹「吉忠」さんで作ってもらいました。
 そしてそして、これまた年に一度の自分へのご褒美、「箱根」を見ながら朝酒を心ゆくまで妻と酌み交わしました。




 一眠りしたあと夕方近く、玉出の長女のマンションに長男、次男夫婦、四女、ミセスKさんとKさんの弟S君などが大集合、元旦恒例の「宴」を楽しみました。花ちゃんも黒毛和牛のお肉をお腹一杯食べて大満足。でもシャルルちゃんは何故か冷蔵庫の上に避難したまま、最後までとうとう降りてきませんでした。


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二日
 久しぶりに暖かい一日。三名様を内川の遊歩道へ連れ出しましたが、慣れない「二人」はウロチョロするばかりで散歩にならず、花ちゃんの不満は募るばかりでした。


昨夜遅くに帰国した次女夫婦が、ようやく「かれん」と「ゆうり」を迎えに来ました。淋しさも限界に達しかけていた「二人」は、狂喜乱舞!
一足遅れて三女夫婦が孫を連れて到着、妻の姉のT子さんも加わり狭い家の中はまるで戦場と化してしまいました。
 夜は娘たちが出し合って、豪華絢爛「ふぐ鍋」パーティーで大盛り上がり。
 そして次女夫婦に連れられて、例の「二人」は待望のマイ・ホームへと帰ってゆきました。
 しかし、孫たちが眠るまでは我が家に平和は訪れません。

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三日
毎年楽しみにしている「ライス・ボール」を観戦。応援空しく「関大カイザーズ」が惜敗、しかし初出場にしては良く健闘しました。



夕食後孫たちも帰り、我が家に久しぶりの静寂が訪れました。
 今年は2005年の「義経」以来5年ぶりに、NHKの大河ドラマを見ることにしました。理由は、歴史上の人物の中で最も敬愛しているのが坂本龍馬だからです。それも、尊敬というよりもむしろその人間味に愛着を感じるといった感じであります。
 岩崎弥太郎役の香川照之は予想に違わずいい味を出していましたが、主演の福山雅治も、ちょっと草食系龍馬という感じはするものの、思いのほか適役だったかもしれません。
 次回以降を楽しみにしています。
 一緒に見ていたはずの妻は、孫と孫犬たちが帰った後の虚脱感からか、椅子に座ったまま既に意識朦朧のようです。